萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

高校野球埼玉大会いよいよ大詰め

2007年07月23日 | 野球

<強い高校は応援団も華やか。>

先週末、土日とも野球場へ足を運び高校野球を観てきた。その折、昨年から今春までの県内トーナメントの戦績や今大会の出場選手情報が載っている小冊子を500円で購入した。表紙の写真など暗くて質が悪い。500円も取るなら、もう少し何とかなりそうなものだが・・・。

その小冊子で選手の出身中学を見ていると、強豪私立高校の選手の出身は県外が目立つ。特待生問題はやや沈静化しているが、やはりそうかと思う。しかし、気になるのは、例えば大宮にあるS高校のエースの出身地が新潟県の新発田である。能力の秀でた投手なら、そのまま新潟の高校に入った方が甲子園に出やすいのではないか。新潟県の出場校は96、埼玉県のそれは163校である。

大阪出身の選手が少しでも甲子園に出やすいようにと埼玉県に留学する、というのなら理解しやすいのだが。単純には考えられないモノがあるのかもしれない。そういえば、早実から早稲田に進んだ斉藤佑樹も出身は群馬だ。甲子園に行くだけなら、群馬県の高校に入った方が良かったはずだ。(群馬県は67校、西東京は117校)

ま、いろんな事情があるとは思うが、地方から人材を集めた強豪校に地元中学出身の生徒だけのチームが勝つこともあるから、野球というスポーツは面白い。今週、埼玉大会は大詰めだ。地元対地方、公立対私立強豪という切り口で観てみようと思う。決勝は29日、日曜日だ。
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