みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

母の日の古傷

2014-05-11 19:11:15 | 家族

真っ赤な郵便局の配達車が庵前に止まり、いつもとは違う配達人が、何だか嬉しそうにニコニコして届け物を私に渡してくれた。送り主欄に息子夫婦の名前がお嫁ちゃんの字で書いてある。今日は母の日。

母の日を素直に迎えられる人って、そんなに多くはないのでは?

息子と亡娘の母としても、母なるヒトの子としても、私にとって母の日は浅からぬ古傷が容赦なく疼く日でもある。

それでも、お嫁ちゃんの心遣いによって傷の痛みが少しずつ緩和してきているのを感じる。有難いことだと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