転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・娘は明日、友人宅に5人だか6人だかで集まり、
チョコフォンデュ&チーズフォンデュのパーティーをやるそうで、
材料を、参加者それぞれが割り当てられ持ち寄ることになっているらしい。
娘の担当は、ウインナソーセージ2袋とプリッツ2箱だそうだ。
そのあと、明後日は娘は、例年の如く友チョコ作りをせねばならない。
食いもんの話になると、このうえなくマメで行動的なのは相変わらずだ。
最終的には、きっとチョコ作りを手伝わされるのだろうと思うと、
今、私は気持ちが沈んで来るのを、とめることができない(^_^;。

・曾野綾子『飼猫ボタ子の生活と意見』を先日来、読んでいた。
かなり昔、同じ著者による『ボクは猫よ』を読んだことがあって、
裏見成平・阿野文子という作家夫婦の家に飼われている猫が、
自分の見聞きしたことを風刺の効いた視点から語るという意味では、
『ボクは―』も『ボタ子』も全く同じ設定だったが、
特に今回の話が『ボクは―』の続編になっているというのでもなかった。
猫は代替わりして、前にいた猫のことなんか知らないのだろう(^_^;。
曾野綾子氏に関しては、特にその発言内容について賛否があるとは思うが、
彼女の作品は、私は中学生だった頃からかなりの数を読んでいて、
「ミもフタもない本当のこと」を恐れげもなく(^_^;書かれている点を、
今も昔も、とても気に入っている。
この人の話は、なんというか、真っ正直に読んで大真面目に怒るようでは、
読者として、負けだ(^_^;、と私は感じている。
そういう意味合いで、感銘を受けた箇所はこの本にもいろいろあったが、
敢えて今回の私的ヒットを挙げるなら、
『人間には、生来、絵になる人と、漫画になる人とがいるんだわ』。

・歌舞伎『四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)』を
YouTubeで発見し(http://www.youtube.com/watch?v=uwRzkLrGhsc)、
このところ、私の、初代 辰之助への愛が(笑)再燃している。
この録画は、昭和58(1983)年に二代目 松緑が『富蔵』を演じたときのもので、
辰之助は『西大牢の場』で『隅の隠居』として出演している(55:50頃から)。
当代 松緑(昭和50(1975)年生まれ)がまだ小学校低学年だった頃に、
彼の祖父と父とが務めた舞台の録画ということになり、
両名のみならず、出演している主立った役者さんの大半は、既に故人だし、
團十郎や三津五郎も、それぞれ、前名の海老蔵・八十助で出ていたりして、
私には割と最近のつもりが、よく考えてみたら30年近く前の舞台だった。
辰之助の記憶は私の中には残っているが、改めて検索してみると、
ネットで読める記事にはもう、彼の記録はあまり見つからず、
私は今、古書の『現代若手歌舞伎俳優集〈4〉尾上辰之助』を買うかどうか
割と真剣に悩んでいる。なにしろ高くて(爆)。
amazonだと、目下、一番安くて6799円、高いやつだと17880円。

・………などと、ウかれたことを考えていないで、早くやれよ確定申告。

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