小さな翼と銀の鈴
悪酔いの日々は過ぎ去って
少しずつ空気が乾いていく
静けさに耳を澄ませても
狂騒の名残りの耳鳴りが
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
きっとこの音は他の人には
聞こえていないのだ と思うと
笑える
こんなにはっきり聞こえるのに
存在してない音なんだ
そして小さな翼
それは超然と存在し続けるのだ
俺の中に
・・・とまあそんな風に
俺は何てこともなく
街で暮らしている
それにしてもさ
自分が大人であることにすらまだ慣れないのに
これ以上歳を取っていくなんて
不思議だよ。
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