まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

京阪神の緊急事態宣言解除

2020年05月21日 | ブログ

数日前から言われていたが、大阪、京都、兵庫各府県の緊急事態宣言が、21日に解除となった。

「大阪モデルは前のめり」という声もあるようだが、現実のところでは京阪神というのは一つの圏内という見方もできるし、ともかく一歩前に進んだ形ではある。

これで残るのは東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏と北海道だけとなった。緊急事態宣言を5月末まで延長すると発表された時は、「そのままズルズルと、5月末になってもシレッとした顔でもう1ヶ月延長すると言うのでは?」と思っていたが、5月の連休から2週間が経過したところで、最悪のシナリオは回避できたとなったのだろう。

とは言え、ウイルスの脅威がまったくなくなったわけではなく、いきなり何もかもを元通りにするということでもないので、引き続き慎重な行動は求められるところ。それでも、口を開ければ自粛自粛、果てには自粛警察なる輩が跋扈するギスギスした世の雰囲気は少しは明るくなるだろう。

個人的には、その自粛警察とやらの他県ナンバー狩りや道路封鎖を黙認したり、むしろそれを率先して煽った徳島、岡山の県知事に対しては許さない感情がある。施策の是非はともかく、発信の仕方というのがあるだろう。

まあ、四国の「お接待」文化なんて、その根底にあるのは結局「カネをやるからお前はとっととここから立ち去れ」ということの裏返し。そもそも遍路なんて来ていらん存在なんですよ。大型連休中に納経所を全て閉めたのもその根底の価値観に則っただけのこと。

そして岡山は今後も「行ったことを後悔させられる県」なのでしょう。何がカモンベイビー岡山じゃ。ぼっけぇ、きょうてぇ。

すみません・・・気持ちを落ち着かせよう。

実際のところは全国的なイベントとなるとまだまだ難しい。夏の甲子園も中止になったし、プロ野球の開幕はまだ目処が立たず、大相撲も名古屋場所(開催は東京)が果たして開かれるのか。これらは例の一つに過ぎず、全国的には「あれは大丈夫か」「これは予定通りできるのか」「それは再開できるのか」というものが無限にあることだ。

「新しい生活様式」として示されていることに対して、個人的には賛同できない(したくない)箇所もあるが、実生活では落ち着いて、是非を判断して過ごすことにしようと思う。

・・・そこに来て、このアベノマスク。3日ほど前に投函されていた。安倍のしょーもない対応への不満から、当初は投函されても送り返そうかと思っていたが、こんなマスクでも調達や流通の過程で、個人として安倍や政府への不満を持ちながら、疑問を感じながらも携わった人がいる。それを思えば、とりあえず受け取るだけは受け取り、後でどうするかはゆっくり考えるほうが大人の対応だし、精神衛生上よろしい。負の歴史、これを見て「プチ臥薪嘗胆」するもよし、安倍への憎悪をたぎらせるもよし・・(皮肉なもので、安倍の地盤である山口県にはまだ1枚も配布されてないそうだ。この男は山口県のことなんか屁とも思ってないのだろう)。

現物を見ると、マスクじたいの性能はさておき、同封の「3密」の説明書のほうが立派に見える。

横に、前に当ブログでも触れた中国産の不織布マスクを置いてみる。実生活では他に、休日用ということで水着素材の洗えるマスクを使っている。プロ野野球西武ライオンズでは、球団ロゴや選手の背番号があしらわれたマスクカバーを発売したという(バファローズもやらんかな?)。他にも、鉄道グッズとして発売を始めた会社もある。まあ、アベノマスクに危機感を覚えた人たちが手作りマスクを編み出し、一部では新たな商品分野にもなったとも言える。アベノマスクのせめてもの間接的な効果として、評価しましょうかね・・。

これからも第2波、第3波があると言われるが、それはその時。悪態をつきたいところは山ほどあるが、そこは抑えて、落ち着いて。まずは一つプラスの展開になったことに一息つこう・・・。

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