転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・明日がバレンタインデー、つまり『友チョコ配りの日』なので
娘は昨日の夜になってから、例年通り、チョコレートを作った。
私は、ほとんど手出しをしなくても、娘はひとりであれこれ作った。
しかし、自分で用意した材料では若干、足りず、
予定した分量の三分の二くらいしか出来なかったので、
「できたら、もうちょっと買っておいてくだしゃいませんか(^_^;」
と頼まれ、仕方が無いから私がきょうの昼間、東急ハンズまで、
製菓用チョコレートや、トッピングのキラキラを仕入れに行った。
ついでに(殴)、実家父に私から渡すチョコレートもデパートで買った。
私は菓子づくりの趣味など無く、というより料理全般が大嫌いなので、
手作りチョコなんて、シコシコとこしらえたことなど一度もないのだが、
娘はひたすら、女友達と交換するために、
チョコレート作りを過去5年間の女子校生活で身につけた。偉いわぁ。

・昼前、実家の母がメールをくれた。
それによると、耳鳴りはいっこうに改善せず、昨日は座骨神経痛もあったが、
きょうは腰だけは随分と改善して、動けるようになってきた、とのことだった。
ただ、外はみぞれだし毎日寒いから、外出する元気は無い、というので、
『明日、伺います。何かご注文ありますか』
と訊ねたら、
『美容室にも長い間行けていないので、髪を切ってくれませんか』
と来た。母は日頃は、長い髪をくくって上げて、ピンで留めているのだが、
『来月の初めのMRI検査のときには、ヘアピンはいけないと言われました。
このままでは検査に行けません。留めなくて良い髪型にしたいのです』
ということだった。
うぅむ。私が切ったら、別の意味で検査に行けなくなるのでは……(汗)。
(真面目な話、この件は、かつて姑もお世話になった訪問美容の業者さんを
実家母にも紹介しようと思う。在宅でシャンプー・カット・パーマなど可能。)

・ホイットニー・ヒューストンが亡くなった、というニュースを見ても
95年生まれの娘は、咄嗟に彼女が誰なのかわからなかった。
80年代後半に立て続けにヒットを飛ばし、映画『ボディガード』が92年、
となれば、すべて娘が生まれる前に終わってしまったことだった。
私本人は、ホイットニー・ヒューストンと言えば、
『I Will Always Love You』よりも、彼女のほとんど最初期のヒットである
『Saving All My Love For You』のほうに、いろいろと思い出があるのだが、
「どんな曲だっけ?」と主人に訊かれて、歌ってみせるのに困った。
歌詞も旋律も覚えているが、あの声でインプットされた曲は、
自分の歌の力で再現できる範疇を大幅に超えている、
という気分になったからだ。
転妻「彼女の声は凄いもの。あんなの、私は歌ってみせれんよ」
転夫「別に、本人そっくりに歌えなんて誰も最初から頼んどらん」
転妻「そりゃ勿論わかっとるが、違うものは違う。とてもじゃないが、できん」
という会話をしていたら、娘が、あくびの延長みたいなヤル気のない声で言った。
転娘「ねえ、ホイットニー・ヒューストンって、
 ♪あんだーーーーーいやーーー?」
……転娘、怖い子…!!!!

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