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長崎の旅2017【池島炭鉱跡その二】

2017-04-23 | 長崎の旅2017

行きのバスでそばを通って、気になっていた施設を見にやってきた。

この大掛かりな装置は石炭を使った石炭火力発電所で、昭和41年に設置されたものだそう。

 

 

この発電所には発電時のボイラーの蒸気を利用し、海水から真水をつくる装置がある。

日本で初めて設置されたものだとか。

 

 

この旧発電造水施設がただならぬ迫力で迫ってくる。

まるでハウルの動く城のような・・

 

 

錆びて、朽ち果てるがままに任せた施設が一層凄みを醸し出してた。

 

 

 

 

 

 

錆びフェチにはたまらん光景・・

 

 

フェリーターミナルの対岸は貯炭場、積込場として使われていたところで、

炭鉱稼働当時は多くの石炭輸送船でにぎわっていたという。

最も大きなこの機械はジブローダーといって、貯炭場に運ばれた石炭をベルトコンベアーに積み込む機械だそう。

 

 

貯炭場から斜面に沿って選炭工場、シックナーなどの建物や設備が並ぶ。

この辺りはさすがに立ち入り禁止区域のよう

   

 

 

  

ちょうど炭鉱内のツアーの参加者がトロッコに乗って帰ってきた。

 

 

これで島内を大体一通り回ることができた。

フェリーの本数はそれほどないので、予定してた帰りのフェリーで帰途についた。

池島炭鉱が閉山したのは平成13年だし、まだ住まわれている人々もおられるということで

廃墟施設が多数の中、風化途中の生々しさも残る貴重な産業遺産をじっくりと見ることができ、

興味深い体験をすることができた。

 

 

 

 

 

 

 


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