まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

ゴルフコンペ参加

2012年04月30日 | ブログ

大型連休に入った世間。新幹線の混雑ぶりや高速道路の渋滞のニュースが伝わってくるところである。東海のほうは「新東名」の高速道路の開通により渋滞も緩和されているとはいうものの、こちら関西の西の出入口である中国自動車道は朝から渋滞、そして帰路ももちろん大渋滞である・・・・。

201204291216000029日の昭和の日は、私の勤務先職場での公式行事となるゴルフコンペが開催された。場所は兵庫県内、この4月には女子プロの公式戦が行われたコースである。結構な人数となったが、取引業者のお歴々にも多数参加いただき盛会となった。

 

 

 

2012042914320000実は昨年秋にもこのコースで開催しているのだが、いくら幹事とは言えボロボロのスコアで最下位に沈むというていたらく。そんなこともあって、クラブはそのままだが気分一新でウェアの新しいのを買ってみたり、またボールにマーカーはこちらのものを新規に購入。・・・うーん、このデザインのチームは現在リーグの下位を争い、おまけに29日の敗戦で結局最下位に転落することになるのだが・・・。

ショットの前には「クドゥロ・ダンス」の軽快なメロディを頭の中で再生して臨む。感じとしては自分なりにリズムを組んで打てたように思う。まあ、全体のスコアで見れば褒められたものではないが、それでも前回に比べれば良くなっており、最下位は何とか脱出することができた。幹事としての最低限の役割は果たせたと思うが、やれやれ。まだまだ上げていかなければ。

それにしても暑かったのと、松の花粉がすごかった。今年もまた暑い夏になりそうな予感がする。果たして電力は大丈夫なのか・・・・?

 

 

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『誰が、市民球場を壊したのか?』

2012年04月28日 | ブログ

先週、出張で訪れた広島の地。時間があったので原爆ドームと旧広島市民球場を訪れたのだが、すっかり解体され、フェンスに覆われた姿が痛々しかったことは先の記事に書いたところである。

ちょうど前日の雨でグラウンドはぬかるんでおり、あちこちに水たまりができていた。一つのもの、在りし日の姿を知っているものがなくなるというのはこういうことかと、改めて感じたところである。

そして、書店の地元書のコーナーで見つけた一冊がそのままズバリの『誰が、市民球場を壊したのか?』(堀治喜著、文工舎)

5147hnhoxl__sl500_aa300_この文工舎という出版社も広島市安佐北区口田という、広島市でありながら中心部ではない微妙なところで、えらいローカルな出版社のように思うが、それだけ地域密着の作品を扱っているのだろう。また、この著者は『衣笠祥雄は、なぜ監督になれないのか?』という著作も出しており、広島の人にとって関心のあることについて、なぜか地元マスコミがタブー視したり御用記事ばかり並べようとする中でそれにあえて突っ込むジャーナリスト的面白さを感じる。

本作は旧広島市民球場が廃止から解体に至るまでの過程を、アメリカが原爆を開発し広島に投下した「マンハッタン計画」になぞらえ、カードゲームやオセロゲームの比喩を用いて書き述べたものである。ただその中で明らかになったのは、広島「市民」球場と言いながら、球場の今後の在り方について「市民不在」の不毛な議論(と言えるほどのものでもない、当時の秋葉市長と一部政治家、地元財界との談合)の末、解体が決められたということ。そして、「まず解体ありき」で始まり、その跡地には、球場横にあった商工会議所ビルを移転しようという結論があって、議論そのものも出来試合であったということ。そして、解体反対の署名、住民投票の要求にも一方的に「NO」をつきつけた広島市役所の閉鎖性。これらを、市役所のある町名になぞらえて「コクタイジ計画」として描き出す。

球場のさよならイベントの時に、「終球式」のマウンドに立った秋葉市長に硬球を投げつけた男性がいたが、この一冊を読めば「気持ちは痛いほどわかるな」と思う。

P6071413これまで、地元・藤井寺もそうだし、かつての球場の跡地ということでは後楽園、川崎、西宮、大阪、日生、平和台といったところを訪ねたことはある。後楽園は東京ドームへの建て替えということで別として、「プロ野球が引っ越したら球場は取り壊しになるんだろうな」ということはある程度仕方のないことだと思う。関西の西宮と大阪はそれぞれ大きな商業施設になったし、藤井寺の跡地が小学校というのも、そんなものかと思う(日生球場の跡地が未だにどうなるかはっきりせず、内野スタンドの土塁も残る中タイムズの駐車場になっているのはもったいないと思うが)。

Dscn3815こういう例があるから、広島の人たちにしてもマツダスタジアムができた後、「どうせ市民球場は壊すんじゃろ」という予感はあったのではないかと思う。壊されるのは仕方がない、ただ、その跡地というのが「市民球場を壊してまでつくるほどのものか?」というプランであったり、政治家と一部の業者が密室でコソコソやっていることが気に入らないということだろう。

そのためか、秋葉市長は市長選挙に出ることなく後継候補を立てたが敗れ、松井現市長の下で跡地利用問題についてはいったん白紙、再検討ということになった。ただ解体についてはそのまま進められた。この後はどうなるか、皆が納得する結論を待ちたいものである・・・・。

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倉敷散策

2012年04月27日 | 旅行記F・中国

広島から呉線の「清盛マリンビュー」で東進。三原に到着してからはどうするか。山陽線沿いにも途中下車したくなる街、そして久しく訪れていない街が結構ある。尾道、福山、倉敷。何なら井原鉄道に乗るという選択肢もあるし、岡山に早くに行って「例のミシュラン居酒屋」に行くという手もあるし・・・。

その中で結局選んだのは倉敷。駅からほど近いところに美観地区があるが、それを訪ねたのはいつ以来だろうか。少なくとも、広島を離れてからは行ったことがない。駅の北側は確か「チボリ公園」だったはずだが、それが今では大規模なアウトレットモールができている。今はテーマパークは廃れ、こういうモール街が人を集めるのだろう。倉敷という立地であれば岡山市内からの集客も見込まれると思う。

Dscn3966美観地区はそれとは対照的な駅の南側に広がる。10分も歩けば蔵造りの建物、そして土産物屋や甘味処の並ぶ街並みに出る。多くの観光客が歓声を挙げる中、水路の両側に広がる街並みをそぞろ歩く。10数年前の記憶というのもいい加減なもので(当時はこうやってブログで記録を残すこともなかったので)、「こういう街だったのか」と新鮮な感じで見ることになる。

Dscn3955Dscn3976倉敷を訪れようと思ったのが、今となっては古いナンバーであるが、ガーデンズというユニットによる「エンドレスサマー」のメロディが頭の中を流れたこと。昔の単発ドラマ(私は見ていないのだが)で「同窓会へようこそ」という作品があり、その主題歌に使われたのがこの曲。ネットでドラマの記事を見たことがあり、何だろう、ガーデンズの歌の世界に広がる切なさと、夏の終わりという寂しさがよく合ったナンバーというのかな、それを感じようかなと。

Dscn3963Dscn3983・・・ただ、それには季節が違いすぎたし、またそのナンバーも今や知る人のほうが少ないだろう。倉敷という街の歴史の中に飲み込まれたような感じで、それをうかがわせるものはない。

Dscn3999しばらくぶらつく中で出会ったのが、星野仙一・楽天監督にちなんだ記念館。倉敷出身の同監督を顕彰する建物ではあるが、ファンシーショップのような建物群の一角であるし、だいたい私自身星野仙一という人をそれほどリスペクトしているわけでもないので、外観だけ見て引き上げることに。考えようによっては、倉敷の街並みの品格を落としている建物という評価にもなりかねない。

しばし歩き回り、最後はアーケードの商店街をくぐり抜けて駅に戻る。さて日はまだ高いがこれからどうしようか。

Dscn4008ふと思ったのが、ローカル線に乗ること。これまで何度も姿を見て、一度も乗車したことがなかったのが、水島臨海鉄道。水島臨海の工場群からの貨物線の役割も果たすが、倉敷近郊の路線としても活躍している。1両の気動車であるが座席もほぼ満席で発車。

時折高架の線路も走る中、駅ごとに客が下車する。20分ほどで水島の中心街に至り、最後の水島駅で乗客は私一人になる。

Dscn4010線路はこの先カーブを描き、終着の三菱自工前に到着。両側を道路に挟まれたホーム1本きりの駅。ただ線路はこの先にも伸びており、目を凝らすに車庫があるようだ。貨物駅は分岐の側線ということになるだろうが、これほど殺風景な駅も珍しい。おそらく平日の朝夕は通勤客で混雑するのだろうが・・・。また、その筋には人気のキハ20も走る路線ということだが、今でも走っているのだろうか。

一度先の車庫に引っ込んだ気動車が再び戻ってきて倉敷市行きとなる。今度は私一人が口開けの客となり、以後少しずつ乗車してくる。倉敷近郊路線としてまずまずの存在感を示しているようである。

倉敷に到着。さてこれから夕食ということだが、もう一度美観地区に行くか。昔ながらの風情の居酒屋があるのも確認したし。でも値段が高そうである。旅の思い出とどちらを取るか、はたまた、今から岡山に移動して例の店に行くか。

Dscn4022そんなことを考えながら駅前を歩くと、その答えは見つかった。何と、駅前のちょっとさびれたような路地の商店街に足を踏み入れたところに見つけたのが、その名も「鳥好」。あの、岡山の例の店と同じ名前である。ひょっとして姉妹店とか。

扉を開けると「やはりこれは姉妹店かな」というのが確信的になった。年季の入った大ぶりなテーブル、これといった名物料理はないがいずれも安い値段で提供してくれる酒肴類、岡山駅前のような大将の姿は見えないが、店と客との雰囲気もよさそうである。しばしこちらに落ち着くことに。

結局この後は岡山に移動し、そのまま新幹線の「こだま」で2列シートの乗り心地を味わうことに。

山陽路にもいろいろな街並みがある。多くは北前船や朝鮮通信使の往来で賑わったところであるが、地味ながらもほっと落ち着くスポットが多い。またいずれ、それらの街並みを訪れることもあるのかなと、ぼんやりと考えるのであった・・・・。

