スピーチが終わりました。
先に申し上げますが、今回の機会を作って下さった兵庫県立播磨南高等学校の皆様、話を聞いてくれた13人の生徒の皆さん、この機会に誘って下さり、時間中サポートし続けて下さったM先生に心から感謝申し上げます。
ここ数週間ほど、いやこの日が決まってからずっとかもしれませんが、いつも頭の中にあって、ああでもない、こうでもないと大和出版印刷の薄型ノート1冊を書きつくして、そこからもはみ出しても話したいと思うことを書き続けていました。
高校1年生の人に話せるようなことを自分が持ち合わせているのか、分かりませんでした。
でも今回のテーマを好きなことを仕事にするというふうにしようと決めました。
皆同じように高校を出て、大学に行って、企業に就職してそのまま定年を迎えるという生き方以外にも選択できる生き方はあるということを伝えたいと思いましたし、どんな環境でも情熱を持って、前向きに生きて欲しいと思いました。
話す前にプラチナプレピーを配りましたが、なかなかインクが出ず、立ち会ってくださったM先生も生徒の皆さんの間をまわってくれて、やっと全員の万年筆が書けるようになりました。
前半の自分の仕事についての説明は、その場になじんでいないような、私が勝手の舞い上がってしまってボロボロでしたが、生徒の皆さんは黙って聞いてくれていました。
本当に言いたかったことは言えたと思いますが、高校1年生の皆に伝わったかどうか?
M先生が私が言ったことを とてもきれいな板書をしてくれて、ノートをとるように言ってくれましたので、皆さんノートにいろいろ書き込んでくれていました。
話が終わった後、質問してくれた男の子がいて、その子にはもっと突っ込んだ、具体的な話もできたのかもしれないと思いました。
懐かしいチャイムの音とともに時間が終わって、田んぼや民家に囲まれた学校を、北区する生徒さんたちとともに出ました。
今度はもっと上手くできるかもしれないと、やり残したような気分でしたが、高校生の時の自分に言いたかったことは言えたと思いました。