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毎月第一週の金曜日には“平和安保旅行”がテーマだ。バスの料金は5千ウォン(約500円).団体、敬老)は3千ウォン

2017-04-16 | 日本・韓国・朝鮮国民友好親善

南北が接する町を巡回「坡州シティツアー」出発進行

登録 : 2017.04.15 18:33 修正 : 2017.04.16 08:47

 

11月までの毎週金土日、ソウルからバスで出発 
統一村・伴鴎亭・紫雲書院・ヘイ里・出版都市 
平和安保・自然ヒーリング・歴史探訪・文化芸術旅行

京畿道坡州地域の主な観光名所と文化遺産をまとめて見て回れる坡州シティツアーバスの開通式が昨年5月開かれた。今年は今月15日から11月末までの毎週金土日曜日に運行される=坡州市提供//ハンギョレ新聞社

 南北が接する町、京畿道坡州市(パジュシ)の文化・歴史・安保・観光資源をまとめて見て回る坡州シティツアーバスが15日から運行される。坡州シティツアーバスは11月末まで、毎週金土日曜日の午前9時30分にソウルの合井(ハプチョン)駅を出発し、午後6時に出発地に戻る方式で一便が運行する。坡州市は昨年5月~12月、坡州地域の主な観光名所と文化遺産を連結したシティツアーを実施し、約2千人の観光客を誘致した。

 

 今年の坡州シティツアーは毎週金曜日に“五感満足”コースで運営される。毎月第一週の金曜日には“平和安保旅行”がテーマだ。合井駅を出発しムンサン駅~第3トンネル~統一村~都羅山(トラサン)駅~都羅展望台~臨津閣(イムジンガク)を訪問する。北朝鮮の開城(ケソン)工団と機井洞(キジョンドン)村など分断の現場を直に見ることができる。

 

 第2週金曜日の主題は“自然ヒーリング旅行”だ。合井駅~雲井(ウンジョン)駅~ファートガーデン~ソウル園~積城(チョクソン)韓牛村~サンモル(山葡萄)農園~紺岳山(カマクサン)(吊橋)コースを巡る。23個のテーマ庭園からなるファーストガーデンで季節毎に小さな祭りを楽しむことができ、ソウル園では庭園樹、庭園石、盆栽などを楽しむことができる。

 

 第3週の“歴史探訪旅行”は、合井駅~金村(クムチョン)駅~伴鴎亭~紫雲(チャウン)書院~普光寺(ポグァンサ)~坡州三陵(サムヌン)を巡る。朝鮮の名宰相である黄喜(ファンヒ)が官職から退いた後、鴎を友として晩年を送ったという伴鴎亭と栗谷(ユルゴク)李珥(イイ)の位牌と肖像を祀る紫雲(チャウン)書院で歴史の息遣いを感じることができる。

 

 第4週の“文化芸術旅行”コースは、合井駅~金村駅~ヘイ里芸術村~ポルゴリナラ(見どころの多い場所)~トゥルメ博物館を巡る。韓国を代表する芸術村である炭県面(タニョンミョン)ヘイ里で、多様な公演と美術展示行事を楽しむことができる。法院邑(ポプウォンウプ)のトゥルメ博物館では先祖の手垢で磨かれた生活用品5千点を見ることができる。

 

 また、土曜と日曜には定期コースが運営される。土曜日コースは合井駅~雲井駅~出版都市~プロバンス~ヘイ里芸術村~孔陵(コンヌン)観光地だ。韓国最大の出版都市である坡州出版都市では昔の本と新刊書籍を見ることができる。日曜日は合井駅~ムンサン駅~紫雲書院~臨津閣(イムジンガク)~馬場(マジャン)湖~碧草池樹木園コースが用意される。馬場湖でボートに乗り、碧草池文化樹木園で陶磁器作り、染色体験ができる。

 

 バスの料金は5千ウォン(約500円)で、坡州市民と割引料金適用対象者(団体、敬老)は3千ウォン、5歳以下は無料。入場料などは別途支払う必要がある。坡州市関係者は「昨年のシティツアーの不十分だった部分を補完して、コースや体験行事などプログラムを多様に準備した。坡州を訪れる観光客に最大限の便宜を提供する方針」と話した。

 

 詳しい内容は坡州市文化観光課(031-940-8516)に問い合わせるか、ソンオツアーのホームページ(www.sotour.co.kr)を見てください。

 

パク・ギョンマン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )