まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

関西のマスゴミは侍よりも阪神優勝・・・さらにオリックスの扱いはブラジル中国より格下

2013年02月27日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
今さら私ごときが何を書いても仕方ないのですが。

今朝、昨日からの発熱に苦しみながら朝の支度をしていたのだが、昨夜の侍ジャパン対阪神の試合結果を伝えるマスゴミの対応に憤慨していた。

だから熱が引かなかったのかも。

東京発の番組の局は「侍ジャパンが完封負け」というスタンスだったのに対し(普通、そうでしょう)、関西の朝日と読売は「阪神タイガース万歳!!!侍=巨人に完封勝ちや!!伊藤や、スタンリッジ(メッセンジャー?別にどっちでもええわ)や、西岡福留や!!優勝や・・・ただ負傷の上本が心配・・・」というスタンス。

改めて、関西のマスゴミ。いや、そんなこと言ったらゴミのほうから苦情が来るだろう。

本当に関西の野球ファンの気持ちを伝えてるのか?日本代表、確かにしょうもないかもしれないが、ものには順序があるだろう。

その証拠に、オリックスと壮行試合をやったブラジルや中国代表の結果は、それぞれの国が主語。いかに関西マスゴミがオリックスをないがしろにしているか。

まあ、今さら阪神キ○ガイのアナウンサーに何を言っても始まらないし、無駄。特に読売の森、お前や。

そんな扱いされるなら、バファローズがベイスターズに代わって新潟に移転するのも一つの策では。日本ハムに倣って・・・。

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長浜盆梅展~NGB10

2013年02月25日 | 旅行記E・関西

長浜の黒壁スクエア界隈を歩いた後、長浜盆梅展が開催されている長浜市慶雲館に向かう。

Dscn9048・・・とその前に、その向かいにあるこの建物を素通りするわけにはいかない。現存する最古の旧長浜駅舎。

Dscn9051旧長浜駅が開業した時は、北陸線で敦賀までの玄関駅であるとともに(敦賀港は日本海側、そしてロシアとの国際航路の拠点でもあった)、大津まで琵琶湖を経由する連絡船が出ていた。現在の東海道線の京都までの区間より先に、敦賀までの鉄道が開業したというのも意外な感じがするが、「太平洋と日本海を結ぶ」ということを考えた時にまず長浜~敦賀間が建設されたわけだ。かつて豊臣秀吉が琵琶湖水運の拠点性に着目して長浜に城を構えたわけだが、交通の要衝としての歴史は受け継がれている。

Dscn9057現在は長浜鉄道スクエアとして、駅舎の保存だけでなく、かつての史料や蒸気機関車、交流電気機関車の実物展示などで見る者を楽しませる。SL時代の特急「つばめ」の運転風景を撮影した記録映画のDVDも流れており、Kさんもそれを興味深そうに見ている。何だか、私の趣味に付き合わせているようで悪いなあとは思うのだが・・・。

Dscn9060さて、ようやく盆梅展である。今年のポスターは「NGB10」というものだが、別にAKB48の曲をBGMにするわけでもなく普通に出迎えを受ける。この日は特に寒かったせいか、夕方にかかった時間帯のせいか、そんなに大混雑というまではいかなかった。

Dscn9069Dscn9066今年も出迎えるのが樹齢を重ねた盆Dscn9075
Dscn9070
梅たち。それらの競演ぶりを「いくつになっても『センター』はゆずれない」というコピーにしている。樹齢250歳で第1回から展示されている昇龍梅、最高齢の400歳という紅梅の不老、樹の高さでは一番の350歳であるさざれ岩、樹齢400歳で長浜盆梅展の生みの親である高山七蔵に因んだ高山というところが看板の盆梅。

Dscn9076Dscn9080これ以外にも枝振りが独特だったり、1本の樹から紅白両方の花を咲かせるものなど、バラエティ豊かな顔ぶれが揃う。ミニ盆梅で雛壇飾りをつくってみたり。高齢の巨木から若手のミニ盆梅まで、見ていて面白い。

Dscn9079この時期あちらこちらで盆梅展は行われている。ただその中では長浜のものが最も有名なのではないだろうか。質・量というのもあるだろう。その意味でも、「いくつになっても、『全国の盆梅展の中でのセンター』はゆずれない」ということか。それにふさわしい姿を披露してくれていると思う。

Dscn9086長浜に着いた時には長浜城も見物コースに組み入れていたが、それまでのスポットが面白く長居してしまったために開館時間は終了。せっかくなので冬の琵琶湖畔に出てみる。風向きからどうしても湖畔にゴミが打ちあがるのは仕方ないとして、それを除けば鴨やらおしどりやらが浮かぶ風景にも風情がある(ある瞬間に、水際を一斉にスーッと離れて沖合の方に集まった。それから全員で食事にでも行くのだろうか)。・・・ただ、寒い。

午後の時間もあっという間に過ぎた感じである。また来たいと思わせる、さまざまな見どころが詰まった長浜の町である・・・・。

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長浜ミュージアム

2013年02月24日 | 旅行記E・関西

Dscn8950長浜ボンバイエ・・・もとい盆梅展に行くまでの続きを書く。Kさんと黒壁スクエア館を見物した後で、昔の城下町、あるいは門前町の街並みをぶらつく。あちこちの店で昔ながらのもの売られていたりするのが街並みと合っている。まちの駅では農産物の直売もあり、湖北各地の名産品も扱われている。

Dscn8997そんな中出会ったのが、海洋堂フィギュアミュージアム。正直こういうところ、Kさんのような方を連れて入るのは結構勇気があるような感じだが、そこはまずは付き合ってくれた。まあ、通常の入場料金と比べた場合、盆梅展に加えて指定ミュージアムのうち任意の4ヶ所の入場券がセットになった観光パスポートがあるからこそ、入ってみようかなという気になったのだが・・・。

Dscn8972海洋堂のフィギュアといえば、その時は海洋堂という社名は全然知らなかったのだが、さまざまなテーマでフィギュアを制作し、それを一般価格で売り出しているところである。私もその作品には触れているようで、例えばコンビニで購入した缶ビールの上に「名産品フィギュア」などというのがついていて、それを集めるのを楽しみにしていたこともあった。その対象は北海道とか、中国・四国とか九州。引っ越しを繰り返す中で皆処分してしまったが、何だか、今でもこういうフィギュアが手に入るのなら、何とかしてみたいなと思う。

Dscn8976Dscn8982Dscn8993
その他のジオラマとかキャラクターものとか、等身大からミニチュアまで精巧につくられた数々のフィギュアを見る。結構面白いものである・・・として、結構「その筋の人」のような目になっているのではないかなと気になる。いや、決してそうじゃないのだけど・・・。

この建物に隣接してさまざまなショッピングゾーンやアートゾーンになっている。オルゴールの館も隣接しており、そこで音色を楽しむのもよい。中には、しゃべっている内容をそのままオウム返しのような感じでしゃべり返すフクロウもいる。こちらの話が筒抜けになって、そこで繰り返されるのが恥ずかしいといえば恥ずかしい。

Dscn9018Dscn9023再び黒壁スクエアに戻り、今度は昔の町家を利用した黒壁美術館へ。ここでもドイツなどのガラス工房によるものやエミール・ガレの作品、そして先ほど黒壁スクエア館にも並べられていた若手作家による作品を楽しむことができる。日本の建築美と西洋の工芸美が調和する不思議な空間である。

Dscn9045そこはそことしてぶらつき、もう少し長浜の街並みを楽しんだ後に盆梅展に向かうことにする・・・・。

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北国街道・長浜へ

2013年02月20日 | 旅行記E・関西

先に長浜盆梅展のことを書いたのだが、毎年凝ったポスターにする長浜、今回はAKB48の向こうを張って「NGB10」というのをコピーとした盆梅展。それにしても、「アントニオ猪木で長浜ボンバイエ」というポスターはいつになったら出るのかと、ことしも待ち顔のMNR23。

Dscn8938そんな中であるが、その盆梅展の見物ということで、休日を利用してKさんと長浜に出かけてきた。今回私が使用したのが「冬の関西1デーパス」である。関西の多くのJR線が1日乗り放題、オプションとして私鉄の割引きっぷもついてきて3500円。大阪から長浜ならば往復するだけでも安くなる。

列車を乗り継いでやってきた長浜。Kさんは長浜に来るのが学生時代以来ということで、その時の記憶もたどりながら昔を懐かしがっているようである。ただ当時の長浜駅はもっと小さかったということで、現在のようにレトロ調を意識した造りではなく、駅横に真新しいホテルの建物もなかった。最近の観光地としての賑わいを写した建物に新鮮さを感じたようである。

Dscn8941到着したのがちょうど昼時。盆梅展も見るとして、その前に昼食と北国街道沿いの商人町をぶらぶらすることにした。長浜は黒壁スクエアに代表されるように、昔の街並みをよく伝えるところで、こういうのをぶらつくのが楽しい街である。私も好きな観光スポットの一つである。

Dscn8945駅近くで常に行列ができるのが親子丼の「鳥喜多」。この日も歩道沿いに結構な行列ができている。並んでの親子丼というのも悪くないのだが、先ほど駅でパンフレットを見たところでは、長浜の郷土料理というのは鯖そうめんに鴨鍋である。Kさんも異存はないようで、旧北国街道に入ったところにある「翼果楼(よかろう)」という店に入る。建物は完全に江戸か明治かというくらいの年季の入ったところ。外には行列がなかったので「これはラッキー」ということで障子扉を開ける。すると入口の土間には人がびっしり。こちらでは先に名前と人数を書く方式で、また土間にはストーブが焚かれているので待つ間に暖を取る人が多いのだろう。

Dscn8942ただ回転よく客がはけていき、それほど待つこともなく2階の座敷に通される。メインの鯖そうめんに、焼き鯖寿司がついたセットを注文する。鯖そうめんはもともとは湖北の農家のハレの食事だったという。やってきた鯖そうめん、見た目以上にボリュームがあるし、柔らかくなるまでじっくり煮込んだ鯖の切り身も深い味を出している。山椒をかけると余計にいい香りが漂ってくる。Kさんもご満悦のようである。このつゆもご飯によく合うところで、後で実家用に鯖そうめんのパックを買い求めたことである。

まずはお腹ができたところで、後はじっくりと街並みを見物すればいい。来る前は「最初に盆梅展に行って・・・」と考えていたが、こちらでいろいろ聞いてみると、盆梅展そのものはこの時期ライトアップも兼ねて夜までやっているそうだ。それなら、見学時間が限られている北国街道沿いの街並みのほうを先に回るのがいい。

Dscn8948そして向かったのは黒壁スクエア館。1階と2階、そして別棟もあるスポットだが、店内のガラス工芸の数々を楽しむ。ガラスといっても国内外の名工の手によるものが多く、それらを見るだけでも美術館にいるような気がしてくる。ガラスといってもほとんどダイヤや真珠に近いレベルの輝きを見せているし、価格もリーズナブルである。いろいろと手に取って、「これええな」「似合うんじゃない?」「こういうのが家にあるといいね」などと言いながら見物する。

季節柄、ガラスでできた斬新な雛人形の類も展示兼販売されている。どうやったらここまでの細工ができるものか。作者の写真もあり、結構若い人なのだが、若い人がいろんなデザインの発想をすること、そのひらめきがあることが面白いところである。この日は実際にガラス工房でその制作風景も開放されていた。ちょうど火から出したガラス細工に対して細部を修正したり、そしてまた炉に突っ込んだり、いろいろとやっている。伝統をうまく受け継いで、これからも素敵な作品を産み出してほしいものである。

Dscn9026これら若い作家の手によるガラスの雛人形は、この後で訪れた黒壁美術館でも見ることができた。長浜ガラスの数々に、私もKさんもうなるばかりであった。

Dscn8953黒壁スクエアで美術鑑賞とウインドーショッピングの両面を楽しみ(そりゃ、観光バスの団体客にも高く支持されるのもわかる)、再び長浜町歩きとする・・・・。

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こういう投手をエースと言ってる時点で、Bクラス確定。

2013年02月18日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
投稿の間が空くのを防ぐために、携帯から簡易投稿。

タイトルからして、誰のことを指してるのは明確。こういう人をエースと呼ばざるを得ない球団事情が正直、情けないわ。

同じ背番号19、そして勢いと注目度なら、残念ながら西宮のドラフト1位の方が上。

毎年毎年故障やへったくれや言うのなら、エースを名乗る、あるいは開幕投手に指名するのはやめろ。それに胡座かいて、精進してないのだろう。まあ、若手には頭角表すチャンスを与えてくれてる点でチーム貢献度は高い。

来年はぜひとも信濃グランセローズのガラスのエースになってください。北海道にも引き取ってもらえんのやから。

誰とは言いませんが。

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Bs CLUB会員継続

2013年02月16日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
森脇監督の「速α」の広告に「この速さについて来れるか?」というようなコピーがあったと思うが、2013年のオリックス・バファローズのファンクラブの会員証が自宅に届いた。

最初の応募では1月から順次会員証を発送するとあったが、こちらは「速α」とはならなかったようで。まあ、実際使う機会は3月になってからなのだから別に影響ない。

今年は躍進の期待も込めて、これまでのレギュラーからゴールド会員で申し込んだ。指定席の引換券がつくとかソロバン勘定もあったが、グレード上げることで少しでも力になれればというのもあった。

記念品の選択肢にイー・モバイルのタブレット端末というのもあって食指が動くのだが、月々の契約のランニングコストとか、イー・モバイルは地方でも利用できるのかとか(以前に地方旅行時にパソコンで利用しようとしたが、圏外で繋がらなかった経験あるので)、リスクありそうだし。ここは無難にバッグなどのグッズにするかな。

同時に、継続会員の大正ドームでのネームプレート掲示にもエントリー。昨年に続いてで、旭川駅と合わせて今年も私の名前が2ヶ所で掲示されることになる。ささやかな楽しみかな。

早いものでもう半月でオープン戦とか、球春到来である。今年こそはと、期待したいものである・・・。

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「周遊きっぷ」が3月で全廃へ

2013年02月15日 | ブログ

今となっては驚くこともないが、かつて楽しんだものが廃止になるというのは残念である。

かつて、長距離を旅行する、そのエリアを回るのに便利だった周遊券。年々数を減らし、現在北海道や九州などわずかに「周遊きっぷ」として残っていたが、ついに3月末で全廃になるという。

私も学生時代に当時のワイド周遊券や、往復いずれかにフェリー組めたニューワイド周遊券で乗りつぶしの旅に出たことがある。広いエリアが乗り放題というのが魅力的だった。また、現地までの往復切符に少し足した値段で結構広く回れるミニ周遊券も。

現行の周遊きっぷは、3年前だかに南九州に向かう時に組んだのが最後だが、周遊きっぷをそんなに愛用したという覚えがない。

Dscn9041社会人になり周遊きっぷ長い日数の旅行に出ることもそうあるものではないのが大きいが、切符に魅力がないというより、旅する側のスタイルが合わなかったということだと思う。遠くなら航空機とホテルの出張プランとか、安くなら青春18きっぷで縦断するか。またJR各社が独自でトクトクきっぷを出すようになったのも、利用客のニーズに応えることだろう。

まあ、時代の流れということかな。ただそうなると、JR時刻表(大型)の巻頭地図に出ていた「周遊指定地」というのは意味をなさなくなるのかな。あ、それらを個別に指定して完全オーダーメイドで発行する一般周遊券はまだあるのかな(かつて旅行主任者や時刻表検定の試験で周遊券づくりの問題に挑んだのも懐かしい)。

周遊きっぷはなくなるが、いろいろなところを周遊したいという旅行者のニーズはある。今後は別な形で、魅力ある商品づくりをしてほしいものである・・・。

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「体罰」がなくなることはないだろう

2013年02月14日 | ブログ

今年は「体罰」というのが改めて問われる一年ということになりそうだ。

一連の、桜宮高校バスケ部での体罰問題。担当教諭の懲戒免職と校長の更迭で対応には一区切りつけて、後はどのように学校を立て直すかというところ。まあ、教諭の処分により、報道のほうも少し沈静化することだろう。

ただ、今回クローズアップされた体罰とかシゴキというのは、これまで行われてきて、なおかつそれを信奉する、あるいは必要と感じている(程度はあるにせよ)人が少なからずいる。それは日本の国民性もあるのだろう。忍耐とか根性とか、好きですやん。体育会系の人間でなければ世間で出世できないとか。そういうのを経て人間関係が構築されるとか、絆が深まるとか。実力ではなく、学年が一つ上という理由だけでぶん殴られたり奴隷のように扱われたとしても。

識者が「体罰はいけない」と叫んだところで、これをなくすのは無理ではないだろうか。指導者の資質という次元を超えて、日本の国民性なのだから。

野球のほうに目を向けても、最下位球団が鉄拳指導で最後は優勝に結びつくという事象もある。ただこの場合、監督の人間性と、選手への愛情とか後のフォローが十分にあって成り立つこと。その人だから、その時だからできたことで、誰でも同じ指導をやっていいというものではないだろう。これまでは熱血監督ということでリスペクトする気持ちもあったのだが、これも一歩引いたところで、「果たしてそれはよかったことなのか、それが日本のスポーツ界に悪しきものを残してしまったということはないのか」と一度考えてみる必要があるのではないだろうか。教え子の全員が全員、それを100%「是」とするわけではないと思うが・・・。

今回は「たまたま」桜宮高校がクローズアップされた、露見したというだけのことだろう。残念な話だが、そういうもんだろうな・・・・。

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テコンドーと7人制ラグビーがよくて、レスリングがあかん理由

2013年02月13日 | ブログ
これをスポーツの観点から客観的にきちんと説明できる人は、世界にどのくらいいるだろうか。

2020年の(おそらくイスタンブールで開催される)オリンピックから、レスリングが除外されることが濃厚となった。

日本ではこれまで数々のメダルを獲得したことや、吉田沙保里選手の国民栄誉賞受賞もあって、注目競技の一つである。またオリンピックのレスリングとは系統は違うかもしれないし、今は往年の人気はないとしても、力道山から馬場、猪木らに始まるプロレスもいくつかの興行団体がある。

レスリングが除外となるのは競技の枠の兼ね合いとはいうが、競技人口や世界的な広がりがレスリングほどではないテコンドーが残ったのは、韓国のロビー活動の成果という。また、ラグビー自体は面白いスポーツだが、それが7人制というのが採用というのも中途半端な感じがする。

・・・やはり、オリンピックといっても所詮は外交の一環、パワーゲームにいかに長けているかで決まるんだろう。韓国という国も古代からの歴代王朝から現在に至るまで、外交力を武器にやってきたお国柄。レスラーをテコンドーの蹴りでノックアウトすることなど朝飯前だろう。

まあ、まだ決まったわけではないのだが、レスリングのような、自分の身体だけで行われる「力比べ」というのは、オリンピックだけではなくスポーツというものの原点の一つだと思う(陸上競技もそうだな。相撲もそうではないかと思うが、それは別の話として)。興行とかカネのことどうこう以前に、スポーツの祭典としての意義を考えるべきではないだろうか。

・・・うーん、こう書くと、同じ競技枠を争う野球はどうやねんと思われるだろう。ただ、今回の件を見るに、野球よりレスリングがないほうが一大事だと思う。

世界の皆さんの良識ある判断にわずかながら期待したいものである。

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安美錦が婚約発表で琴奬菊が婚約解消

2013年02月12日 | ブログ
えらい記事を見てしまいましたなあ・・・。

帰宅途中で携帯サイトのニュース記事を追っていたら、こんな記事が並んでいた。

安美錦は2ヶ月で結婚決めたとかで、相撲同様速攻で。

・・・一方の琴奬菊はといえば、せっかく大関昇進やらご当地九州場所での盛り上がりも期待された中で、これからというところで婚約解消。

記事では「性格や価値観の不一致」とかあったが、これは大関として思うような成績が挙げられない、時にカド番にもなるということについて、大関が言ったかお相手に捨てられたか。いずれにしても、成績が関係しているのではないかと思う。平幕ならいいが大関としてはアカンとか。いうなれば解消・・・じゃなくて甲斐性の話?

