転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



兄のイーヴォ・ポゴレリチの来日が来年5月と発表されたが、
弟のロヴロ・ポゴレリチも今年の12月に来日することになっており、
しかも当初、招聘元のサイトには東京公演だけしか出ていなかったのが、
ふと改めて行ってみたら、名古屋公演と大阪公演が追加されていた。

ロヴロ・ポゴレリッチ コンサート(プロ アルテ ムジケ)
【大阪公演】公演日 : 2011/12/13 (Tue) 19:00
会場 : ザ・フェニックスホール
\5,000~3,000 (税込)

【名古屋公演】公演日 : 2011/12/14 (Wed) 18:45
会場: 電気文化会館 ザ・コンサートホール
\5,000~3,000 (税込)

【東京公演】公演日 : 2011/12/15 (Thu) 19:00
会場 : 東京文化会館小ホール
\5,500~3,500 (税込)

大阪なら私も行けないことはないかもしれない。
そもそもが、私のは、イーヴォの弟だから聴いてみたい、というヨコシマな動機で、
更に、聴いたあとは多分、頭の中でイーヴォと比較してどうだこうだと
最初に考えるに決まっているので、
初めて生を聴く演奏家と、こういう出会い方をするのは良いのかな?
と、多少、自分にブレーキをかけるような思いもあるのだが、
でもせっかく大阪まで来てくれるのだし、
やはり逃したくないというのが正直なところだ。
プログラムにも、兄と完全にカブったムソルグスキー「展覧会の絵」があるし。

ときに、常日頃、私が道楽で出歩くことを、主人だって娘だって、
断じて、大賛成して心から応援してくれているワケではないのだが(当たり前だ)、
それでもここ数年、「ポゴレリチなら仕方が無い、特別だ」というような、
変な了解が、家族の間にできあがっているのを私は感じている。
東京で2公演聴いたあと、帰ってきてすぐまた福岡に行ってひとりで一泊、
みたいな凄まじい連続自分勝手(爆)が去年、主人に受け入れられたのも、
ひとえに、相手が(!)イーヴォ・ポゴレリチだったから、だ。

さて今回、「実はさー、ポゴレリチの、弟さんが、来るんだよねー」と言ったら、
「なるほど弟なら仕方がないな」という了解が、果たして得られるだろうか(笑)。
師走はそうでなくても、南座の顔見世とか、いろいろありそうだし、
何より、そのあと半年も待たずに本命の兄のほうがあるのだが……

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