転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今までの婦人科クリニックはバスで行く場所だったので、
きょうは、思いついて、家から徒歩で行ける婦人科に、
初診だったが出かけてみた。

これまでの、エコーの写真やMRI所見などの書類も持参し、
概略を話して、さっそく改めてエコーで診て戴いたところ、
粘膜下筋腫ひとつと、透明な水が入っているらしい多房性嚢胞とがあって、
「こういう嚢胞があるのは初めて見ましたよ。珍しいですね」
と感心された。いや、こんなことで珍重がられてもな(^^ゞ。

去年のMRIのときには既にこの嚢胞の存在は記録されているので、
少なくともこの1年、変わらずにそこにある、ということらしかった。
大きさも変わっていないので、特に心配なものではないそうだ。
ここでひとつ驚いたのは、私がサイズを尋ねたら、筋腫も嚢胞も、
いずれも大きさは1センチちょっとだと言われたことだった。
今まで、5センチとか3センチとか言われていたのは、どこへ!?
私が何か聞き間違えてずっと誤解していたということなのか?

だが、そのかわりというか、左卵巣のほうが、
今までもたびたび単胞性嚢胞を指摘されて来たのだけれども、
きょうは、過去最高のサイズである約5センチの嚢胞があると言われた。
こっちが5センチか。そういえば、記憶をたぐってみると、
「左側のが、変性筋腫か卵巣腫瘍か、区別がつかん」
と前の先生が仰って、去年MRI検査になったのだが、
もしかして、エコーで見ると前からこうだったということはないか??
つくづく、画像診断というのは難しいものなのだろうなと思った。

ともあれ去年のMRIにも「左卵巣内部の出血信号」の記録があることから、
「出血ってことは、卵巣チョコレート嚢胞でしょう」
とのことだった。
なんと、私は自覚はなかったが一種の子宮内膜症だったわけか。
確かチョコレート嚢胞は厳密には卵巣由来の腫瘍ではない筈だが、
見た目、卵巣癌との鑑別が難しいことがある、
って誰か言ってなかったっけ?憂鬱だな~~(--#)。

で、この先生の治療方針としては、第一選択は低用量ピル。
でも私は、高血圧の傾向があってピルには慎重になるべきなので、
次善の策として、リュープリンの注射はどうかと提案された。

う~~ん(^^ゞ。
リュープリンは、内容としてはつまりスプレキュアと同じですね。
まあ、スプレキュアみたいな点鼻という形式でないところだけは、
鼻炎扁桃炎持ちの私としては、やや、ありがたいのだが・・・。

私「注射、半年後にやめたら、また筋腫や内膜症が悪化しませんか」
医「そういう場合が、多いですね」
(おお!この先生は、私のシロウト知識に同意して下さった!!)
医「ですが、やめた瞬間から直ちに悪化するわけではなくて、最悪でも、
 数ヶ月は良い状態が続きますよ。で、また半年あけて、
 悪くなってれば、注射を再開すれば良い、ということになりますね」
私「私のような粘膜下筋腫では、それが原因で多量に出血を起こすとか」
医「そういう例は多くないと思います。むしろ貴女の年齢では、
 これは断然、やったほうがラクになると思いますよ」

・・・・・・・・・・。
まあ、最悪、効果が薄くて副作用ばかり強かったとしても、
まさかこれで一生を棒に振るワケではあるまいから、
一度、リュープリンをやってみても、良いかもしれない。
注射なら点鼻と違って、鼻粘膜を損なう心配はしなくていいし。

ということで、この、自宅近くの婦人科に新しくかかることにして、
来月から、注射を始めることに、一応、なった。
筋腫が意外にミニサイズだったのは嬉しかったが、
今度は卵巣チョコレート嚢胞の観察をせねばならないのか(--#)。
これもリュープリン打ったら、ちとは軽快してくれんかな。

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