それを聞くと、私も他人事ではないなと感じる(感じれるだけのものがあるんやな)。これからの話にあって、このままではいけないな。しっかりせんと、認めてもらえないぞ・・・(誰に?)。

これから精進です。

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『いとしの乗入れ列車』~気まぐれ鉄道日記2

2013年02月10日 | ブログ

拙ブログの見出しにも鉄道路線の「乗りつぶし」「完乗」という言葉が出てくるが、改めてその言葉の意味を考えると、結構難しいものである。

私のJR乗りつぶしのルールとしては、「日中に乗る(ただし、夜行列車に乗った翌朝、外の景色を確認することができた区間も含める」「区間はJRの時刻表の巻頭地図に描かれている路線を対象とする」というものだが、今回「こだわりを持てばどこまでもこだわれるものだな」と感じた一冊の趣味本に出会うことができた。

『いとしの乗入れ列車』(北川祥賢著、双峰社刊)。

Tb25_01_3著者は別にプロの鉄道紀行作家とかライターという肩書はなく、現在も製薬関連会社に勤務する(一定の役職を持つ)サラリーマンである。北陸出身で横浜在住とあるが、これまでの転勤や転職で東京都内や兵庫にも住んだことがあり、長い会社生活を通して、出張の合間や、あるいは週末の休日を利用してあちこちの路線に乗りに出た、いわば「週末鉄道紀行」の数々である。仕事と趣味と家族生活をそれぞれ充実させているのが行間から感じ取れる。そこに至るのもなかなか難しいことだろう。

で、そのタイトルが「乗入れ列車」である。本書はその「乗入れ」と「渡り線」を乗り歩いた旅行記、鉄道日記。「いとしの」というのは、デレク・アンド・ザ・ドミノスの「いとしのレイラ」からいただいたとか。

鉄道の「乗入れ」とは、例えば関西で言えば阪神なんば線を介した近鉄と阪神の相互運転とか、朝夕の阪急と能勢電鉄といったところ。また、新大阪から特急「くろしお」や「はるか」に乗ればわかるように、途中で貨物線を通ってみたり、天王寺では大和路線のホームから阪和線の高架に上がる連絡線を通ったりというのが「渡り線」ということになる。近鉄特急で通る伊勢中川や大和八木の連絡線もそう。すでに著者は全国のJR、私鉄の乗りつぶしは達成しているが、今度はこれら「乗入れ」「渡り線」も乗りつぶしの対象として、「全国2周目」の完全制覇に向けて楽しんでいるようである。

うーん、「乗りつぶし」ということについてJRをはじめとした鉄道会社の公式ルールがあるわけではないが、多くの人は「普通に列車が走っている路線、区間」というのを対象としているだろう。それが著者の場合は貨物線とか、列車が他社線に入る際に通る引き込み線のようなところがターゲットになるのだから、奥が深い。それを思うと「JR全線乗りつぶし」などという私の次元はまだまだ低いのかもしれない。

文章は最新のものだけではなくかなり前のことにもさかのぼっている。おそらく当時の乗車時に手帳などにメモしたものを元にしているのだろうが、詳細にわたっている。その時に駅の売店で買ったおにぎりや飲み物の値段まで文中に書いていたり、何もそこまでしなくてもと思う(かえって文章がうるさく感じることも)が、著者の性格の表れなのだろう。薬学という理系畑をずっと歩まれているためか、短いセンテンスながらその時の出来事の一つ一つをきちんと観察し、理路整然と並べている印象である。叙情的な表現はほとんど出ていないため「文学作品」「紀行文」というのにはしんどいが、歯切れがあって読みやすいし、プロ作家ではない一般の方が書いた鉄道旅行日記としてはよくできていると思う。「渡り線」というのも新たな視点で、なるほどな、私も改めて乗ってみたいなと思わせる。

本書の出版元である「双峰社」というのは聞いたことがない出版社であるが、どうもこれ、北川氏の自費出版によるものという。東京出張の折に入った神田の某書店(鉄道関連書籍がフロアの一つの階を占めるという、その筋には有名なところ)で山積みで売られており、中を見て面白そうなので購入した次第。関西で現在鉄道関連を多く扱っているA書店では見かけなかったから、これも東京限定で出回っているのかもしれない。同じくサラリーマン鉄道紀行作家の西村健太郎氏の「週末鉄道紀行」「週末夜汽車紀行」(いずれも、アルファポリス文庫にも所収)よりもレア度は高い。