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清盛マリンビュー

2012年04月24日 | 旅行記F・中国

広島出張の翌日。集まった中の有志は親睦ゴルフへと参加していったが、急遽の参加となった私はそちらには加わることなく大阪に戻ることとする。

戻るにあたって選んだのは新幹線の「さくら」ではなく、在来線のホーム。そこに宮島口からやってきたのが「清盛マリンビュー」である。

Dscn3905気動車を改造したこの列車、これまでは「瀬戸内マリンビュー」ということで三原~広島間を運転しており、私も乗車したことがある。ホテルのラウンジのような車内のつくりで、瀬戸内の穏やかな車窓を眺めるのに格好の列車である。ただこれも指定席車両のため、急遽駅の窓口で申し込む。「山側の席しか空いていない」と言われるが、確か山側といえばボックス席ではなく長いソファータイプのシートだったはず。ゆっくりと過ごすにはそちらのほうがいいかもしれない。展望スペースもあることだし。

Dscn3904やってきた列車。ヘッドマークに清盛のイラストがあり、「清盛」と大書されたしゃもじも前面にかかる。呉線だけでなく、山陽線で宮島口まで行くのが今回の「清盛マリンビュー」の特徴である。こういう陸路もあれば、イベント期間中は音戸と宮島を結ぶ観光高速船も運航されるとか。ある意味神戸より大規模な観光キャンペーンかもしれない。

Dscn3909広島からはグループ客や家族連れが目立つ。ほとんどの「区画」が何がしかのグループで埋まる。私も指定された座席へ。海側に向けてソファーが延べられており、これなら2時間あまりの車内も快適に過ごせることである。こういう列車、「混戦BB会」でも揺られてみたいなと思う。同じような席なら近鉄のビスタカーの階下席があったか。それもまたいいかな。

広島を出発。早速テーブルにビールやらつまみやらを広げるグループがいる。地元のおっちゃんたちのようで、年季の入った広島弁が飛び交う。私にとってはその言葉も懐かしいものに感じ、瀬戸内の旅のBGMにぴったりだなと思う。いよいよ「週末鉄道紀行」である。

Dscn3912この列車にはガイドが乗っている。呉の観光協会の方ということで、呉や清盛のパンフレットを乗客に配布して回る。そして、呉市、清盛、音戸の瀬戸、戦艦大和、そして瀬戸内の島々についてマイクを手に解説をしてくれる。それに対して「あれはあれじゃけえの」などと仲間内でまた魚にして飲むおっちゃんたち。

このおっちゃんたちも、平家の末裔かもしれないな。「平の酒盛」とかいう・・・・。

呉に到着し、観光ガイドもここで下車。しきりに呉のPRがなされてはいたが、呉で指定席を立つ人はほとんどいなかった。別に呉が悪いということではないが、せっかくイベント列車に乗ったのであればもっと遠くへ行きたいというのが人情である。宮島口から呉まで乗車すれば1時間あまり、それが一番いいのかもしれない。

Dscn3925ここからは純粋な列車の旅である。天気も何とか持っており、山がちなところ、安芸津の海あたりと車窓が展開する。気動車のエンジン音も心地よい。「平の酒盛」もいよいよ絶好調になってきた。

竹原で列車行き違いの小休止。「平の酒盛」もここで「たばこの酒盛」の小休止。もっとも、危うく列車に乗り遅れそうになっていたが・・・・。

Dscn3936忠海からは今度は別の観光ガイドが乗車してきた。赤に近い色の上着を着たその人たちは「アゼリアガイド」という三原の観光協会のボランティア。「アゼリア」とは三原市の花であるさつきの英名とか。「最初は壁を見て練習して、次は猫を相手に練習して、人間相手にやるのは初めてですけえ、聞き苦しいところがあるとは思いますが」という前置きがあり、忠海から広がる海や造船所についてのガイド。

Dscn3942忠海の「忠」とは清盛の父、平忠盛から取った名前という。少し先に「盛」という集落もあるとか。なるほど、清盛マリンビューにはその前段の海賊退治も絡んでくるということか。

Dscn3934この辺りが線路と海岸線が最も近づくところである。こちらに浮かぶ島々も心和ませるものがあるが、かつての瀬戸内の交易路としての位置づけを思うに、今度はそういう視点での旅をしてみたいなと思わせる。

久しぶりの呉線の車窓を楽しめ、三原に到着。この後はどうするか。このまま在来線でもう少し東に進むことにする・・・・。

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広島・マツダスタジアムへ

2012年04月22日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

20日は広島に出張ということになった。現在の職場に異動になってから初めて仕事で訪れるということで懐かしいものを感じる。その内容というのが広島で開かれる、西日本地区の支店が集まっての交流会議への出席というもの。当初出席を予定されていた方が業務都合でどうしても行けなくなり(結構楽しみにしてらっしゃった様子だったのだが・・・)、他の管理職の皆さんもこの日は動けないということで、急遽私に出席の指示が来たというもの。「私が行ってもいいんですか?」と、何だか申し訳ない気持ちがしたが・・・。

