転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



腹具合はほぼ良くなり(^_^;、普通に家事はしているのだが、
まだもうちょっと、軽い腹痛が残っている。
なので、ここはひとつ、景気づけにワルいことでも考えよう、
と思って、きょうは5月上旬道楽三昧の計画を詰めることにした。

まず、5月4日ポゴレリチ金沢公演は、昨日うまくチケットが取れたので、
前泊の予約をして、……と思っていたら、主人まで一緒に来ることになり、
私の、昨年9月に続く一人旅の夢は、潰えた(殴)。
主人はこれまで富山県を観光したことがないのだそうで
私と一緒に金沢で遊んでから、翌日ひとりで富山に遠征する、と決めた。
富山はどこが見どころ?と自称ツアコンのくせに訊くので、
通訳ガイド試験のために覚えた知識で
「宇奈月温泉、黒部峡谷。富山湾は蜃気楼で有名。ホタルイカが美味い」
と機械的に答えておいたが、勿論私だって一度も行ったことはないのだ。
しかし私は今回、富山には行かずに金沢だけで一旦、帰ることにしている。
なぜなら、その翌週にはすぐ、ポゴレリチ東京公演があるからだ。

そのサントリーホールでの公演については、もし7日と9日の両方を聴くと、
三泊四日になってしまい、日程的に厳し過ぎるから、さすがに無理だ。
選ぶとなれば、リサイタルは13日に名古屋でもあるのだし、
7日の協奏曲だけを聴くことになるだろう。
そうしたら、今度こそ私は東京一人旅一泊二日にしよう。
ということで、これは独断でホテルを決めて、もう取った。
連休明けの月曜日のため、びっくりするほど安いプランがあって、
それにしたのだが、キャンセルポリシーは結構厳しかった(^_^;。
これはどうでも、這ってでも行かなくては(爆)。

さてそうなると、翌日8日は平日でありながら朝からフリー、
帰りもひとりで自由に動けるわけだから、
いっそ大阪で途中下車して、松竹座に寄るのはどうだろうか。
そう考えて、松竹座の團菊祭のページを開いたら、これがまた、
かなり面白そうなことになっていた。
團菊祭五月大歌舞伎(大阪松竹座)
今年は、團十郎・菊五郎がそれぞれ別の芝居で主演するのではなく、
両者共演の演目が、昼と夜のメインとして一本ずつ組まれているのだ。
昼が『寺子屋』、『身替座禅』(團菊出演)、『封印切』、
夜が、『絵本太功記』(團菊出演)、『高坏』、『ゆうれい貸屋』。

しかし、どう考えても、ポゴレリチをマトモに食らった翌日に、
松竹座昼夜通しをやる元気が私に残っているとは思えない。
これは腹をくくって『身替座禅』一本に絞るか(^_^;。
何しろ今回は、團十郎の玉の井が観られるのだ。
これはかねてから私が、團菊祭でいっぺんやって貰えないだろうか、
と念願していた顔合わせ
で、見逃すテはないだろう。
ちなみに『寺子屋』は、以前、まだ新之助だった海老蔵が松王丸を演って
あまりの間延び加減に私は爆睡できたという、ヒドい記憶があるのだが、
今回は見違えるように立派になった海老蔵が武部源蔵、
松王丸には松緑ということで、これまたなかなか楽しみだ。
そうだ、これでいい、昼だけ観よう、團菊祭……(殴)。

それでだ。
團菊祭のチケット発売は、4月5日(木)10:00からだ。
問答無用で3等席5,000円狙いだ。1等なんか座ってたまるか。
なんたって、直後にポゴレリチ名古屋遠征(日帰り必至)が控えているのだ。
そのためにも、とにかくチケット発売日を忘れないように気をつけなければ。
そして今度こそ、ちゃんと期日までに引き替えに行かなくては。
勿論、公演を観に行くこと自体を、忘れないようにしなければ……(爆)。

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