あとは、「気まぐれ鉄道日記」の「2」とあるから、「1」もある。ただこれは書店には置いておらず、ネットでも売られていない。合わせて読んでみたいところだが・・・。

書店にふらりと入って、書棚に並べられている(あるいは平積みされている)実物の背表紙に書かれたタイトルに引かれて購入した書籍も結構ある。本書のような自費出版ものとなると、特定の書店でしか見ることがない。ただ、こういう掘り出し物が見つかることもある。だから書店めぐりはやめられない。

本書、今後の鉄道旅行の参考になれば、と思うし、著者が夢見る「全国乗り歩きの日記」の今後の刊行も楽しみにしたいものである・・・。

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百人一首今昔散歩~古地図・彩色絵はがきから眺める

2013年02月09日 | ブログ

百人一首といえばカルタ取り、坊主めくりなどの楽しみ方があるが、カルタ取りのほうでは上の句と下の句のつながりとか法則とか「競技テクニックとして暗記する」ということもあるし、第一歌の意味も、高校の古文の授業で「文法」に悩まされて「どこが名歌やねん」と言いたくなるところではある。

私も高校での国語の成績はまあよかったのだが、百人一首の全てを諳んじるとか、お固い解説というのはあまり理解できていなかったのかなと思う。かと言ってこれを現代語訳の詩にされたところで、「だからどないやねん」ということになるだろう。

ただ、百人一首というのは古代の人たちの心情、美意識が選りすぐられた、これだけでも日本の文化遺産として後世に受け継がなければならないものであろう。坊主めくりもいいが、大人になって、高校の時にはなかなか理解できなかった歌の意味に触れてみるのも悪いことではない。現代に相通じるものもあるだろう。

32846136_2『百人一首今昔散歩』(原島広至著、中経文庫版)。

昨年末に書店で平積みされていたのを買い求めたが、なかなか開く時間がなかった。改めて中を見ると、思わず「おっ」と感心し、つい読む手が進む。

一首ごとの歌の意味の解説もわかりやすく、歌が詠まれた舞台や風物も古地図や絵葉書で紹介されている。現在では埋め立てや開発で原形をとどめない景色も、明治~昭和初期にかけての古地図や絵葉書だと、少なからず当時の風情を伝えるものが多いという。歌や作者にまつわるさまざまなエピソードや、百人一首についてのトリビアも紹介されており、読み物として楽しめる。

古文の教科書もどこか味気ないものだが、歌の背景や土地の風情を理解することで歌への理解も深まるというものだろう。大人だけではなく、高校生たちにも歴史・古文への入門書としてお薦めしたいものである。

私もまだ読了はしていないが、1番から読むもよし、好きな歌から見るのもよし。カラーが豊富でどこからでも読みやすいと思う。

・・・そして、こういうのを目にしてしまうと、「歌枕の風情を求めて列車の旅に出る」なんてこともしたくなるのであった・・・・。

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東京駅リニューアル

2013年02月06日 | ブログ

1914年の竣工以来、およそ100年にわたり日本の首都の玄関駅として大きな役割を果たしてきた東京駅の赤レンガ駅舎。国の重要文化財でもあるこの駅舎がおよそ5年の復原工事を経てリニューアルオープンしたのが2012年の10月のことである。

Dscn8928その赤レンガ駅舎をようやく見ることができた。東京に出張で出た折、新幹線を降り立ち、雪の舞う中でしばしその姿を眺める。

Dscn8934やはりこうして見ると威風堂々というか、丸の内のビル群ともよく溶け込んでいる。やはり東京駅はこうでなければ、と思う。前の記事でローカル線の厳しい現実のことを書いたが、こうした駅舎を見ると「日本の近代化において鉄道が果たした役割は大きい」と感じるものだから、現金なものである。

Dscn8937Dscn8925今回は時間の関係もあり、ステーションギャラリーを見ることはできなかったが、またじっくりと訪れてみたいものである・・・。

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赤字ローカル線の存続が危ぶまれる中で・・・

2013年02月04日 | ブログ

広島から東京まで直線距離にしておよそ670キロあるという。もっとも、これを東海道・山陽新幹線に置き換えると、これは相生から東京の距離に相当するという。いずれにしても長い距離である。

