【社説】 古里原発、住民を説得してから再稼働を=韓国
原子力安全委員会(原安委)が昨日、古里(コリ)原発1号機の再稼働を承認した。 3カ月間の点検の結果、安全が確認されたという理由だ。 これを
受け、古里原発はいつでも再稼働が可能になった。 にもかかわらず、住民や市民団体の反対は相変わらずだ。 原案委の安全点検は信頼できないという立
場だ。 原発を閉鎖すべきだという主張もある。
しかしこうした反対は問題がある。 今回の事態は、3月の非常発電機の故障による電力供給中断および事故隠蔽が後に明るみに出て始まった。 当時、
原安委は直ちに稼働を中止し、国際原子力機関(IAEA)の特別点検と独自の点検に入った。 当時、地域の住民と市民団体の主張を反映した結果だ。
したがってIAEAと原安委が「問題なし」という結論を出せば、これを受け入れるのが正しい。 さらに原安委の安全点検には外部の専門家が多数参加し
た。 現場点検には住民と市民団体代表、地方自治体が推薦した専門家が3度も立ち会った。 それでも反対するのなら、これは無条件の反対に近い。 原安
委の決定を信じて、再稼働に同意することを要請する。
それでも政府は直ちに原発を再稼働するべきではない。 いくら安全だとしても、反対の声が続いているのなら、稼働の時期を遅らせるのが適切だ。 住民
と十分に疎通し、できる限り説得しなければならない。 今回の事態は政府の責任が大きい。 12分間にわたり電源が完全に切れるという超大型事故が発生
したにもかかわらず、これを隠蔽したからだ。 それだけに、安全だという決定をどう信じるのかという反対論も一理ある。
こうした点で長官が現地を訪れて住民を説得することにした点は評価できる。 できるだけ腰を低めて住民と対話し、安全に対する疑いを解消しなければな
らない。 この際、原発文化も変わる必要がある。 その間、政府は原発の無停止稼働を誇ってきたが、今は安全を最優先にしなければならない。 そうして
こそ実務者も事故隠蔽の誘惑から抜け出せる。 今後、古里1号機のように30年間の寿命を終える原発が続々と出てくる。 その度に同じ問題が再発しない
ようよう、安全第一主義と住民説得を最優先とする原発文化を定着させる必要がある。
原子力安全委員会(原安委)が昨日、古里(コリ)原発1号機の再稼働を承認した。 3カ月間の点検の結果、安全が確認されたという理由だ。 これを
受け、古里原発はいつでも再稼働が可能になった。 にもかかわらず、住民や市民団体の反対は相変わらずだ。 原案委の安全点検は信頼できないという立
場だ。 原発を閉鎖すべきだという主張もある。
しかしこうした反対は問題がある。 今回の事態は、3月の非常発電機の故障による電力供給中断および事故隠蔽が後に明るみに出て始まった。 当時、
原安委は直ちに稼働を中止し、国際原子力機関(IAEA)の特別点検と独自の点検に入った。 当時、地域の住民と市民団体の主張を反映した結果だ。
したがってIAEAと原安委が「問題なし」という結論を出せば、これを受け入れるのが正しい。 さらに原安委の安全点検には外部の専門家が多数参加し
た。 現場点検には住民と市民団体代表、地方自治体が推薦した専門家が3度も立ち会った。 それでも反対するのなら、これは無条件の反対に近い。 原安
委の決定を信じて、再稼働に同意することを要請する。
それでも政府は直ちに原発を再稼働するべきではない。 いくら安全だとしても、反対の声が続いているのなら、稼働の時期を遅らせるのが適切だ。 住民
と十分に疎通し、できる限り説得しなければならない。 今回の事態は政府の責任が大きい。 12分間にわたり電源が完全に切れるという超大型事故が発生
したにもかかわらず、これを隠蔽したからだ。 それだけに、安全だという決定をどう信じるのかという反対論も一理ある。
こうした点で長官が現地を訪れて住民を説得することにした点は評価できる。 できるだけ腰を低めて住民と対話し、安全に対する疑いを解消しなければな
らない。 この際、原発文化も変わる必要がある。 その間、政府は原発の無停止稼働を誇ってきたが、今は安全を最優先にしなければならない。 そうして
こそ実務者も事故隠蔽の誘惑から抜け出せる。 今後、古里1号機のように30年間の寿命を終える原発が続々と出てくる。 その度に同じ問題が再発しない
ようよう、安全第一主義と住民説得を最優先とする原発文化を定着させる必要がある。