WINTER TIME

2008-01-18 09:46:42 | Weblog

まるで物語の登場人物のように

屈折も体臭も持たない君。

どこまで行ってもそれは、

明け方の幻想にしか過ぎないのかも知れません。


昔から君はそうだったんだけど

何というか「現世」のごたごたとか、

あわただしさとは無縁で、

・・本当に君とのことは現実だったんだろうか?などと

時々思ってしまいます。


あ、大丈夫。

そんなの本気で疑ってるわけではない。

でもちょっとは・・・・・

なんてね。


俺はもう誰も、何も、否定しないって決めたんだ。


それでどうなるかっていうと

そうさ、別にどうにもなりゃしない。

ゆるやかな流れが少しその向きを変えるだけ。


俺は限りなく薄まって行って、

周りの風景と同化して見分けがつかなくなるんだ。


それが俺の望み。


今のところはね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 螺旋 | トップ | 露悪癖 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事