朝食後、姑はとても元気そうだったので、
そのまま起きていて貰うことにした。
車椅子に座ってテレビを見ていられるようだったので、
私はその間に掃除機をかけた(あの世から指令があった気がした)。
「あのね」
と呼ばれて掃除機を止めて走って行ったら
「しもうた思うてね、ポケットがあっちこっちでね」
と腰砕けな話だったりすることが数回あった。
私が昼食をつくるときには姑も台所に来て貰った。昼はカレーだ。
娘もいるし皆が一度に食べられるものと言ったら
メニューが限られるのだ。
ばーちゃんはしばらく私の作業を眺めたあと言った。
「あんたぁ。はよ結婚して、ここに住みんさい」
ありがとうございます。
光栄のいたち。です。
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