「馬鹿げてないもの」

2013-08-07 16:59:53 | Weblog


哀しくて切ない、

そんな気持ちを

あたしは胸に

抱え込んだまま生きている。


それの重さは120トンだ。

そういうのを抱えたまま、1日に500キロメートル走る。


生きる、というのは恐らく

そういうことでしかないのだろう、と思っている。


どんな風にそれを

君に伝えたらいいのだろう?


切手を貼って、手紙でも出す?

(それはちょっと古風すぎ)

それなら、電話ボックスから電話をかける?

(それも、今や旧式だ)

電子メールは味気ない。

ポケベルはとっくにサービス停止の憂き目に会っている。

(ポケベルで何が伝わるというのか)

・・・・・・・・・・・・いっそ、電報でも出す?


でもそんなのは馬鹿げてる。

でも、この世の中に

「馬鹿げてないもの」なんて、存在するのかどうか・・・・・

疑わしいよね、とあたしは思う。


穴の空いた箱の中で日がな一日、そんなことを考える。


少しずつ、

陽の昇りだす時間が遅くなって行く。


「夜明け」なんて、

ほんのちょっとの間の出来事に過ぎないのだ。







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核兵器は絶対悪

2013-08-06 17:20:25 | Weblog


広島市長は「核兵器は絶対悪です」と言った。

俺もそう思います。

市長は「抑止力から抜け出して、信頼と対話を基調とした安全保障関係を築こう」

とも言ったのだがそれは、、とても説得力のある言葉だ。力のあるヴィジョン。

本当に、それしか道はないだろう。

それにしても首相のコメントはいかにも紋切り型で、

誠意の感じられないものだった。

うわべだけで物を言うような人間。

あの調子では・・「非核三原則」だって、いつか、なし崩しにされてしまうかもしれない。

本当に、自民党政権は何とかしないと。

彼らは日本という国を、とんでもなく間違った方向に導いて行くような気がする。

ああ、嫌だ。


しかし、「抑止力から抜け出す」」には、「原子力」自体を、

完全に封印する必要が生じる。・・・・・・・・・・・・・・・・そうだよね?

そういうことを現実化していかないと、

現状がいつまでも続くであろうことは簡単に想像がつく。

長期的な観点から言えば、そのためにも「原発」なんてものは即刻、廃止しなければならない。

大体が「原子力の平和利用」っていうお題目すら、「核兵器」のための隠れミノなんだから。

そんなものを許していてはいけない。

強硬に反対する。

1945年の今日、8月6日(そして9日にも)。

最悪の大量破壊、大量殺人兵器である「原子力爆弾」の犠牲になった方々がいる。

彼らの「痛み」と「無念」を想像する。

それがたった68年前のことだって事実に、驚きを禁じえない。



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「生き物」は何故老い、何故死ぬのか?

2013-08-05 17:03:45 | Weblog


ラジオの「夏休み子供電話質問」に、

小学生の女の子が半泣きになりながら電話してきていた。

「最近、ひいおばあちゃんが死んで、飼っていたカブトムシの幼虫も死にました。

・・・・・・・・・・・・・・・・生き物は、なぜ死ぬのですか?」

「ひいおばあちゃん」と「虫」を同一線上において発言しているところが

子供っぽくて、聞いてるほうは何とも心温まるのだが、

本人はとてもとても、悲しいのだ。可哀想に。

回答者は世代交代のことなどを例に挙げて、でも結局は「それは、わからないのよ」

と言っていた。潔い答え。

子供の質問、というのは時々、答えがない。

聞いてて、ほかに傑作だったのは

「宇宙が始まる前は何があったんですか?」という質問と、

「ゴキブリは何のために存在しているのですか?」という質問だった。

後者の「ゴキブリ質問」に対しては回答者は、生態系のことなどを持ち出して、

人間の都合で「害虫」なんて言っては駄目だよ、などと説教を垂れていたが、

生態系など持ち出しても「存在の理由」の答え・・になど、なっていない。

愚かな答え。

しかし、子供相手に、核心的なことを説明するのは至難の業だ。

俺だったらどう答えるだろう、と考える。

「ゴキブリ質問」に対しては、

「生き物は、ただ生きるために存在しているんだよ。」としか答えられないな。

いかん、これでは「回答者」失格か。まあいいや。

失格ついでに・・・「宇宙の始まる前」?・・・知るか、そんなの。何もねえよ。

さて、「生き物はなぜ死ぬのですか?」と聞かれたら?

