相棒14 第14話「スポットライト」
今回の事件は、チャンスを掴んだお笑いコンビの話。売れようと必死に喋る彼らに与えられた時間は2分だけ。その2分間という時間で如何にして客席を沸かすかにかけてきた彼らですが、殺人事件の目撃者ということで、思わぬチャンスを掴むことに。
相方を売り出すために、自分を滅ぼそうとした桑島。しかし原田は、コンビを続けていく意思が固いようです。「俺」ではなく「俺らまだまだ暴れっからな!」という発言や、M-1云々からもそのことが伝わってきます。ただ、M-1を知らない人からすると「M-1優勝したいなら、原田1人でもいいんじゃない?」と思われそうですね。最近はバラエティを見る機会が減ったので、最近の芸人さんにはとんと疎くて・・・
手にしたのは一度きりのチャンス。それも売れる保障の無いチャンス。それでも桑島はそれに賭けるしかなかった。犯人隠避という罪を背負った彼が舞台に戻ってくるのはいつの日か。そしてその後売れるチャンスは巡ってくるのか・・・「犯人隠避で逮捕された芸人」として売り出そうとか、考えてませんよね?(汗。
ところで、何で桑島は「犯人隠避」について、右京に聞きなおしたのだろう。しっかりとその言葉を覚えて、いずれ漫才のネタにでも使おうとしたのか、はたまた右京を茶化そうとしたのか。けれども冷静な右京には通じず、真意を見抜かれて黙りこくってしまいましたが。
今回の犯人は式田リオ。夢を諦めてまで夫と一緒になったのに、その夫は愛人と一緒に別の夢を見ると言い出した。その夢を殺したかったというリオ。殺意を抱いても尚、大切な相棒であるハサミを使うことは躊躇われ、結果としてそのせいで疑われることになりました。ハサミを使っていたとしても、結局は大切な相棒を殺人の道具に使ってしまったことで、その後悔の念は一生消えなかったでしょう。
にしても、リオはなんでわざわざ原田の肩に手をかけたんですかね?この場合、ネイルチップが落ちなかったとしても、手にはべったりと血がついていたわけですから、その血が原田の服に付着してもおかしくないのでは?口封じがしたいなら、もっと別の方法があったんじゃないでしょうか。まぁ殺したかったのはあくまでも芳彦の夢だと言ってましたから、原田には殺さずに黙っていてもらおうとしたのかな。これが凶悪な犯人だったら「1人殺すも2人殺すも同じ」とか言い出しそうで、怖いです(汗。
夢というのは見れば見るほどその者に取り付き、爪痕を残す。最後の言い回しは面白かったです。幸せにもなれるが、叶わなかった時には呪いのように取り付く・・・そんな美しさと残酷さを兼ね備えているのが夢。夢を叶えようと一度きりのチャンスに必死になった者、1人ではなく相方と共に夢を叶えようとした者、相手の夢を壊そうとした者。今回の物語は、1人で見る夢ではなく、誰かと共に歩む夢にまつわる物語だったと感じました。
貸切予約が入って喜ぶ幸子と、それを聞いてムスッとする冠城のシーンが印象的だったところで、また次回。
今回の事件は、チャンスを掴んだお笑いコンビの話。売れようと必死に喋る彼らに与えられた時間は2分だけ。その2分間という時間で如何にして客席を沸かすかにかけてきた彼らですが、殺人事件の目撃者ということで、思わぬチャンスを掴むことに。
相方を売り出すために、自分を滅ぼそうとした桑島。しかし原田は、コンビを続けていく意思が固いようです。「俺」ではなく「俺らまだまだ暴れっからな!」という発言や、M-1云々からもそのことが伝わってきます。ただ、M-1を知らない人からすると「M-1優勝したいなら、原田1人でもいいんじゃない?」と思われそうですね。最近はバラエティを見る機会が減ったので、最近の芸人さんにはとんと疎くて・・・
手にしたのは一度きりのチャンス。それも売れる保障の無いチャンス。それでも桑島はそれに賭けるしかなかった。犯人隠避という罪を背負った彼が舞台に戻ってくるのはいつの日か。そしてその後売れるチャンスは巡ってくるのか・・・「犯人隠避で逮捕された芸人」として売り出そうとか、考えてませんよね?(汗。
ところで、何で桑島は「犯人隠避」について、右京に聞きなおしたのだろう。しっかりとその言葉を覚えて、いずれ漫才のネタにでも使おうとしたのか、はたまた右京を茶化そうとしたのか。けれども冷静な右京には通じず、真意を見抜かれて黙りこくってしまいましたが。
今回の犯人は式田リオ。夢を諦めてまで夫と一緒になったのに、その夫は愛人と一緒に別の夢を見ると言い出した。その夢を殺したかったというリオ。殺意を抱いても尚、大切な相棒であるハサミを使うことは躊躇われ、結果としてそのせいで疑われることになりました。ハサミを使っていたとしても、結局は大切な相棒を殺人の道具に使ってしまったことで、その後悔の念は一生消えなかったでしょう。
にしても、リオはなんでわざわざ原田の肩に手をかけたんですかね?この場合、ネイルチップが落ちなかったとしても、手にはべったりと血がついていたわけですから、その血が原田の服に付着してもおかしくないのでは?口封じがしたいなら、もっと別の方法があったんじゃないでしょうか。まぁ殺したかったのはあくまでも芳彦の夢だと言ってましたから、原田には殺さずに黙っていてもらおうとしたのかな。これが凶悪な犯人だったら「1人殺すも2人殺すも同じ」とか言い出しそうで、怖いです(汗。
夢というのは見れば見るほどその者に取り付き、爪痕を残す。最後の言い回しは面白かったです。幸せにもなれるが、叶わなかった時には呪いのように取り付く・・・そんな美しさと残酷さを兼ね備えているのが夢。夢を叶えようと一度きりのチャンスに必死になった者、1人ではなく相方と共に夢を叶えようとした者、相手の夢を壊そうとした者。今回の物語は、1人で見る夢ではなく、誰かと共に歩む夢にまつわる物語だったと感じました。
貸切予約が入って喜ぶ幸子と、それを聞いてムスッとする冠城のシーンが印象的だったところで、また次回。