いつのまにか僕は自分が、強度の「音楽好き」になっていることに気付く。
そんなの、あったりまえじゃんかよ
という面ももちろん、ある。
それで喰ってるわけではない、とは言え 僕はミュージッシャンなのであるからして。
とは言え、
子供の頃からそうだったのか?と考えれば、
けっこう、そうでもなかった気がするのだ。
ピアノとか習いに行っていたのは兄貴だ。僕ではない。
僕は、絵ばかり描いていた。そういうタイプの子供だった。本も読んでいた。
そんな子供が13歳くらいになって、
反骨的な歌を歌うシンガーソングライターたち(吉田拓郎、甲斐よしひろ、忌野清志郎)
の歌詞(と、彼らのかっこよさ)に出会って感動し、
ギターと言う楽器の美しさに魅了され、
そういう段階を経てやっと「音楽」にたどり着き、出会うのだ。
その後、そのルーツをたどって、ローリングストーンズやビートルズ、
そしてさらにそのルーツである、古いアメリカの黒人音楽(ブルーズ、R&B)に夢中になる。
そして90年代には同時代のミュージッシャンとして、その混沌の音楽世界の真っ只中へ飛び込んでいく。
音楽鑑賞にはある程度の知識や理解力が必要不可欠だ。
当たり前の話だが、幼児にシンフォニーを聞かせても、
マイブラッディヴァレンタインを聞かせても、理解し得ない。
もちろん文学も、絵画も、生活も、経済も、人間関係にしても、何でもそうだが
音楽にもそういう要素がある。その世界についてある程度理解していないと、その素晴らしさがわからないのだ。
僕は全然わからないなりに「音楽」の扉を開けて、
その後出会った友達に、音楽の深さ、素晴らしさ、美しさETCを教えてもらった。
そういう友達に出会えて、とてもラッキーだった。
独学だけしてるよりも、「同志」や「導き手」がいたほうが千倍も手っ取り早いのだ。
そして、僕は音楽好きになった・・・・というか、なることが出来た。
音楽の知識はそんなに大したことないけど、
それに対する愛情と、ライヴの経験は誇りに思える。
インターFMのラジオ番組なんか聞いていると、本当に本当に幸せな気分になる。
そして何よりも、心の奥から湧き出てくる「自分の音楽」が、ある。
2019年も、そろそろ「晩秋」が始まる季節に到達しました。
11月3日にオオサカの難波MELEというライヴハウスに僕は
自分のやっているROCA’66というバンドで、出演します。
やる曲は全部、自分達のつくったものです。
有名バンドのコピーとかカバーとかではない。
歌詞も全部、僕が自分で書いたものです。
普段、ライヴハウスなんかに来たことのない人も、来てください。
僕等は、楽屋にずっといるわけではなくて、
客席で対バンのバンドを見たりしています。声をかけてください。
いい季節だから、きっといいライヴになります(希望的観測)。いや、どんなライヴもいいライヴなのです。
音楽は、人と人をつなげてくれる・・・という側面があって、
それは本当にありがたいし、それって一種の「救い」ですら、あります。
2019年11月3日(日)...
難波Mele
「Wooly Bully!」
OPEN 17:30 START 18:00(予定)
AD ¥2000 DOOR ¥2500 共にd別
共演
THE GADDICTIONS
ザ・ルチャドールズ
& More!
すべてのMUSIC LOVERたちよ。
来月3日に、難波メレに・・・・・・・来ておくれ。
あ、別にMUSIC LOVERじゃなくても来てくれよ。
「ファッション・モンスター」とかさ、
「活字中毒」とか、そういう人も。
「B級グルメ」とか(笑)。
あ、「何者でもない」っていうひとももちろん、大歓迎。
写真は前回ライヴの、我々、ROCA’66.
撮影はカメラマン、大瀧くん。
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