Dscn3793ということで、20日朝の新幹線で広島に移動する。選んだのは「さくら」。九州新幹線の開業に伴い、岡山から向こうに行くなら「のぞみ」、「さくら」、「みずほ」、「こだま」のいずれかに乗車することになる。新幹線の代名詞であった「ひかり」はもはや朝と夜にちょこっとあるくらいで、時代の流れを感じさせる。その中で選んだのは「さくら」。同じ指定席に乗るのなら「さくら」のほうが席も広く(2×2列シート)、内装も暖かさを感じさせる。「のぞみ」には空席があるものの「さくら」が列車によっては満席になるのもわかるような気がする。この日も、前日夜の購入だったためか、通路側の席しか空いていなかった。

広島までは1時間30分で到着。朝は雨が降っていたようで路面が濡れているが雨はやんでいる。何だかほっとする。集合までは時間があるため、それまで市内に出ることにする。

Dscn3794今年の大河ドラマは「平清盛」。京都、神戸では清盛にちなんだ観光キャンペーンを行っているが、広島も厳島神社、音戸の瀬戸という清盛ゆかりのスポットがあり、負けずにキャンペーンが繰り広げられている。市内を走る路面電車にも「清盛の広島」のラッピングがなされている。

Dscn3802そんな清盛はとりあえず置いておくこととして、向かったのは原爆ドーム。やはり広島に来たからにはここは避けて通ることはできず、広島に来るごとに立ち寄って手を合わせている。外国人の団体、修学旅行生の姿も見える。福島原発の事故により「原子力」「放射能」ということに注目が集まっているが、それが身近なところでの「恐怖」「危険」という負の側面が出てきたことで、改めて被爆地としての「ヒロシマ」をもう一度認識するのも悪くないだろう。もし、被爆者の皆さんがこのたびの原発事故のことを聞いたとして、どのような思いを持つのだろうか。

Dscn3815さて広電の線路を挟んで原爆ドームの向かい側にあったのが旧・広島市民球場。以前に訪れた時はまだその姿を残していたのだが、この日見ると白いフェンスに覆われていて、その辺りだけがポッカリと穴が空いたように見えた。フェンスの隙間から中を覗いて見ると、グラウンドは更地になっていて雨のせいで泥まみれになっている。その向こうにはなぜかライトスタンドの一部だけが残っている。これはモニュメントとするのだろうか。

Dscn3814線路沿いの「勝鯉の森」は残っており、セリーグ優勝、日本一、そして衣笠祥雄氏の記念碑はそのまま。いずれは「かつてここに球場があった」ことの証となるのだろうが、仕方ないとはいえこうして球場が別の建物になってしまうのは複雑な気持ちである。球場解体までの経緯について、カープ関連の著作が多い(どちらかと言えばカープには厳しい、辛口の視点で書いている)作家の堀治喜氏による『誰が、市民球場を壊したのか?』という一冊を書店で見つけたので改めて読んでみることにする。

さて、時間もそろそろということで会議の行われる商工センターに移動。会議の参加者は初対面の人がほとんどであるが、こちらの拠点にはかつて一緒に仕事をしていた人もおり、久しぶりにお会いしたことで懐かしいものを感じた。広島を離れてもう8年になるが、変わったもの、変わらないもの、さまざまである。

Dscn3830通常なら会議終了後はどこかの店での懇親会ということになるのだが、この日の会場が何とマツダスタジアムでの広島対中日戦の観戦。一般のスタンドではなく、オープンスペースでのパーティールームがあるとかでその一室を予約してあるという。私が「申し訳ない」と思ったのが、行く予定にしていた方というのが大のカープファンということがある。そこに、セは確かにカープを応援しているものの、このブログにもあるようにバファローズ、パ・リーグ中心で見ている者がお邪魔したということ形になった。ただその分、しっかりと球場の雰囲気を味わおうと思う。

Dscn3845パーティールームはオードブル料理があり、ビールも球場だけにピッチャーで出てくるのだが、逆に外部からの飲食物の持ち込みはNGとなっている。この日も支店の方が他のおつまみやら焼酎の紙パックなどを用意していただいていたのだが、追加料金を申し受けるということになったみたい。支店の方によれば想定の範囲内だったとのことであるが。

Dscn3853パーティールームといえばガラス張りになっている球場が多い中、こちらはガラスもなく、隣ともパーテーションで区切られただけのオープンスペース。球場の夜風も、熱心な声援も(もうちょっと客が入ってくれればよかったのだが)、打球の音も直に伝わってくる。障害物もなくグラウンド全体を見渡すことができる。訪れた人も一同に「これはいいね」「素晴らしいです」と歓声を挙げていた。

最初に乾杯をして、後はテーブルで料理をつまむもよし、グラウンド寄りのベンチに腰かけて落ち着いて観戦もよし、立ち上がって応援もよし。楽しみ方も自由自在である。

Dscn3835この日の試合はカープがバリントン、中日が山内の先発。早い展開の投手戦が繰り広げられる。カープも3回だったかに先制のチャンスがあったのだが、ランナー東出がホームでタッチアウト。周りのパーティールームなどからも大きな歓声が上がったが一瞬にしてため息に変わる。

