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スローガン「受け継いでいこう民族の心! 明るい未来に向かって!(이어가자 민족의 넋! 밝은 미래를 향하여!)」

2016-10-28 | ウリハッキョ

 

”受け継いでいこう民族の心”京都民族教育実施70周年記念行事

総聯京都府本部が主催する京都民族教育実施70周年記念公演と大祝祭が10月23日、京都初級で行われた。実行委員会の金尚一委員長(総聯本部委員長)をはじめとする活動家と同胞、日本人士ら1400余人が参加した。


京都民族教育実施70周年を記念する大祝祭の様子

体育館で行われた公演では70年の歳月を振り返る映像と、朝鮮学校生徒、朝青、留学同、教員、文芸同、京都朝鮮歌舞団などが出演する吹奏楽「流風踪跡」、女声重唱「祖国の愛」、カヤグム併唱「統一の虹」、重舞「花太鼓の舞」、群舞「ここに在るウリ~京都民族教育実施70周年を迎えて~」、芸術宣伝「ウリハッキョはみんなのふるさと」、児童合唱「バスに乗って電車に乗って」、合唱「我らの誇り」が披露された。

つづいて運動場で行われた大祝祭では、女性同盟支部、朝鮮学校オモニ会、日本人士、朝青、京滋信用組合が売店を出し、70年の歴史を振り返る写真展、子どもの遊びコーナー、移動動物園、高齢者のための休憩所、医務室なども運営した。

祝杯の辞で金尚一委員長は70年もの間、知識と力、お金を集めて民族教育を守り発展させてきた全同胞に敬意と感謝を表し、民族教育を守り発展させていこうと強調した。

朝鮮学校生徒、児童、園児、女性同盟本部と南支部の顧問歌サークル、文芸同京都、教員経験者と現職教員、京都朝鮮歌舞団などが歌と舞踊を披露した。

朝青京都主催の京都民族教育実施70周年記念詩作品コンテスト「未来へ」の表彰式と受賞者による詩朗読、朝青の「ウリミレンジャーショー」なども好評だった。

行事に参加した京都中高教員OB会の金元燮会長(78)は、第1次帰国船の出発(1959年12月)を歓送するため京都から新潟まで生徒を引率したことなど、教員時代を感慨深く思い起こしていた。学校のためにあらゆるものをささげた同胞、そして教員らが多くいて京都の民族教育が維持され、今日も若い世代が最前線で民族教育を守っているのがうれしいと話した。

支部で出した売店でお好み焼きが240枚売れたという女性同盟伏見支部の金初美委員長(59)。校舎に掲げられたスローガン「受け継いでいこう民族の心! 明るい未来に向かって!(이어가자 민족의 넋! 밝은 미래를 향하여!)」の気持ちで一生懸命公演に臨む生徒たち、行事成功のため奔走する同胞たちの姿を見て大きな力を得たという。自身は今後、生徒数を増やす活動にいっそう力を入れ、民族教育事業に関わっていきたいと話した。

京都府青商会の朴錫旻会長(40)は、今回の行事に参加して、民族教育を守り発展させていく活動に、青商会がさらなる労力を注いでいきたいと述べた。

(李東浩)



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