転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私の説教が終わり、娘は明日の時間割を合わせ始めた。

私「明日は忘れ物しないように、しっかりチェックしとくんだよ」
娘「うんっ。完璧っ!」
私「連絡帳、ちゃんと見たね?」
娘「うんっ。明日はね、こくないかけんしん、があるんだよ?」
私「は?」
娘「こくないかけんしん」
私「なんだ、それ?」
娘「さぁ?だって黒板に、そう書いてあったんだもん」

こくないかけんしん???
私はちょっと考えた。

そして、わかった。
ある種の誤りに至る、娘の思考回路を
私は、ときとして、天才的な嗅覚を持って解読することができる。

私「それは、違う。『国語』と『内科検診』だと思うね」
娘「え」
私「国語の授業の最中に、呼び出しがあってクラスごとに順番に、
 保健室かどっかに行って、内科検診を受ける、という予定だろう。
 それが黒板には、『国・内科検診』と書いてあったんだと思う」
娘「そっか~~~!」

納得している場合じゃない。
国語の教科書を、だから忘れないように!!!

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きょうは、とても驚愕した。
担任の先生による家庭訪問は明日だと娘から聞いていたのに、
午後、ぴんぽんと鳴ったから出たら、見覚えのある先生が立っておられたのだ。
家庭訪問は、今日だったのだ!!
どうするんだ、私の服装は寝間着と紙一重、化粧もしてない。

しかも、今までの先生は決して靴など脱がず、
玄関先で話をされたものだったのに、
この先生は、私が「どうぞ」と言ったら本当に上がって来られた。
そのことで私はもういっぺん驚愕した。

動揺のドツボに陥った私は、先生を思いっきり下座に座らせてしまった。
自分が床の間を背にして座るって、どうですか、おい(^^ゞ。
ま、自分は寝間着だが、とりあえず部屋に布団は敷いていなかったのが、
不幸中の幸いだった。

先生は、娘について、
「いつも良い表情で、しっかりされていて」
と褒めて下さったが、その後に語られた娘の実態は、
その社交辞令とは懸け離れたものだった。
娘は忘れ物クイーンの座を欲しいままにしていて、だらしがないし、
給食で嫌いなものが出るとズルして食べないし、
「もう一皮、剥けると良いのですが(^^ゞ」と先生は困っておられた。

ええ、一皮でもふた皮でも、剥いてマシな中身が出るんなら、
タマネギのように剥いてやって下さいまし。
私も精出して、ひん剥いてやりたいと思います。

平身低頭して先生を送り出し、私が怒りに燃えているところへ、
娘が帰ってきた(友達の家で遊んでいたのだ)。

娘「あー、きょうはねえ、学校でびっくりしちゃったよ」
私「あんたもかい。私も今、もの凄くびっくりしていたところだよ」
娘「だってね~、算数の教科書、ちゃんとランドセルに入ってると思って
 安心していたら、な~んと、去年の3年生のときの教科書だったんだよ~」

オマエ、今日という今日は……。

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