転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



娘が夏休みになり、高2対象の補習前期分も終わってしまってからは、
私はもう全然、彼女のスケジュールが把握できなくなった。
本人はマメに報告してくれてはいるのだが、
「○日、友達と遊びに行くから」
「△日は○○ちゃんの家でミシン借りて聖書袋を縫うから(=家庭科の宿題)」
「やっぱ○日に遊ぶのヤメになって、×日に変わったから」
……等々、新しい予定が加わるのと前の予定が修正されることが繰り返され、
私は一応それらを手帳に書きはするが、全く覚えていられなくなった。

おまけに娘は、ひどく寝坊だ。
とんでもない時間に起きてきて、朝ご飯か昼ご飯かわからぬものを食べる。
はじめのうち、私は娘の予定を思い出しながら時計を見ては、
食事時間なども「あと少しで昼食」みたいなタイミングになると
わざわざ娘を起こして、我が家の(=私の)昼食に間に合うようにしてやっていたが、
考えてみたら、もはや、そんなに過保護にする必要は、全然なかった。
どうせ数年後には、家を出て下宿する可能性が高いのだ。アホらし。

もう、勝手に目覚ましかけて勝手に起きて、勝手に何か食べて、勝手に出ろ。
私は把握しないし、正規の調理時間(汗)以外には台所の世話もしない。
洗濯機も私は定時にまわすだけだから、間に合ったら出しとけ。
それで、自分で予定を忘れたり約束に遅刻したりしても、
いわゆる自己責任ということでお願いします。
幸い、今は携帯やメールがあるから、友人との連絡も自力でなんとかなるだろう。

娘はそれで全く構わないと言った。
しかしそれでも、相変わらず、
「○日に△子ちゃんとこに遊びに行くから」
と私への報告は怠らない娘なのだった。そして性懲りも無く、
「あ、前に言った×日の予定、やっぱり延期になった。またあとで決める」
などと、途中経過まで教えてくれるのだ。律儀なヤツ(^_^;。
いや勿論それは基本的には完全に望ましい。
手取り足取りスケジュール管理をしてやる必要は無いにしても、
保護者が子供の動きを把握するのは当然だ。
子供がどこへ行ったか親がわかっていないなどということがあってはいけない。

ちなみにどうしてそんなに予定変更が多いのかというと、
理由のひとつは、一緒に遊ぶ予定の面々のうち何人かが演劇部で、
部活の休みが日曜日に限られているからだそうだ。
日曜日限定となると、今度はほかの子が家族と出かけたり習い事があったりして、
別の差し支えが出来ることも多く、どうも必ず誰かが欠けてしまうので、
皆が揃う日を探して際限なく予定変更を繰り返しているらしい。

友情篤いっていうか、気が長いっていうか(^_^;。

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