Dscn3864さらに6回には満塁と攻め立てるも、4番・栗原、5番・ニックが相次いで凡退。「カープは打てんけえね」「でもありゃあないわ」と、主砲の不甲斐なさにがっくりと。

Dscn3873えてして得点を許すのはこういうチャンスを逃した後で、その後の7回二死からの四球を足がかりに、谷繁が外野の前にポトリと落ちる先制打を放つ。これで1対0と中日が先制。何とも重い1点となった。

Dscn38817回裏にはパーティールームからもジェット風船が飛び、その後も1点を追いかける展開であるが9回にバッテリーエラーで追加点を献上。最後は私もスタンドから、ついいつもの大正ドームの感覚で「いてまえ~!」などと声援を送っていたのだが(何か、球団を間違えているような気も)、中日の誇る浅尾-岩瀬の前に万事休す。せめて得点を挙げて、「宮島さん」の合唱を聞きたかったのだが仕方ない。

Dscn3899最後は皆さんで「お疲れ様でした」ということで記念撮影し、その後は駅近くまで戻り二次会。さらには「せっかくなら」ということで有志で流川へ。こちらの店でも昔の顔に会い、向こうもびっくりした様子。

いろいろと交流を深めることができた今回の広島行きであったが、せっかくの機会、これからの仕事で生かすことができればなと思う。今回機会を与えていただいた職場の皆さんと、受け入れてくださった広島の皆さん、お会いした西日本地区の皆さん、本当にありがとうございました・・・・。

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ホークス戦の連敗ストップ&サラリーマン応援デー

2012年04月18日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
最初と最後はどうなるかと思ったが、中山の粘りとホークス松中の身体を張った(?)プレーに、守備の乱れで何とか勝ったバファローズ。

今日は休みをいただいて思い立って観戦に出かけたが、熱戦を見せてもらいました。

その後はサラリーマンベースランニングつき。大正ドームのグラウンドには降りたことはあったが、他の人に邪魔されないベースランニングは初めて。なかなかいいものですな。

観戦記はまた改めて・・・。

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ファームが街にやってくる

2012年04月18日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

17日はフィガロの好投もむなしく一発に泣いたオリックス・バファローズ。それにしてもニュースを見るに今年特に目立つのが「完封試合」。全試合数に占める完封試合の割合が特に高いようで。今年はハイペースで本塁打を量産する選手もおらず、「やはり野球は投手から」ということなのだろうか。

それにしてもフィガロ、勝ち運がないというか。頑張っていると思うのだけど。

さて、試合の様子を球団ホームページで見ていたのだが、そのニュースに「ファームが街にやってくる」というのがあった。

オリックスのファームといえば北神戸を本拠地にしているということでなかなか観戦する機会がない(というか、球団合併後は一度も訪れたことがない)のだが、「今年は奈良、京都、大阪でも試合を行います」というもの。

その中で「ほおっ」と思ったのが、何と南河内は富田林で試合を行うというもの。

7月15日の中日戦。ポスターが公開されていたが、さすが富田林ということで、新井2軍監督、荒金選手について「PL学園出身」とあり、その中央には藤井寺市出身、富田林高校卒業という前田投手の左腕。

そのポスターへのリンクはこちら。

http://www.buffaloes.co.jp/news/img/12/120417_51.pdf

最近の大阪の高校野球といえば選抜優勝の大阪桐蔭や履正社といったところが強豪であり、最近は甲子園出場もなかなかないとはいえ「PL」という名前は良くも悪くもインパクトある、日本の野球史の残る名前である。その地元での開催というのもなかなか味な試みではないだろうか。

藤井寺球場がなくなってからというもの、2軍や独立リーグを含めてプロ野球の試合が南河内で行われるのは初めてではないだろうか。これは早速スケジュールと球場めぐりのコレクションに入れなければ。クソ暑い時期になるのは間違いないだろうが・・・・。

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金子千尋、期限設けず2軍調整。これはラッキー!

2012年04月16日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
めっちゃラッキー!!

何といっても指定席もらってるエースが出てこないし。まあ、エースといってもガラス並の身体しかないけどね。
腰だか肩だか肘だか知らないけど、もう今季はアテにしてないし、だいたい勝負弱くて楽天にしか勝てないし。エースといっても、どれだけパの他のエースと名勝負を繰り広げたのやら?
大丈夫。今は木佐貫、西、フィガロ、マクレーン、中山いてるし。寺原もいないけど金子の出番は今季ないよ。

・・・・ということをオフレコでも日刊ゲンダイのネタでもいいから言える投手は果たしてこのチームにいるのか? 出てこいや!!