・・・・・・「そういうふうにできてるからだよ」、としか言えないかな・・・。

でも、本当に、考えてみたら・・・「生き物が死ななければならない理由」って、ないのだ。

身体の老朽化?いや、だって細胞は日々、入れ替わってるんだぜ。

「古く」なんか、ならなくたって、いいのだ。

年老いて身体にガタが来て、やがて生命活動が停止するのは、

DNAの中に、「老朽化して、死ぬ」というプログラムがセットされてるだけの話だ。

じゃあ、なぜ、そんなことがプログラムされてるのか?ってのが大問題なんだけど、

これに対する「答え」を、今日、ダンプの中で思いついた。

生き物はなぜは老い、なぜ死ぬのか?

「それのほうが楽しいから」だ。きっと、そうだぜ。





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真夏

2013-08-04 13:00:56 | Weblog


私がこのように行動する理由は、

そのようにすることが最善である、と私自身が確信するからである。

他人の意見が全く、耳に入っていないわけではない。

しかし、人間は誰でも、結局は

「自分の思い通りに」しか生きられないのではなかろうか。

他人から見て全く無駄に見えることも、その人にとっては全然、無駄ではない。

あらゆる角度から物事を見ることは

実質、不可能である、と私は認識している。

私は「私」という限られた角度からしか「世界」を見ることができないのだ。

そして私は、

その角度から見て「美しい」と思うものを提示する。

あなたにそれが、ほんの少しでも伝わることを願う。

思うのだが、どんな人でも「自分」という宿命の病を抱えている。

自己を規定するのも自分だし、

開放するのも自分でしかないだろう。

とどのつまり、

私が求めているのは「救済」ではない。

歌詞の中でも言っているのだけれど、

自分を救済できるのは自分だけだからだ。

結局・・・・私はただ、「世界」を愛したいだけなのだ。

見返りを求めるものではない。

結論はとてもシンプルだけれど、私はそんな風に考えている。

気がついたら、また真夏だ。

蝉の声が耳鳴りのように遠くから聞こえる。










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ほんのちょっとした人生論

2013-08-01 16:37:29 | Weblog

もちろん考え方によって違うのだけれど、

ある角度から見ると

人生は”壁にぶち当たること”の連続だ、と言える。

”人生は障害物競走だ”、と言い換えてもいい。


でも別の角度から見ると、

人生は”ご褒美”の連続だ、とも言える。

言い換えるなら”人生とは「毎日がボーナス支給日」である”

といったところか。



「落とし穴を避けて進む」のが人生なのかもしれないし、

「それ自体が巨大で素敵なギフト」っていうのが人生なのかもしれない。



「試練こそが人生」かもしれないし、

「試練」のあとの「お楽しみにご招待」

で訪れてるのが、現世なのかもしれない。


この世界を創った「誰か」は僕らに悪意を持っていて、

事あるごとに、「意地悪」をしてるのかもしれないし、

単に

そんな人はいなくて、いたとしても僕に、

何の感情も持ってない・・・のかもしれない。




どちらにしても(シュレーディンガー風に)言えるのは、

箱のフタを開けてみなければ、

中の「猫」が生きてるか死んでるかわからない・・・・のが人生なのだ。




ところでところで。





以下に引用するのは、日本からイギリスに移住した人の話。

(原文そのままではない。)

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人生って、毎日が過ぎて行って、時々、嫌なこととか困ることがあって、

また普通の毎日が過ぎて、それでまたトラブルがあって。また日常が訪れて。

時たま、まれに・・・楽しいことや嬉しいことがあって、

でも嫌なことのほうが圧倒的に多くて。

そういうのが人生だ、って思ってたの。

でもイギリスに来てから、その「嫌なこと」と「楽しいこと」の

起こる率が、日本にいる時と完全に逆転した。

時々、「楽しいこと」がある。そしてまれに、「嫌なこと」がある。

・・・・・・・・・・人生って、そんなものなのかな、と今では思ってる。

日本にいた時って、「嫌なこと」ばっかりだったんだなぁ。

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むむむむ。

・・・単にこの人は「日本が合わなかった」のだろうけど

(って言うか・・・そう思いたい)。



君はどうですか?

人生って、

「楽しいこと」の方が多い?

「嫌なこと」の方が多い?




僕はどっちだと思ってると思う?



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