元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

思いやりの時間

2007-07-21 | 仕事について
トップページの画像を見て、大和出版印刷の武部社長がペリカン800番を気に入られ、用意するように言ってくださいました。
シルバー好きの武部社長の好みに合わせてM805を前日に調整し、それを携えて同社を訪れました。
今回ホームページの打ち合わせのために六甲アイランドまで来たのを忘れてしまうほどの時間でした。
お客様とペンを挟んでお話するという感覚からしばらく離れていましたが、こんなに楽しいものだったのかと、改めて自分の仕事に誇りを持ちましたし、ペンについて語り合う時間がこんなに居心地のいい、優しい時間だったと思い出すことができました。
しかし、今回は私の作った空間ではなく、武部社長のこだわりが凝縮された大和出版印刷の応接室でのことでしたし、一見豪快に思えますが、実は気配りの人だと分かる武部社長の人柄によるものだったので、早く自分自身でこんな時間を作り出したいと思いました。
大和出版を出て、川崎さんとル・ボナーさんにお邪魔することにしました。
ル・ボナーさんでは松本さんの無料コンサルタント藤野さんを交えて、松本さんが納車を待っているというアルファロメオ145の話で盛り上っていました。
ここでも、爆笑の連続でとても楽しい居心地のいい時間が流れていましたし、会社経営を知る藤野さんからとても貴重な話をお聞かせいただいて、グーグルアースで私の店舗候補地を見て意見を聞かせていただいたり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
この数ヶ月本当にたくさんの人たちとの素晴らしい出会いがあり、その全てが自分自身で切り拓いたものではなく、必ず誰かが紹介してくれたもので、とても自分が恵まれていることを改めて感じました。
今日は本当に実り多い、濃密な1日だったと思いました。