先発候補とか元エースとかいう「名前」でまだ売れている投手はいくらでもいるのだが。
この分だと井川が入るんだろうが、近藤や小松はそれでええんかいな?後、このところのドラフトで入った即戦力の投手は中継ぎに甘んじることなく、自ら先発を勝ち取る気概と気合いがほしい。古川とか比嘉とかはもう過去の人になっとるぞ。

金子不在を喜ぶようでないと、このチームのクライマックスシリーズなんてあり得ない。

・・・バファローズ原理主義の諸兄の反論待ってます(ってこんなローカルブログなぞ鼻にもかけられてませんが)。

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久しぶりに母校訪問

2012年04月15日 | ブログ

本日15日は、とある国家資格試験の実施日。私の勤務先企業にて、その運営全般に関する仕事の委託を受け、その試験監督要員というのが私のところにも回ってきた。

その会場というのが、関西大学。しかも第一学舎といえば、私の学んだ文学部のある「法文学舎」。卒業後、キャンパスをちょこっと覗いてみたことはあったり、就職セミナーで記念館というのか、新しい敷地のほうに訪れたことはあったのだが、このような形で法文学舎を訪れることになったのは初めてである。

2012041506330000_2関大前駅から商店街を過ぎ(それにしても、店構えは在学中とはずいぶんと変わったものである)、やってきた正門。だいたい、この正門からして新しい建物となっており雰囲気が一変している。

2012041516380000大学のシンボルともいえる図書館や、毎日通っていた法文坂はそのまま。ちょうど新入生の歓迎シーズンということで、あちこちのサークルの勧誘看板が並んでいる。桜もそろそろ散りかけてはきているが、辛うじて残る中でその時の気分を思い出してみる。

2012041516340000坂道はそのままだが、かつての「段々畑」と呼ばれたグラウンドや学舎の辺りは新しい研究棟ができている。そして今回の会場となる建物も私の在学当時にはなかったものである。懐かしいといいつつも初めてのところに来たかのようである。

試験監督のほうはなかなか規制が大きく気を遣ったものだが、大きなトラブルもなく無事に終了。やれやれ。

2012041516370000 帰り道などは、通学していた当時のことなどもいろいろ思い出したりした。また当時の仲間たちに会いたいものである・・・・。

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イー・モバイル

2012年04月13日 | ブログ
オリックス・バファローズのスポンサー企業として応援いただいている相手には申し訳ないのだが・・・。
このたび、2年以上使用していたイー・モバイルの通信を解約することに。

理由としては、新規機種へのプラン乗り換えの案内があった中で、その一連の対応に不満があったもので・・・。ちょっと、感情的になった面はある。

後は使用頻度。普段拙ブログの投稿も含めたネット利用は、自宅のパソコンと携帯電話なのだが、パソコンのプロバイダ利用の中にブログも含まれているのでこれは外せない。
一方、旅先ではイー・モバイルの世話になることも。新幹線やホテルなどでモバイルパソコンを使うのだが、ただこのところはホテルで無料ケーブルの貸し出しをやっているところが多く、出番が少なくなっていたのも確か。それでも月々の固定費(最低と最高が決められてるが)がかかっていた。

このところ泊まりの旅行も減っているのでまあいいかなと。

もともと、このパソコンに通信モデムを契約したのも、オリックス戦でのキャンペーンでのもの。当時在籍のローズ、カブレラ、フェルナンデスのサイン入りユニフォームがもらえるという、何とも現金なもので・・・。でもまあ、利用料金は十分回収できたかなと思う。

ただ、外用の手段は何かほしいなと思う。イー・モバイルだけが通信手段ではないだろう。また、いいものがあれば使ってみたいものである・・・。

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やはりこの男が打たなければ・・・

2012年04月12日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

何やら今日も京都祇園で悲惨な交通事故が起こったとか。7人死亡、9人怪我という。本人はてんかんの症状があったというが、果たしてそれは理由になるのだろうか。

仮に病気が原因だったとしても、こういう事故を発生させたとあれば病気を理由にしてはならないと思う。

少し前に、糖尿病の低血糖による発作がもとで死亡事故を起こした人に対して「無罪」という判決がでたが、別に病気を差別するつもりはなく、私もDM患者の立場で言うなれば、一般の方よりも慎重な、厳格な運用をすべきであると思う。飲酒運転のドライバーにより被害に遭ったのならまだいくらでも訴えがきくし、厳しい処分が下されるのだが、相手がてんかんだのDMだのとなれば、今の司法制度では泣き寝入りするしかない。

医療のほうも技術が進み、治療法も進んでいる。だから発作や低血糖が出ないようにコントロールができていれば一般人と同様な生活が遅れるのだが、万が一コントロールできない状態で運転したとなれば、酒を飲んだり居眠りしたりして運転しているのとどこが違うというのだろうか。

さて、そんな気分が悪くなるニュースの後に接した明るい話題は、オリックス・バファローズの接戦勝利。そしてとうとう、12球団で最も遅くなったがようやくチーム初本塁打が出た。

それを打ったのはT-岡田。一打でそれとわかる当たりが千葉の夜空に弧を描いた。貴重なダメ押し点でチームの勝利にも貢献したし、このチームにあってやはり「ホームランバッター」と言える選手の一発、それがチームで最初に出たというのは今後に向けても明るい話題になることであろう。今季は6番という打順でスタートしたが、李大浩、高橋信二というクリーンアップにぜひとも割って入ってほしいものである。

