元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

手帳/ノートを書く

2014-07-27 | 実生活

スケジュール、毎週の決まってやること、日々生まれるやるべきことなどのToDoは正方形のダイアリーに事細かに書いて、それを消し込むことにしています。

でもそこに書かれていることを消し込むのは、ただ追われているだけということになり、外から(お客様から)のリクエストがなくなると減ってくるもので、それだけではつまらない。

自分の目標や夢があって、それに近付くための自分で課題を作って少しずつ、1日1歩でもいいから自分の意思で前に進んで行きたいとは、以前から思っていました。

しかし、追われるだけで今までやってこれたので、そう思いながらも日常に流されて、そこまで考えを深めることができませんでした。

ビジネス書などでもよく指南されているようなやり方は、何かガツガツした貪欲な感じがして、自分の美学に反するところがあるので、自分なりのやり方をやってみようと思いました。

目標や夢などは一貫している人もたくさんいるけれど、その時の自分の状況や考えていることで、それは微妙に変化しているものだと思っています。

現在、来月、半年後、3年後、10年後どうしたいか、どうしていたいか、自分はどんな人間でいたいかを1週間に1回書いて、それらを踏まえてToDoなどの中に落とし込んでいく。

大切なのは書いただけで満足せずに、自分の書いたことに誠実になって、それらをしっかりと消し込む努力をする。

これは弱くて甘い自分の意思との戦いのようなところがあります。

正方形のオリジナルウィークリーダイアリーの中身

 

先日読んだマンガ版の「7つの習慣」の本を大いに参考にしたものですが、「7つの習慣」から生まれた手帳のシステム「フランクリンプランナー」はとても生真面目な感じがして窮屈に感じましたので、自分らしく消化したやり方をしたいと思いました。

私は仕事においてやらなければいけないことの前段階である考えるべきことをコンチネンタルのシステム手帳に書いていて、それは考えやアイデア、日記、勉強させていただいたことを書くものになっています。

コンチネンタルシステム手帳の最初のページに4山のインデックに対応した目次をつけています。

 

日々の仕事の中か出た考えるべきこと、そして目標や夢の記入から出た考えることを書き出して、それらを一覧できるようにしています。

すぐに結論を出さないといけないことと、繰り返し考えるべきことなどを視覚化して、考えを積み重ねていくためにシステム手帳ほど適したものはない。

思考の視覚化。忘れっぽいので、今自分が何を考えていたか忘れないように。考えをつみかさねたいとの想いも。

机に向かってじっくり考える習慣を作るとか、頭の使い方についてもっと研究するとか、他にしないといけないことはあるけれど、まず道具から。
 

頭の使い方はなかなか教えてもらえるものではないけれど、メモリが小さく、CPUの遅い自分の頭をもっと活用できるようになりたいとはいつも思っていますが、手帳の使い方を工夫することで頭の使い方を変革できればという願いもこもっています。