2024年8月は2週連続ライヴ!!!!!!

2024-08-04 17:36:03 | Weblog

 

 

 

バンドは切ない。

我々はせーの、で一緒に音を出す。

そしてひとつの「楽曲」という、夢みたいな、幻みたいな、短編映画みたいな、

歌みたいな・・・・・・形のないものを創り出す。

そのためだけに集まり、そのためだけに心を通わせる。

そういうことを何年も繰り返していくうちに少しずつ我々は

親密になっていく。

もしも、バンドが無くなったらこんな風に彼らと頻繁に

会えることもないのかもしれない。

そう思うとさらに切ない。

いやもちろん、続けれるところまで続けるつもりなんだけどさ。

 

今週土曜はライヴだ。8月10日 土曜日、京都祇園シルバーウィングス。

がらんどう、らんちゅう、ザ・マンガンズ、バイバイガール、そして我々ROCA’66。

いいブッキング、音も雰囲気も良い、好きなハコ。いい夜になる事、必至。

その次の土曜日も、何とライヴだ。

我々にしては珍しい、2週連続ライヴ。

8月17日 土曜日は大阪・大正区にある 田中屋酒店。

今までに2回出演させてもらっている。いい店だ。

ここは本来は酒屋・・・兼、立ち飲み屋なのだが、

本格的な機材が入っていて、音も良い、酒もうまい。入場料は投げ銭。いくらでもオッケーよ。

ザ・マンガンズ、カミナリボルト、地下道を往く、そして我々ROCA’66。

またまた良いブッキング。

 

2週連続でいい夜になる。

 

あの・・・・・かの「憂歌団」の初期の楽曲の歌詞に、

「いつまでも、あると思うな親とカネ~」というのがあった。

 

我々は親でもカネでもないのだが、いつまでも存在し得ない、という点は同じだ。

我々が我々として存在し得ているうちに、

観に来ておいてください。っていうか、毎回来てください。


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「ホテル・ニューハンプシャー」読了。

2024-08-04 17:09:13 | Weblog

「ホテル・ニューハンプシャー」を読了した。

壮絶であった。

しかし・・・・・・・・・・・・・・思ってたより「切ない」要素が希薄だった。

以前読んだときは酔っ払っていたのか俺?ちゃんと読んだか俺????

大体いつだったんだ以前読んだのって?30年近く前?そりゃ覚えてないかな。

熊とバイクの2要素のせいで、

アーヴィングのデヴュー作「熊を放つ」と自分の中で混同していたフシがある。

この2作は少し似ている・・・と思っていたのだが、

熊とバイク以外、ほとんど似てないし。あ、あとウィーンが舞台になるところも重なるけど。

切ないのは「熊を放つ」のほうだった。あっちは圧倒的に、全編、切ない。はずだ。

感傷的な要素が強いハズ。

こちらは、この「ホテル・ニューハンプシャー」は躍動的で精神的で、現実的で、それでいて夢想的で、

残酷で下品で、ぶっ飛んでて、

・・・全編、性的だった。エロくは感じないのだが。

あまり感傷的ではない。

でもやっぱ、面白かった。没入的読書体験。

読後は、自分の生きる現実が 小説、もしくは映画のように見える。

きっと、誰にとっても「人生はおとぎ話」なのだ。

こうなると必然的に、次に読むのは「熊を放つ」だ。それしかない。

 

いやしかしそれにしても、

フラニーは終始最高なのだが、それ以外にも、革命家たちと売春婦たちが良かったな。

 

 

登場するバイクがインディアン・モーターサイクルだったのも驚きだった。

伝説の(近年、復活したけど)戦前のバイクメーカー、インディアン。

 

 

 

 


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