これからの爆発、期待してますぞ・・・・。

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家電メーカー大赤字

2012年04月11日 | ブログ
拙ブログではそんなに経済の話題は扱わないのだが、経済や経営に詳しくないだけ余計に、このところ首をかしげたくなるニュースが続いているように思う。


企業の決算の概要が出る中で今週話題になっているのが、家電メーカーの大赤字。シャープの3800億円にソニーの5200億円というから、その規模は半端なものではない。イッツ・ア・ソニーなどと悠長なことは言ってられない。

テレビ部門の不振が大きいとのことだが、円高とかそういうのは抜きにして、日本のモノというのが外国市場で太刀打ちできない状況になっていると言われるのが由々しきことである。あるいは、商売が下手くそなのか。いろんな要素があると思う。

これらの企業はこれだけの赤字を出しても明日すぐに倒産にはならないが、従業員の削減や、下請企業への波及は出てくることで、景気の下ブレ要因になってくるだろう。

ほんと、どうしていいものやら。そして日本は何でメシを食っていくのか。そりゃあ、箸と茶碗だろう。・・・という落語的やり取りはおいとくとして。

こういう時に国家レベルでの処方箋を提言し、実現に向けた策を講じるのが、経済ジャーナリストとやらの皆さんの役目ではないかと思うが、これという話は聞かない。さあ、どうする?

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木佐貫の意地の完封で本拠地初勝利

2012年04月09日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

日中は道明寺の桜見物の後、午後から大正ドームに移動。本拠地開幕シリーズのオリックス・バファローズ対東北楽天イーグルスの第3戦。これまで1分1敗となかなか波に乗れないし、チームに本塁打は出ないし、金子、寺原という先発2枚が登録抹消ということでチーム状態もよろしくない。そんな中での、オープン戦も含めた今季初観戦である。

Dscn35752階のコンコースではファンクラブの長期継続会員のネームプレートが掲示されている。今季1年間ということだが、五十音順で私の名前もこの中に見つけられる。公共の場に自分の名前が掲示されるのは北海道の旭川駅以来ということになるが、うれしいような照れるような。

Dscn3610内野の上段席に陣取り、今季からバファローズブルーに塗装変更されたフェンスに新鮮さを感じる。レストランもビュッフェ形式で楽しめるようになったとかで、これは「混戦BB会」でも体験したいところである。ただ、どうも客の出足がよくない。日曜日のナイター、おまけにデーゲームでは甲子園で試合があるということもあるのか。さすがに試合が始まったら上段もそこそこは埋まったが、外野上段は最後までガラガラだった。これもチーム状態なのかな。

Dscn3591そんな中、李大浩、高橋信二といったところの新戦力は存在感があるし、李大浩をナマで見るのは初めてだが、こうして見ると改めてデカイなと思う。T-岡田を含めたこのあたりで初本塁打が出るか期待したい。

Dscn3609さてオリックスの先発は木佐貫。昨年の開幕投手だが結局波に乗れず、今季も開幕ローテから外れた形になったが、寺原の穴を埋めるべく初登板である。試合前のファンには一抹の不安があったやに思うが・・・。それが的中したか初回先頭の聖澤にいきなり安打を許す。ただそこは強攻策の後続を何とかゼロでしのぐ。

Dscn3614一方、楽天の先発は今季加入の下柳。日本ハム、ダイエー、阪神と続いて4球団目。初回からコントロールよく老獪な投球を見せ、オリックスの攻撃をあっさりと退ける。

Dscn3616試合が動いたのは2回。先頭の李大浩が下柳への痛烈な当たり。辛うじてよけた下柳の横を抜けてセンター前へ。続く高橋、T-岡田にも連打が出て無死満塁のチャンス。

Dscn3623バルディリスは倒れたものの伊藤が犠牲フライを放ち、これで先制。しかし赤田が三振に倒れ、「無死満塁で犠牲フライの1点のみ」という、何とも消化不良な感じ。これが後々響かなければいいのだが・・・。

Dscn3629その不安を吹き飛ばしたのが続く3回、先頭の坂口が右中間へ。俊足を飛ばして一気に三塁を陥れる。そして大引の流し打ちヒットで追加点。早いうちに下柳を捕らえることができて少し明るさが出てきた。

Dscn36352回以降の木佐貫は丁寧な投球が光る。楽天打線にそこまでの脅威がないのかもしれないが、ポンポンとストライクも取ってテンポよい投球である。味方の早い援護もあってのことだろう。回を追うごとにいい感じになってきた。

一方の下柳も4回以降は立ち直る。1打席目で痛烈な当たりを食らった李大浩の第3打席。またも痛烈なライナーが下柳を襲う。と、今度はこれをナイスキャッチ。韓国の強打者に相対するサムライの意地を見たようで、敵ながらあっぱれ。

