知事「大勝利」、辺野古阻止へ重ねて決意 沖縄県議選結果受け
2016年6月6日 05:05
翁長雄志知事は5日の沖縄県議選で県政与党が過半数を占めたことを受けて「24(議席)でほっとする、25で勝利宣 言、26(議席)以上は大勝利と考えていた。1年半の県政運営にご理解いただけたかと思う」と述べた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題への対応に ついては「新辺野古基地は絶対造らせないということは、今のままの形で取り組んでいきたい」と改めて新基地建設反対を貫く決意を示した。6日未明に知事公 舎前で記者団に語った。
与党が過半数を占めた要因について「基地問題でも、公約がまだ続くが一定程度の県民の理解をいただいたかと思う。経済も子どもの貧困の問題も理解いただいたということでは、21世紀ビジョンの大きなものが順調に進んでいると理解いただけたかと思う」と語った。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に関連して「辺野古の埋め立てが1年ストップし、これからも半年から1年間止まるのが見えてきた段階で、?年間 背負ってきたものが今の新しい政治の枠組みで変わるかもしれない。少なくともきょうまでの1年半の実績としてはそれに応えていると判断をいただけたと思 う」と分析した。【琉球新報電子版】