みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

亡娘の縁

2016-01-02 16:39:56 | 家族
亡娘の祥月命日です。私に似ていなくて顔立ちが整った嬰だった。が、その顔は病苦で歪んでいることが多かった。思い出すと息が詰まりそうになる。あの頃の私は、毎日が切羽詰まったような気持だった・・ 周りの人々にとっては、さぞ迷惑なことだったろう。

久しぶりに電車に乗り、降車駅から40分ほど(以前は30分ほどだったけれど、年々足が遅くなる・・)歩いて墓地へ。亡娘とその亡父と亡祖父母のお墓。近づいてハッとしました。水洗いされたばかりの様子! 供えられたばかりらしい小菊などの花とカップ酒。毎年この日に来ているけれど、初めての事です。

どなたがお参りされたのか・・・亡娘を介して私とも繋がりのある人だろうけれど、私と出会う機会は少なくとも今までは無かった人だろう。こういう関係も「縁」ではある。一度お会いしたいような、でもやはり会いたくないような。当庵の庭に咲いていた水仙花と実南天を持参してきたので、少々躊躇いながらも供花として加えました。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