「生き物」は何故老い、何故死ぬのか?

2013-08-05 17:03:45 | Weblog


ラジオの「夏休み子供電話質問」に、

小学生の女の子が半泣きになりながら電話してきていた。

「最近、ひいおばあちゃんが死んで、飼っていたカブトムシの幼虫も死にました。

・・・・・・・・・・・・・・・・生き物は、なぜ死ぬのですか?」

「ひいおばあちゃん」と「虫」を同一線上において発言しているところが

子供っぽくて、聞いてるほうは何とも心温まるのだが、

本人はとてもとても、悲しいのだ。可哀想に。

回答者は世代交代のことなどを例に挙げて、でも結局は「それは、わからないのよ」

と言っていた。潔い答え。

子供の質問、というのは時々、答えがない。

聞いてて、ほかに傑作だったのは

「宇宙が始まる前は何があったんですか?」という質問と、

「ゴキブリは何のために存在しているのですか?」という質問だった。

後者の「ゴキブリ質問」に対しては回答者は、生態系のことなどを持ち出して、

人間の都合で「害虫」なんて言っては駄目だよ、などと説教を垂れていたが、

生態系など持ち出しても「存在の理由」の答え・・になど、なっていない。

愚かな答え。

しかし、子供相手に、核心的なことを説明するのは至難の業だ。

俺だったらどう答えるだろう、と考える。

「ゴキブリ質問」に対しては、

「生き物は、ただ生きるために存在しているんだよ。」としか答えられないな。

いかん、これでは「回答者」失格か。まあいいや。

失格ついでに・・・「宇宙の始まる前」?・・・知るか、そんなの。何もねえよ。

さて、「生き物はなぜ死ぬのですか?」と聞かれたら?

・・・・・・「そういうふうにできてるからだよ」、としか言えないかな・・・。

でも、本当に、考えてみたら・・・「生き物が死ななければならない理由」って、ないのだ。

身体の老朽化?いや、だって細胞は日々、入れ替わってるんだぜ。

「古く」なんか、ならなくたって、いいのだ。

年老いて身体にガタが来て、やがて生命活動が停止するのは、

DNAの中に、「老朽化して、死ぬ」というプログラムがセットされてるだけの話だ。

じゃあ、なぜ、そんなことがプログラムされてるのか?ってのが大問題なんだけど、

これに対する「答え」を、今日、ダンプの中で思いついた。

生き物はなぜは老い、なぜ死ぬのか?

「それのほうが楽しいから」だ。きっと、そうだぜ。






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