転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
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HN「転勤族の妻よしこ」、筆名「山田亜葵」。家族は、転夫まーくん(またの名を「ツアコンころもん」)、転娘みーちゃん(1995年生まれ。首都圏在住。会社員)。
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そりゃもう日本家屋の風呂が最高
雑日記
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2010年11月04日 14時35分20秒
在日外国人から見た「日本のお風呂評価」
(ナリナリドットコム)
このところ我が家でも、主人と娘が漫画『テルマエ・ロマエ』にハマり
私も読ませて貰って、大いに笑っていたのだが、
どうやら日本のお風呂は、外国人から見ても気持ちの良いものらしい。
生まれてこのかた、ほとんどずっと在日日本人である私など、
外国式の風呂なんて、金輪際、良いと思えるはずがありません~。
私は80年代初頭、18歳で初めてホテル宿泊(日本国内)を経験し、
西洋式のユニットバスというものを知ったのだが、
当時、中国山地沿いの寒村から出てきた私としては
(実家では私がかなり大きくなるまで長い間、五右衛門風呂だった・爆)、
まず一番困ったのはバスタブの中で体を洗うという方式だった。
せっかく綺麗な湯をはっているのに、洗い場がないために
外へ出て湯をくみ出して体にかける、ということができないし、
バスタブを泡だらけにしてそこで洗うしかなく、不快極まりなかった。
三点ユニットの使い方を理解している現在でも、快適とは全く思えない。
体を洗ったあとも、再度、時間をかけて湯をはるか(待つ間が寒い)、
さもなくばシャワーのみで泡を流して、入浴を終わらなければならない。
あんな具合の悪いものをどうして疑問も持たずに使用できるのか、
私には永遠の謎だ。
むこうの人たちには「風呂でぬくもる」という気持ちが全くないのだろう、
とは思うが、冷え性の私には、到底受け入れられない構造だ。
だいたい、根本的におかしいのではないかといつも思うのは、
あのバスタブのサイズ、というか浅さだ。
西洋式バスタブは、中で真っ平らに寝ないと全身を湯に浸すことができない。
いや、正直に言うと、私の体型ではかなり湯をいっぱいにはらないと、
中で平らに寝てさえも、腹や胸の表面が(爆)湯から出てしまう。
バスタブの中で体育座りでもしようものなら、
せいぜいウエストくらいまでしか浸かれない。
アメリカ人の男性などやたらデカいのに、これがなんともないのか、
と私は今でも不思議でたまらない。
ポゴ氏なんて2メートル近い長身に100キロほどの体重だと聞いたが
一体全体、どんなスタイルで風呂に入っているのか。
89年の夏、24歳だった私は決死の覚悟で初めての海外に向かったのだが、
NY大学の学生寮のバスルームを見たときにはビックリした。
天上付近にシャワーヘッドが取り付けられていて、完全に固定されており、
人間のほうが、シャワーの下で適当に移動して湯を(水を)浴びるのだった。
日本だったら、小学校の外のプールでしか見ない設備だ。
なんというアホな。日本のシャワーは、うちみたいな田舎でも手で持てるぞ。
その2年後に初めてロンドンに行ったときも、
ホテルに泊まったら、やはり同じようなつくりになっていた。
いきなり水栓をひねったために、頭上からドバシャー!と水が降ってきて
私は夜中に死にそうになったものだった。
シャワーなんてもともと欧米から来たものではないか。
なんでこんな、いつまでも頭の悪い構造になっているのか。
温度調節だの浴槽乾燥システムだの以前の話だ。
こうしたシャワーの機能の点でも、前述のバスタブの深さ等の設計の点でも、
学生のとき近所にあった銭湯の『小平浴場』『ももの湯』の設備や、
結婚後に住んだ官舎の風呂などのほうが、
NYUのヘイドン・ホールやロンドンのノボテルより
よほどマシだったと私は今でも力いっぱい断言できる。
銭湯など昭和の遺物だから、最新鋭でもトレンディでもなかったし、
官舎に至っては住居として相当低い水準の物件だったが、それでも、だ。
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