日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

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雨森芳洲庵を訪ねて NO.10

2008-05-24 | 投稿・投書・私の意見

 

NO.10 互いに欺かず争わず

  芳州は多くの著書を残しています。

その中でも61才のときに藩主である宗義誠に朝鮮との外交の心得を説いた

「交隣提醒」は、現代にも通じる名著と言われています。

 その第1条は、「朝鮮交接の儀は、第1に人情、時勢を知ることが肝要であ

る。・・・」と書き出しています。

 第11条では通詞(通訳)の大切さを、「通詞は言語さえ通じればよいというもので

はなく、人柄もよく、才覚があり、物事の道理、義務をわきまえ主上を大切にする者

でなくてはいけません・・・・」とのべています。

  最後の54条では、誠信外交について「誠信とは、互いに欺かず争わず、真実を

もって交わることである・・・・」と締めくくっています。



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