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<熱闘、大宮公園!>
連日、熱戦が繰り広げられている夏の高校野球埼玉大会のベスト8は、春日部東、花咲徳栄、本庄第一、昌平、富士見、立教新座、埼玉栄、浦和学園の8校だ。
この中で、地元(県内)の中学出身者のみ(以下「ジモチュウ」)でチームが構成されているのは、春日部東と富士見の2校、共に公立高校だ。後、6校はすべて他県からの、いわゆる越境入学生がチームにいる私立高校である。ベスト16の段階では半分、つまり8校はジモチュウ軍団が残っていたのだが、ファイナルに近づくにつれ、やはりというべきか、こういう結果になっていく。
そして、昨日、春日部東が花咲徳栄に敗れた。富士見は春の準優勝校だけに立教を相手にコールド勝ちしている。ベスト4に残った。
小生は越境入学に反対しているわけではない。むしろ“野球”というスポーツの“厚み”と“高さ”を増す為には必要なことだと思っている。ただ、人材から確保できる強い私立高校にジモチュウ軍団が勝つ、ということに胸のすく思いを感じるのである。
1974年春の甲子園大会。蔦監督擁する「さわやかイレブン」池田高校が、野球部員わずか11人で、はつらつとプレイし準優勝する、という痛快事があった。当時、小生も高校球児。部員は確か15、6人。人数だけなら池田に勝ってる、と思ったものだ。
例が古くて恐縮であるが、高校野球にはこういう痛快な出来事があるから面白い。
今夏の埼玉大会では「富士見」に大いに期待している。