転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



娘が小学校から貰ってきた連絡のプリントによると、
学校の近くの公園で、最近、痴漢が出たのだという。
「子供をひとりで歩かせないようにしましょう」とあり、
併せて「来週、緊急時を想定して一斉集団下校を実施します」と書いてあった。
怪我をさせられたとか誘拐されかけたとかいう被害は無いようで、
どうも、いわゆる露出狂のたぐいだったらしい。

困ったことだが、しかし考えてみると、
全国どこに転勤してもこのテの事件はよく耳にするし、
そもそも、露出狂という人種は、私が子供の頃から居る。
私には理解不能だが、露出って面白い人には面白い行為なのだろうな(^_^;。

以前、何かの本で読んだのだが、とある露出狂の人が言うところでは
(どういう本を日頃読んでいるのかと追求せんで下さい)、
彼は、人前で「ばっと見せる」ことをしてみたいと、
子供の頃からずっと夢に見ていたのだそうだ。
だが少年時代は、さすがに勇気がなくて、出来なかった。
大人になって、ようやく出来るようになったのだという。

幼い頃できなかったことが、成長とともにひとつずつ出来るようになる、
というのは通常「進歩」「発達」として評価すべきことだが、
この人にとって成長するというのは、ロクなことではなかった、と言うしかない。

彼はロリコンではなかったが、小学生専門だった。
それは、いろんな点で小学生のほうが、都合が良かったからだそうだ。
露出狂の人の喜びというのは、見せたら相手が
「きゃ~~っっ!!」
と絶叫して大騒ぎをしたり逃げ出したりしてくれることなのだが、
これが、女子小学生のほうが反応がいいのだという。
大人の女性、とくにおばさんだと、
「ふん」と呆れられたりして、不発に終わることが結構あるらしい。

また、小学生なら、彼が身を守るためにも、かなり安全だった、と。
子供は悲鳴をあげて走り出すのがせいぜいだからだ。
大人だと、すぐさま警察を呼ぼうとしたり、
場合によっては自分で取り押さえようとしたりする。
公衆猥褻は立派な犯罪なので、その都度捕まっていては厄介だ。
繰り返すと執行猶予がつかなくなり、実刑になるとのことだった。

さて娘は幸い、ヘンな人にはまだ会ったことがないと言う。
娘は短髪でガタイが良く、男の子みたいだから安全か、と思うが、
そーゆーのが趣味という人もいるから、やっぱり安心できないのだった。

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