それにしても、私が観戦する試合にしてはえらい早い展開で進み、その後は両チームとも得点がないまま終盤へ。試合前は木佐貫は6回まで、後はリリーフ陣に託するというのがベストの展開だったのだろうが、このまま投げ続けるようだ。こういう時はいつもの方程式にはめようとして流れを変えてしまうのではなく、押し切ってしまうほうがいいだろう。

Dscn3653そして迎えた9回。結局3人できれいに片づけ、わずか95球、無四死球での完封勝ち。エース2枚が不在という緊急事態にきっちりと答えを出してくれた。試合時間も2時間10分あまりということで、ここまで完璧な投手戦というのも久しぶりに観た。

Dscn3669お立ち台は完封の木佐貫と、先制点、そして好リードの伊藤のバッテリー。特に伊藤はプロ入り初めてのお立ち台という。昨年から着実に成長を見せる伊藤、この日も木佐貫から「上手くリードしてくれた」という言葉があり、本人にとっても自信になったことだろう。

Dscn3661これで負けムードも少しは払拭され、先発陣にもまた明るい見通しが出てきたと思う。ただ気がかりなのはこの日も本塁打が出ない打線。別に本塁打だけが野球ではないし、「主砲」として期待されて入団した李大浩にしても「本塁打を打つタイプではない」と言っているのだが、やはり野球の華であるし、チームに勢いをつける意味でもどこかでほしいところである(「開幕から本塁打なし」のプロ野球記録はどの程度のものだろうか)。

早く「一本」も見せてほしいものである・・・・。

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道明寺の桜

2012年04月08日 | まち歩き

春の嵐を経て穏やかな気候となったこの週末。今年は桜の開花が遅い状況ではあるが、「どこかに花見でも」と行きたくなる頃合いである。

例えば京都とか大阪の市内だとか、人の多い桜のスポットというのはあちらこちらにあるのだが、この日は「何や、こんな近くにもきれいに桜を見られるところがあるんやな」ということで、少しのひと時、桜気分を味わうことに。

それは私の住む藤井寺の市内にある道明寺。かつてこの地は菅原道真ゆかりの地であり、寺そのものも1300年からの縁起を持つという。ちょっとした隠れたスポットと言えるだろう。

Dscn3545ほとんど雲もない快晴の一日。歩いて道明寺の山門に到着。枝垂れ桜との組み合わせが実によろしい。

Dscn3543こぢんまりとはしているが石庭も広がる境内。地元の人たちがまったりとしたひと時を過ごしていた。こちらもしばし心を落ち着かせる。

Dscn3547この道明寺に接しているのが道明寺天満宮。もともとは神仏習合というか、ひとつの境内であったのだが明治の神仏分離施策で寺のほうが出て行ったという歴史がある。天満宮というからには菅原道真を祭っているのだが、もともとの菅原家のルーツともいえる地にあるだけあって、全国の天満宮の中でもそれなりの「格式」があると思っている(そりゃ、規模の点では大宰府や北野、大阪天満には劣るかもしれないが)。

Dscn3553Dscn3562菅原道真にちなんで梅の名所ではあるのだが、山門から拝殿に至る参道の桜もまたよい。ちょうど満開を迎えており、地元の人たちを中心に桜の下でレジャーシートを敷いて宴会をするグループも。

Dscn3558またこの日は何か特別なものだろうか、赤ちゃんを抱いてお宮参りする家族連れの姿も目立った。新しい季節の始まり、子どもの健やかな成長を願うのには格好の日和である。

なかなか「花見」というのをする機会がないのだが、久しぶりに桜にゆっくり接することができた。そういえば昨年の今頃といえば東日本大震災の発生直後で世間もゴタゴタとしており、とても花見などという感じではなかったということもあるだろう。

Dscn3574今年は全国で花見を楽しもう、また東北の桜の名所でも震災復興、観光客の誘致ということでPRも行われている。さすがに東北まで花見に出かけることはできないにせよ、人々の心に春の訪れの喜びと、これからの希望を感じさせてほしいものである・・・・。

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もう少し日程の配慮があればと思うのだが

2012年04月06日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
仕事が終わって帰宅途中のこの時間。阪神~環状線がルートなのだが、遅い時間はガラガラのなんば線も立ち客が多い。また大正駅からの乗車もそれなりにある。

ああそうや、今夜は甲子園と大正ドームで野球があったんやと。

携帯サイトでオリックス・バファローズの試合結果をチェック。金子と田中のエースの投げ合いでロースコア。ゼロに抑えられていた9回2死から4連打で一気に追い付き、そのままドローになったそうだ。まあ、負けなかったのはよしとしよう。いまだにチームに本塁打がでないのはいくらなんでも気になるのだが・・・ 。

それにしても思うのが、なぜ大正ドームの開幕戦と甲子園の開幕戦を同じ日に持ってくるのかなあということ。まあ関西で両方やるのは賑やかでええやないかという声もあるだろうが、大正の客の入りは甲子園の半分。昨年と一昨年の最多勝同士の投げ合いというのに。で、関西のマスゴミは阪神巨人戦ばかり報じるわけで。

もっと日程を配慮するというのがなかったのかなと思う・・・。

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