子供の頃抱いたおもしろいと思う気持ち、欲しいという気持ちを持ったまま、お二人は大人になったように見えます。
お二人の興味の話は、時計からカメラ、カメラから自転車、万年筆、服、靴果てはアウトドア用品まで、いくらでも広がっていきます。
時計ライターのNさんが神戸の来られたので、ル・ボナーの松本さんと集まって近くのお好み焼屋さんでゆっくりしたのでした。
Nさんとは店を始めたばかりの頃、松本さんとバゲラのご主人高田さんと鳥鍋をつついたのが最初でした。
様々なものを網羅し、世界中を股にかけるNさんの好奇心と行動力に圧倒されましたし、その服装もあって、こんなに華やかな雰囲気を持った人たちがいるのだと思いました。
昨夜も、松本さんは真っ赤なベストにトープ色のボーラーハット。古着のツイードのジャケットを着て、ライムグリーンのパパスショルダーバック。やはりイタリア人のよう。これが似合う日本人は少ないと思う。
Nさんはオレンジのベストにグリーンのパンツ。足元はイエローのジョンロブ。やはり華やかで日本人離れしている。
それぞれ趣味と実益を兼ねたご自分の仕事を楽しみながら生きておられる。
4年半前、このお二人は自分の目標だと思いました。
まだまだ届かないけれど。
深夜の三宮センター街をモノ談義をしながらブラブラ歩く。お二人はやはり子供のまま大人になったのだと思う。
人もモノも好きになるということは素敵なことです。ましてや、それを生業にできていることが羨ましい。
ありがとうございます。Mike様もご自分の才能を生かした、好きなことを生業にされていたと思います。大変なこともいろいろあると思いますが、カーデザイナーというお仕事は男の子なら誰もが憧れるものだと思います。
Nさんも松本さんも学校を卒業してすぐに今のお仕事に就かれましたので、そういう感覚もないのかも。