2012年・夏

2012-08-21 09:53:16 | Weblog




夏がまだまだ、続いています。

耳鳴りみたいな蝉の声は多分まだ、現実のものでしかないだろうし、

赤みがかった紫色のあの太陽が、

ただ何もかもを焼く尽くす・・・みたいな感じで

真夜中だろうとお構いなく、”大笑い”しながら僕の真上で輝いています。

すべての種子は枯れ果てて、

すべてのチョコレートは溶けて流れて消えてしまった。

それは錯覚だったのでしょうか?

思い込み・・・?

もしそんな一言で片付けられたとしても、それで全然オッケイなのだけど。

でも片付かないのはそれ以外のすべてで、

どこまでもとっちらかった心象風景みたいな荒れ野に

またいつの間にか座り込んでる自分に、ハッと気付いたりします。

そんな日々。

とは言え、僕はまた立ち上がるチカラを得て、

いつかのメロディを頭の中で爆音で鳴らしながら行くのです。

伏目がちだけど覗いてみたらその瞳は、ギラギラしてるはず。

それにしても、

次に海に行けるのはいつのことなのか・・・。

そう考えるとこの先、永すぎるような気がするけど。

僕はこれまでずっとそうだったように、、

永遠の秋を待ちながら・・・・そして来年の夏の海を待ちながら、

息を殺すみたいに・・・静かに潜航するみたいにして

暮らしてゆきます。


またいつか会いましょう。













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