すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

大黒森様子見 12/15

2019-12-15 15:39:31 | 旧八幡平スキー場

我がホームゲレンデ下倉スキー場のオープンは延期となり、予定していたレッスンは中止したので、今日も大黒森へ様子見に上がってきました。

まだ積雪量は十分ではないものの、昨日よりはかなり白くなった大黒森。

昨日の降雪でブーツ丈のラッセル。スノーシューの方は膝ぐらいまであったのではないでしょうか?

第2登り口は昨日に比べ30cm増し85cm。

先行者のラッセルを使わせてもらい、ラクしながらの登りですが、予想していたほどの雪の重さはありませんでした。

イナズマ上部、チャンピオン上部もかなり白くなりました。まだ笹が立っていますが、気の早いスノーボーダーが滑ってました。十分気をつけてください。

昨日よりは安心して滑れるようになった第2登り口。でも下りきったところに穴がありますので、油断してると落っこちる!

第2登り口まで降りてくると、目の前を真っ白なウサギが駆けていく!

さらに、ウサギを追ってテンも駆けていく!

ウサギも真っ白なら、テンのお顔も真っ白になってました。

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大黒森様子見 12/14

2019-12-14 19:44:17 | 旧八幡平スキー場

今週は積雪量が増えるどころか減る一方。昨夜からやっと雪が降り始め、悩ましい日々ともお別れか!「明日は下倉スキー場オープン出来るかな?」とスキー場へ出かけてみると、「明日も出来ませんねえ。。。」との返事。

仕方あるまい、気を取り直して大黒森の様子見へ。

八幡平キャットツアーズの小屋が設置され、徐々に小屋の中も整えていく予定です。八幡平キャットツアーズは新体制になり、今シーズンからは地元ガイドの協同組合『大黒森管理協同組合』が、キャット運航業務、大黒森の管理業務、積雪観測などの活動を昨年同様おこなっていきます。

暖かくなったり寒くなったり、降ったかと思えば解け。。。なかなか積雪量が増えません。

第2登り口でこの間とさほど変わらない50cm積雪深。

キャット道はいつでも通行出来る状態にはなっているのですが、滑走するにはまだ十分な積雪量とは言えません。

第2登り口ダウンヒルでは「カチンッ!」と岩を引っ掛ける。積雪下のブッシュも落ち着いて空洞はだいぶなくなってきたように思いますが、岩は倒れたり、馴染んだりしませんからね。注意です。

第1ボトムは、滑れば積雪下からブッシュが顔を出すところ多数。もう一息なんですけどねえ。。。

午後は雨が降ったり雪が降ったり、ベタベタmax状態の八幡平温泉郷です。

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大黒森様子見 12/8

2019-12-08 19:16:40 | 旧八幡平スキー場

今日も大黒森(旧八幡平スキー場)の様子見。今日は第2から第3へ。

第2登り口。大きな穴は徐々に埋まりつつありますが要注意です。

イナズマ、チャンピオン合流付近。雪の下は岩、ブッシュ、えぐれあり、まだまだ滑走には十分注意が必要です。チャンピオン、イナズマはまだまだ笹が立った状態で、滑走不適。

イナズマ下部で積雪50cm。

第3まで上がってくると、強風吹き荒れる。

11月末、刈り払いもしたので第3最下部は広々しました。

そして、今夏の成果。面ツル状態ですが、積雪下は切株や刈ったブッシュが転がってますから、やはり気をつけて。

適当なウィンドクラストで良い感じのところと、ハードなところとありますが、とにかくシーズン初めに怪我しないように慎重に。

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大黒森様子見 12/7

2019-12-07 18:13:20 | 旧八幡平スキー場

大黒森(旧八幡平スキー場)の様子見です。

今週は3日間降雪がありましたが、大黒森もすっかり雪に覆われました。

刈り払いを進めた第1ゲレンデ。積雪量はまだ十分ではありませんが、一見滑りやすそうな斜面になってます。。。

ですが、第1ゲレンデのボトムで積雪量は40cmで、積雪下、刈り払らいした枝やらの下が空洞になっていたりして、滑りづらいところもかなりあります。

第1ゲレンデを登って、そのまま第2登り口へ。

登り口で積雪50cm。ここも積雪下のブッシュに気をつけなくてはなりません。まだ十分埋まっていないませんので、滑る方は積雪下のブッシュ、岩、沢には注意してください。ケガ、滑走面のキズが心配な方は、まだ滑らない方がいいでしょう。

11月に刈り払いを進めたキャット道。雪が積もれば、それらしく見えるようになりました。

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アバランチカナダ藤村氏の雪崩研修会 12/3~12/5

2019-12-05 19:44:36 | 

カナダの中でも豪雪で知られるレベルストーク在住、カナダ雪崩協会のプロフェッショナルメンバーで、日本でも知る人ぞ知る雪崩教育のプロ藤村知明さんをお招きし、八幡平エリアのガイド、スキー場パトロールを対象とした研修会が行われました。藤村さんには、度々八幡平にお越しいただいておりますが、こうして八幡平エリアのガイド、パトロールが一堂に集まっての雪崩研修会は初めてです。

パワーポイントを使いながらの座学。カナダ式で、食べるも飲むも自分のタイミングで。

前日までは、ゲレンデ以外雪のなかった安比高原スキー場。初日の雪崩トランシーバー(ビーコン)捜索研修は、積もり始めた駐車場で行いました。

そして大事なショベリング。屋根から落ちた雪の山での練習。これもただ掘りゃ良いってもんでもないんですよね。

そして翌日。一気に積雪量アップ!まだオープンしていないコースで捜索訓練です。シナリオを作り、いろんなパターンでトライします。

トライの後は反省会。ただ回数だけ重ねてもダメですし、理屈だけ知っててもダメ。グループでのコンパニオンレスキューでは、情報の確認、共有大事です。

そして最終日は、ツアー形式で。昨日からの天候、今日の天気予報等を考慮に入れ、ツアーのプラニングを参加者全員で検討し、安比第1リフト降り場から西森山目指していくことになりました。圧雪車が歩いたところはいいのですが、一歩外れて歩けば4フォーフィンガーのスラブ膝上のラッセルです。

西森山リフト乗り場上まで上がったところで積雪観測。通常のコンプレッションテストよりも、弱層の破壊の伝播性をテストするのに優れているECTテストもご教授いただきました。

2人1組で積雪観測練習を行ったのち、2班に分かれてのコンパニオンレスキューのシナリオ練習を2セット。コンパニオンレスキューは毎度毎度反省しきり。最後は心が折れかけましたが、皆さん、最後まで頑張りました。実際の局面では、疲れたからって休める訳でもないですし、見つからないまま放っぽしらかして帰る訳にもいきませんからね。

おかげさまで、シーズン前のたるんだ気持ちが引き締まる思いでした。

講師の藤村さん、ご参加の皆さん、この研修会をコーディネートしてくださいましたDMO柴田さん、JTB畠山さん、ありがとうございました。感謝申し上げます。

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