新鳥栖17時16分発の「つばめ324号」に乗車する。乗る前に再び「焼麦(しゃおまい)」を買い求める。新幹線でのアテとしてつまむことにしよう。
乗車時間12分で終点博多に到着。すると前方の車両から、スーツをまとった体格のいい集団が降りて来た。各駅停車の「つばめ」から団体が降りるのも珍しいなと思うが、マスクで顔がよく見えないものの、ひょっとしたら先ほどまでタマスタ筑後でプレーしていたであろうバファローズのファーム組ではないだろうか。「つばめ324号」の筑後船小屋発は17時04分、試合終了後に乗るにはちょうどいい列車である。バファローズだろうと思ったのは、その後何人かが改札内の駅弁コーナーで弁当を買い求めていたからで、この後「のぞみ」か「さくら」に乗り継いで大阪に戻るのだろう。
さて私だが、日本旅行の「バリ得こだま・つばめ」プランで指定されたのが18時31分発の「こだま778号」。その前に17時59分発の「こだま866号」もあるのだがプランの設定がなく、博多で1時間の乗り継ぎ待ちである。
このプランでは指定列車の変更ができず、前の列車の自由席に乗ることもできない。ただ、博多のみ途中下車ができる。せっかくなので外に出よう。
JR博多デイトスの2階に「博多めん街道」というのがある。時間もちょうどよいので、ラーメンで夕食としよう。特に店にこだわりはなく、たまたま目にとまった「長浜ナンバーワン」に入る。元々は屋台から始まった味だという。博多の屋台か・・・ずいぶん前に行ったきりである。
普通に美味しくいただき、駅に戻る。これから乗る「こだま778号」は広島行き。
「焼麦」は翌日の楽しみとして、車内ではゆっくりとくつろぐ。九州を後にして、新下関で列車通過待ちの停車。前日午後から移動して、1日でいろいろなところを回ることができた。
九州西国霊場もこれで3分の2が終わり。残りで長崎県をぐるりと回り、唐津を経て福岡に戻る。長崎県もまたいろいろとめぐってみたいところ。西九州新幹線にも乗れるかな・・・。