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最大の争点だった3~5歳児の無償保育の予算は、与野党の合意により3000億ウォンを支援する。

2015-12-03 | ソウル聨合ニュース
韓国国会 2016年度予算案を可決
2015/12/03 02:14

【ソウル聯合ニュース】韓国国会は3日、本会議を開き、386兆3997億ウォン(約40兆8900億円)の2016年度(1~12月)予算案を可決した。今年度に比べ11兆ウォン(2.9%)増加したが、政府案より3062億ウォン少ない。

 昨年は12年ぶりに憲法が定める法定期限内に予算案を処理したが、今年は期限(12月2日)内に処理することができなかった。

 最大の争点だった3~5歳児の無償保育の予算は、与野党の合意により3000億ウォンを地方教育庁に支援する。政府は今年、5064億ウォンの無償保育予算を予備費から支出した。

 主な増額項目をみると、保育・育児支援を中心とした社会福祉予算が5000億ウォンで最も多く増加した。0~2歳児の保育料や保育教師の勤務手当を支援する予算などが増えた。

 交通・物流分野は4000億ウォン、産業・中小企業・エネルギー分野は2000億ウォンをそれぞれ増額した。月探査、無人移動体革新技術開発のための予算が大幅に増加した。

 国防分野は、来年から入営対象者が拡大されるのに伴い、兵士の人件費と基本給食費が増額となった。

 一方、一般・地方行政分野で1兆4000億ウォンを、国防分野と予備費から2000億ウォンずつをそれぞれ削減した。「大統領関心事業」と呼ばれた愛国精神継承・発展予算は100億ウォンから80億ウォンに減額され、情報機関の国家情報院の活動費予算は800億ウォンのうち130億ウォン削減された。

hjc@yna.co.kr