転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日に引き続き、実家の村の、氏神様の例大祭だった。
11月3日は晴れの特異日だそうで、本日も例に漏れず
温かく文句なしの秋晴れだった。
(ちなみに、去年の話一昨年の話。)

昨日に引き続きたくさんの露店が並び、
昼過ぎから社殿で祭典が行われたあとは、巫女舞が奉納され、
それが終わると各町内会から出る御神輿・俵もみが境内に上がってきて、
最後は神職さんや総代さんたちによる盛大な餅まき、
……等々と派手な行事が次々とあり、神社は夕方まで大賑わいだった。
今夜は地区ごとに反省会と称する打ち上げが更に続くのだそうだ。

きょうは娘も学校がお休みで、露店の鯛焼き目当てで一緒に来たので、
久しぶりに親戚とも顔を合わせることになった。
娘は、私より10センチは大きいので、親戚の皆から身長を訊ねられ、
「あまり大きい言うてなんべんも言うちゃ、悪いかね」
「ほじゃが、ほんまに背高(せぃたか)さんじゃね」
と叔母たちに感心され、叔父には、
「大丈夫じゃ、タテに育ったけ。ヨコはお母さんの後ろにおれば目立たん」
と笑われていた。
ちなみに、80歳超の母は、今では若い頃より身長が5センチ縮み、
母より十歳若い叔母は、1センチ縮んだ、と言っていた。
「7センチも縮んだ言う男の人が近所におっちゃった(=いらっしゃった)よ。
そように(=そのように)見栄はってんなくてもええ思うたけどね」
と叔母が笑っていたが、実際、人間が年を取ると、
何歳くらいから何センチくらい縮むのが平均なのだろうかな(^◇^;)?

それにしても毎年思うことなのだが、
こんな寒村の過疎地なのに、どうして祭りというと、
これほど大勢の人が集まって来るのだろうかと不思議なほどだ。
母が言うには、この秋祭りと、正月の初詣だけは人が多い、
ということだった。
「くろなっても(暗くなっても)金髪のお兄さんなんかが
何人も神社へ参っては、そのへん歩いてんねん」
と母は言った。

この話を聞きながら私は、
40年もこの村に住んでいるのに、相変わらず関西弁な母も凄いな、
と別なことを同時に考えていた(^_^;)。

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