萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

酒飲み温泉ツアーその1

2007年07月16日 | 山と温泉

<白布温泉 西屋旅館>

一ヶ月前、この3連休は自転車持って沖縄にでも行こうと、航空券を手配しようとしたが、考え甘く満席状態。もっとも、航空券が取れたところでこの台風では行けなかったろう。予定を変更し、3連休は仲間と「山と温泉」に行くことにした。2泊3日で山形の月山にでも登って二泊目に温泉宿で打ち上げをやる、というものだ。ただ、このプランも台風4号で予定変更を余儀なくされた。結局、登山をやめ、15日~16日の一泊二日の「酒飲み温泉ツアー」に変わってしまったのだ。

西から台風が近づく中、7時過ぎ仲間3人を乗せ小生のクルマで出発。雨はすでに激しく降っている。久喜インターから東北道に乗るが、50kmの速度規制。途中80km規制に変わるが、視界が悪いので常にスピードは抑え目の平均70kmぐらいで行く。幸い悪天候で行楽をあきらめた人が沢山いたようで、道は空いていた。順調に距離を稼ぎ会津若松には9時半頃着く。

喜多方ラーメンを食おう、ということになり喜多方へ。11時前に着き。喜多方ラーメン発祥の店「源来軒」に入る。ラーメンと餃子を4人前たのむ。有名人の色紙が壁に沢山貼ってあるが、知っている人は見つからない。というか読めないサインばかりだ。サインの横に解説が欲しいところだ。ラーメンと餃子がくるが、餃子がでかい。味は素朴な醤油ラーメン。餃子もうまかったが量が多いので二人に一つでよかった。11時過ぎてから客が続々と入ってきて満員となる。30分遅れてきたら、並ぶハメになっていた。発祥の店だけに、人気があるようだ。

そこを出て、ヨークベニマルにて宿で呑む酒と肴を購入。地酒コーナーで大吟醸、吟醸、純米酒を各1本選ぶ。さらに、ワインの赤、白各1に缶ビールを買う。肴は生ハム、チーズ、いくら、大根の味噌漬けなどを購入し、宿へ向かう。宿は山形県の白布温泉、西屋という旅館だ。茅葺屋根の落ちついた雰囲気の宿だ。1時半にチェックインして、さっそく風呂に入る。今、流行の露天風呂はないが、熱めのお湯で気持ちのいい風呂である。風呂を出たら、即ビール。正しい「温泉酒呑みツアー」の入り方だ。こうして欄間などがある、昔ながらの造りで気が休まる部屋で、酒盛りが始まる。

いくらや焼き鳥の缶詰、大根の味噌漬けなどで大吟醸から呑み出す。途中、もう一度温泉に浸かりに行って酔いをさまし、また呑む。4人なので3本の地酒も直に空いてしまう。ワインの赤を抜いて、チーズや生ハムで呑む。これもすぐになくなり、白ワインに手が伸びる。ほぼ、買ってきた酒を呑みつくした頃、夕飯の時間となる。この辺の“目分量”は経験がなせる“技”だ。一日にしてはならず、である。



夕食は写真の通り。地元の名産を生かしたおいしい料理であった。鍋は米沢牛の牛鍋。写真のほかに、焼きたての岩魚の塩焼きや、デザートにアイスクリームが出る。翌日の朝聞いたのだが、仲間の一人K杉氏はこの時点ですでに出来上がっており、「何を食べたか覚えていない」と言っていた。もったいない話である。

追伸・・・K杉氏へ。貴殿の食べた料理は上の写真である。小生に感謝して、よーく見つめてみたら、牛鍋ぐらいは思い出すかも。

                           <続く>
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