梅雨が明けても、なかなか好天が続かない北東北。昨日も午後は雨、今日は朝からシトシトと。刈り払いの手を一旦休め、今日は八幡平のパトロールです。
八幡平の山頂の遊歩道は管理担当が微妙に分かれており、刈り払いもこちらで担当する場所もあれば、あちらでやる場所もあれば。利用者にとっては、あっちの管理だろうが、こっちの管理だろうが関係ないのですが、こういうところにも縦割り行政の弊害が見て取れます。
とは言え、咲く花にあっちもこっちもなし。雪解けの遅かった八幡沼西側斜面では、ニッコウキスゲやトウゲブキが今盛り。
八幡沼湿原では、ノガリヤスが背を伸ばし、コバイケイソウは早くも朽葉色になり、秋の気配が感じられます。
源太森を過ぎ、お花畑の階段に人懐っこいホシガラス。人間世界をいかなる眼差しで見つめているのだろうか?案外、不憫に思われているかも。
裏岩手縦走路の刈り払いが始まると、天気が悪い時にしか来ない黒谷地湿原。いつも雨。