真夏

2013-08-04 13:00:56 | Weblog


私がこのように行動する理由は、

そのようにすることが最善である、と私自身が確信するからである。

他人の意見が全く、耳に入っていないわけではない。

しかし、人間は誰でも、結局は

「自分の思い通りに」しか生きられないのではなかろうか。

他人から見て全く無駄に見えることも、その人にとっては全然、無駄ではない。

あらゆる角度から物事を見ることは

実質、不可能である、と私は認識している。

私は「私」という限られた角度からしか「世界」を見ることができないのだ。

そして私は、

その角度から見て「美しい」と思うものを提示する。

あなたにそれが、ほんの少しでも伝わることを願う。

思うのだが、どんな人でも「自分」という宿命の病を抱えている。

自己を規定するのも自分だし、

開放するのも自分でしかないだろう。

とどのつまり、

私が求めているのは「救済」ではない。

歌詞の中でも言っているのだけれど、

自分を救済できるのは自分だけだからだ。

結局・・・・私はただ、「世界」を愛したいだけなのだ。

見返りを求めるものではない。

結論はとてもシンプルだけれど、私はそんな風に考えている。

気がついたら、また真夏だ。

蝉の声が耳鳴りのように遠くから聞こえる。










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