この「670キロ」が意味するのは何も広島(または相生)と東京との距離を表すということではない。先日の国営放送のニュースでもやっていたのだが、この10年あまり、まあ2000年代に入って全国で廃止された鉄道路線の合計の距離という。

改めて振り返ってみると、主なものだけでも北海道ちほく高原鉄道、南部縦貫鉄道、日立電鉄、鹿島鉄道、神岡鉄道、三木鉄道、高千穂鉄道など。地元の中小ローカル私鉄もあるが、その多くは旧国鉄から第三セクターで引き継いだ路線。結局は第三セクターに引き取られても、元々需要の少ない、厳しい環境にあった路線がほとんどということで、いずれはこうなることも見込まれたのかもしれない。

そしてここに来て、岩手の岩泉線の廃止、東日本大震災からの復旧の見通しがたたない気仙沼線、大船渡線での「BRT」運行(私はこれはもう「鉄道として復旧する意思はない」というメッセージと受け取っている)、銚子電鉄の自主再建断念(まあ、ぬれ煎餅で鉄道を動かそうなどと同情を買って思い上がっていた路線。既に鉄道としての役割はなくなったのだろう)、さらには新幹線開業にともなう並行在来線の事実上の廃止もある。

何だかこういうことを書きつづるとこちらまで気が滅入ってくる。この国にあって、鉄道というのは都市部を除けば無用の長物である・・・というのが現実。道路も整備されているし、移動したければナンボでも性能のいいクルマがあるのだからそれで時間も気にせず楽に移動できる。一見さんで来た他所者はタクシーでも乗ったらええねん・・・・それが、この国の行政が推進したことであり、国民が選択して支持したこと。別にしゃーないやん、それで。

・・・そんな中にあって、かつて廃止された路線の一部を復旧させようという動きがある。広島の可部線。現在の終着駅の可部からはかつて三段峡までの非電化ローカル線が走っていたのだが、それが部分廃止となった。ただ、可部からおよそ1.6キロの区間について、住宅地が広がることから需要が見込まれると判断、2015年を目処に新たに線路を延長させ、広島まで乗り換えなしで行くことができるようになる。並走する国道54号線の渋滞緩和にもつながるか。

探せばこういう需要もあるのだから、鉄道もまだまだ捨てたものではない。それでもこれは非常に特殊なケースである。もっともっと予断を許さない、これから路線は間違いなく縮小化の方向に進むということについて、有効な手立てが必要であると、改めて思ったことである・・・・。

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大鵬に国民栄誉賞授与検討

2013年02月02日 | ブログ
1月はいぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去るというが、今年も早いものであれよという間に1月が過ぎた。特に今年はしっかりしなければならないというのに、もどかしさだけが残る。

先日の初場所中に亡くなった昭和の大横綱・大鵬。このたび、歴代最多の32回の優勝と、高度成長時代にあって国民に広く勇気と希望を与えたということで、国民栄誉賞の授与を検討しているという。

まあ、この人選に異を唱える人はそういないだろう。

私は現役当時の生の姿は見ることなかったのだが、春場所で観戦したことのある両親は、口を揃えて「肌がきれいだった」と言っていた。

ある説では、ウクライナ出身の父からの遺伝ということもあるが、日々何升も飲んだという日本酒から来るはだ艶というのも。もっとも、それが現役引退後にさまざまな健康障害を招くこととなり、相撲協会の理事長にもなれなかったのだが・・・。

それでも、巨人、大鵬、玉子焼きと、堺屋太一氏の発した言葉にあるような横綱としての輝きは色褪せない。

一時これをひねって、阪神、柏戸、目玉焼きと言ってみたり、キライなものの象徴として、江川、ピーマン、北の湖という言い方もあった。

ただ、これら別バージョン含めて、今の子供たちが好きなもの、逆にキライなものを言い得た枕詞はあるだろうか。個人ごとにはあるだろうが、品名が長すぎたり横文字入ったりでゴロはわるいだろう。

価値観が多様化したのは悪いことではないが、昔のシンプルさもなかなかのものやな、と思う。

さて、大鵬が所属していた二所ノ関部屋も閉鎖されるとか。同じ二所一門(花籠系)の間垣部屋もなくなるという。これも何か暗示なのかもしれない。

いろいろ考えるところではあるが、春場所、何とか行きたいところではある。

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