金元均平壌音楽大学 学生 パク・ミヨンさん 初の国際コンクールで2位に
5月11~13日、ポーランドで行われた第20回ショパン青少年国際ピアノコンクール(4組)で、第2位に入賞。技術と表現力が求められる曲を立派に演奏し、審査員から高い評価を得た。パクさ
んが海外のコンクールに出場したのは今回がはじめて。金元均平壌音楽大学で学ぶ18歳だ。
平壌穀物加工工場の労働者家庭に生まれた。幼少期からピアノに興味を持ち、早期音楽教育で有名な平壌市の慶上幼稚園で本格的にピアノを習い始める。その後、平壌音楽学院を卒業し、大
学でその才能が見事に開花。ピアノに対する情熱は先生をはじめ周囲の人々を驚嘆させている。
特技は、あらゆる演奏法を駆使して曲を立体的に表現すること。
「学業に励み、さらに演奏技術を高めたい」と話すパクさんの夢は、世界にはばたくピアノ演奏家になることだ。【平壌支局】