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米国は、「平和協定」締結のための朝米対話に速やかに応じるべきである。

2015-12-04 | 朝鮮国際・統一局通信
国際・統一局通信 №631 2015年12月3日Korea News
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朝鮮外務省スポークスマン
「米国は前提条件なしに平和協定締結問題から論議すべきである」


 朝鮮外務省スポークスマンは3日、朝鮮半島の非核化と6者会談再開に関連して旧態依然たる主張が繰り返されていることと関して談話を発表した。(以下、全文)

最近、われわれの周辺で、朝鮮半島の非核化と6者会談再開と関連して旧態依然たる主張が繰り返されている。
周知のように、われわれは朝鮮半島で戦争の危険を無くして緊張を緩和し、平和的環境を整える為に停戦協定を平和協定に替える公明正大な立場を繰り返し明らかにした。
これに対して米国は停戦協定を平和協定に転換する前に、まず非核化で重要な前進があるべきだとの主張に固執し、いまだに四方を徘徊しながら非核化と6者会談の再開について騒いでいる。
歴史を振り返ると、われわれは二者や多者で非核化の議論を先行させてみたり、非核化と平和協定締結問題を同時かつ包括的に討議してみたが、解決されたことは何もない。
論理的にみても、われわれの生存自体を脅かしている米国の敵視政策が継続し、朝米が交戦関係にある今日の現実の中で、われわれが一方的に先んじて武装解除してこそ平和が訪れるという、米国の主張に納得する者は誰もいない。
平和協定の締結問題と非核化問題をごちゃ混ぜにすると、どちらも解決できないということは、実践を通じて如実に証明された真理である。
平和協定が締結され、すべての問題の根源である米国の敵視政策の終焉が確認されれば、米国が憂慮している事柄も含めたその他すべての問題が妥結できる。
平和協定締結の実際的な責任ある当事者の朝米が前提条件なしに対話のテーブルにつき、平和協定締結問題から論議すべきである。
米国はまやかしの手を使うのではなく、平和協定締結のための朝米対話に速やかに応じるべきである。(了)