考えようによっては

2010-11-26 07:11:07 | Weblog
しかし大局的に考えてみれば

意味なんか何もない、と言うこともできる。

すべての人の人生は壮大な無駄遣いだ、と。


「どうせいつか死ぬ」と言ったのは

何の小説の主人公だったか?

確かに、結果を重視するのなら

最終結果は、それしかないのだ。


君は消えてしまったけれど、

僕の心の中に、確かに残っている。

でもいつか、僕が消えたら

僕の中の君も消えてしまうんだよな。


フェアである、と考えればこれはとてもフェアなことだ。


でも「消えてしまう」のが嫌だったらどうすればいい?

「名を残す」とか?

何か偉大な事(もしくは悪行)をして、

歴史に残ってしまえば僕も君も、

消えずにすむかもしれない。


でもそんなの馬鹿げてるな。

ただ「記録」に残ったからって、

それが何だっていうんだ?


きっと消えてしまうことを怖がるべきではないのだ。

だって考えようによってはそのことこそ

人生そのものに付随する

最高のご褒美だ、とさえ言えるのだ。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人生が映画なら | トップ | コーヒー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事