橋下市長! 「慰安婦」問題の真実はこれです
韓国の被害者が証言 大阪市で集会
橋下徹大阪市長が日本軍「慰安婦」問題で「強制連行の証拠はない」と歴史をゆがめる暴言をしたことに対し、「橋下市長!『慰安婦』問題の真実
はこれです」と韓国の被害者ハルモニ(おばあさん)の体験を証言する集会が23日、大阪市内で開かれました。
橋下市長に発言の撤回を求めている「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」が呼びかけたもので、480人が参加しました。
体験を語ったのは金福童(キムポットン)さん(86)です。14歳のとき、日本人と村の区長が家に来て「軍服工場で働く」と聞かされ、台湾経由で
広東の「慰安所」へ。逃げ出せない状況のもとで香港、シンガポール、インドネシアへ軍とともに移動させられました。土・日曜は数十人の兵士の
性の相手をさ せられました。「証人が生きているのに根拠がないとはあまりにひどい」と語り、日本政府が謝罪・賠償し、一日も早い解決を呼び
かけました。
韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会の尹美香(ユンミヒャン)さんが活動報告。在日の慰安婦裁判を支える会の梁澄子(ヤンチンジャ)さんが橋下市長発言を資料をもとに批判しました。
初めてハルモニの話を聞いたという岡村知子さん(31)は「差別的にみている人が多いけど、みんなで変わっていかないといけないと思いました」と話していました。
慰安婦問題で非公式協議、進展なし…韓国側強調
読売新聞 9月24日(月)20時58分配信
【ソウル=門間順平】韓国政府当局者は24日、野田首相が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに対し、いわゆる従軍慰安婦問題で日韓間 で非公式協議を行っていると述べた
ことについて、両国間に「慰安婦問題と関連した、意味のある論議は一切ない」と述べ、同問題で進展がないことを強調し た。
首相が、元慰安婦に一時金などを支給した「アジア女性基金」に対する韓国の評価が変わったことが「心ある日本人を傷つけた」と述べたことに対しては、 「日本のこのような態度が、韓国の被
害者と国民の心を傷つけるのだ」と強い反発を示した。また、同基金について「日本が法的責任を回避するための手段とし て行ったもの」と批判、大部分の被害者は「(一時金を)受け入れなかっ
た」と指摘した。
最終更新:9月24日(月)20時58分