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朝鮮新報そのまま紹介

2012-05-28 | 投稿
米の「情報員」

今年、南では大統領選挙が行われる。与党の最有力候補に対する支持層の推移、政権交代を目指す野圏連帯の成否など、選挙戦を占う上で、いくつかの注目点が

あるが「米国の介入こそ最大の要因」だという指摘もある。春夏秋冬

▼ウィキリークスが暴露した米国の外交文書によると、南の政府内には、ワシントンの利益のために行動する「情報員」が潜在している。要職にありながら、ソ

ウルにある米大使館を通じて、自らの内部情報を流出させる人物のことだ。現職大統領の側近も「米大使館の旧知の情報員」として外交文書に登場している。

▼ 過去に大手世論調査機関の会長を務めたこの人物は、97年の大統領選の直前、米国大使に会った。自らの地位を利用して違法である投票直前の世論調査を

行い、その結果を米側に伝えた。前回の大統領選の直前には「李明博候補の参謀」として大使に会っている。「李候補」の当選が確定すると、機密であるはずの

外交部人事に関する情報を米側に伝え「次期大統領は、絶対に米国を失望させない」と確約したという。

▼米国は現在も「情報員」を通じて、南の政治と社会を「監視」し、様々な「対策」を講じているに違いない。ワシントンに連なる人的情報網を断ち切らなけれ

ば,南における真の民主化も望めない。今年の大統領選で米国の「期待」を裏切る結果を出すことは、そのための一歩になる。(永)