まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

3年になりました。

2009年03月31日 | ブログ

「まつなる的雑文~a place in the sun~」をご愛読いただき、ありがとうございます。

このブログも早いもので、書き始めから3年が経ちました(実際は、その前に別のブログで1年半ほど書いていたのですが、その時のデータは全て消えてしまってます。だからブログ歴は3年ということでいいでしょう)。

酒飲みの話、旅行記、野球観戦を主に書いてきましたが、ここまで続けられるということに、自分でもびっくりです。

芸能人の人気ブログと比べればアクセス数やコメント数は全然違うのですが、日本のどこかにこれをご愛読いただいている皆さんの後押しによるものだと深く感謝しております。本当に、ありがとうございます。

これからも、またよしなしごとを書き記していきますので、御用とお急ぎでない方はもちろん、御用とお急ぎの方も、ちょっとだけでものぞいていただければと思います。

(いずれ、「a place in the sun 」の謎解きもしなければなりませんね・・・)

これからも応援いただきますよう、よろしくお願いします!!

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旅立ちの日

2009年03月30日 | ブログ

いよいよ3月も終わり。年度末ということで何かと動きの多い時期である。私の勤め先も大きな動きがあるのだが、まあそれは別の話として・・・。

先日、私の職場に配属されてくる「高卒ルーキー」たちのことを書いた。彼らも4月1日は入社式である。入社式は東京で行われるので、彼らだけで新幹線で移動ということになるが、東京には自分で行ったことがないという者ばかりで大丈夫かと心配である。東京駅からの乗り換え方法を絵ときで説明したのだが「???」ってな感じだったし・・・。特に身だしなみがちょっと心配な彼の家に電話し(ホンマに当日大丈夫か、と上司が心配していたので・・・)、親御さんに状況を確認したものだが、逆に「息子をよろしくお願いします」とお願いされる有様。

まあ、これも社会学習であると思って、見守るしかないのかな・・・。

一方で、今日は同じくこの4月に私の職場に配属されてくる「大卒ルーキー」二人の受け取りに向かう。借り上げのマンションに荷物を入れたばかりの二人をクルマで連れ出し、車窓見学の後一度職場へ。その後は、阪神尼崎駅前の「鳥光」で激励を兼ねての食事会(他の人が手が取れず、私一人で相手することに)。

二人ともずっと関東で生まれ育ち、入社を機に関西配属となったわけだが、一人は「修学旅行で京都に行ったくらい」、もう一人は「高校野球の応援で甲子園球場に来ただけ」と、関西はほぼまったくの初めて。なかなか最近の大学生は学業その他で忙しく、旅行などしないのが多いとは聞いていたが・・・。でもまあ、関西出身の私も、就職活動までは東京には行ったことがなかったし、初任地の広島だってJR乗りつぶしで「通過した」というレベルだから、似たようなものである。

二人ともイケメンで、性格的にも好青年という印象。また、従事業務については二人とも「第一志望」だったし、何事も意欲を持って取り組みそうな感じだったので、後は育て方で大きく伸びるものと期待している。

初めての土地ということで不安はあるだろうが、その分一日一日が新たな発見が得られるもの(私もそんな感じでした)。せっかくの「関西生活」、大いに楽しんでほしいもの。見どころはたくさんあるしね。

先ほどの高卒ルーキーたちと力を合わせて、職場を大いに盛りあげてくれるのを期待しているよ!

・・・・最後に、この春に新たな人生の一ページを迎える人、新たな生活を始める人、新たな仲間との出会いetc(高速道路ではないよ)・・・・皆さんへのエールを送ります。

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名松線に乗る

2009年03月29日 | 旅行記D・東海北陸

手元にある「青春18きっぷ」。今回は5回使い切ることが難しそうだったので、ネットオークションで3回分のものを落札。最近はこういう手があるから便利である。もっとも2回分で5,000円、3回分で7,000~8,000円というのが落札相場で、単純に2,250円×回数分とはいかないのだが。

さてこれをどうしようかということで、行き先で思いついたのが、元「特定地方交通線」である名松線。岩手の岩泉線とともに、国鉄末期の廃止対象路線だったのが、「代替となる沿線の道路の未整備」を理由に廃止を免れ、現在に至るというやつである。高校生だか大学生だかの時に一度乗ったきりで、10数年ぶりに訪ねてみるのも面白そうである。

P3295839・・・ということで、29日の朝9時半過ぎ、近鉄の川合高岡駅に降り立つ。「そんな駅どこにあんねん?」という方のために書き添えると、近鉄大阪線の伊勢中川の一つ大阪寄り。各駅停車しか停まらない小さな駅である。

P3295838名松線の起点は松阪であるが、この川合高岡駅と名松線の一志駅というのが歩いて1~2分の距離にある。ただしお互いに「近鉄乗換え」「JR乗換え」という案内はしておらず、それぞれの駅への案内標識も見当たらない。

青春18の旅なのだから、関西線の亀山経由で松阪に行けばいいのだが如何せん接続がよろしくない。かといって近鉄特急というのも贅沢かな、ということで、松阪を9時34分に出る伊勢奥津行きが、一志に9時52分に到着するのを時刻表で確認し、このルートで入ってみることにしたのだ。ただし、ここまでたどり着くのに自宅最寄の阪急武庫之荘→梅田(大阪)→天王寺→王寺→桜井(JRから近鉄乗換え)→青山町→川合高岡という乗り換えで、待ち時間含めて4時間以上かかった。やれやれ。

P3295840一志駅には何となく歩くうちに無事たどり着く。と、そこにはリュックを背負った20人くらいの中高年の団体の姿。今はやりのウォーキングだろう。そういえば終点の伊勢奥津は旧伊勢本街道が通っており、そのあたりの街道や山の中を歩くといったところか。

P32958411両の気動車はこの団体やら汽車旅派などで賑わい、座席も埋まった。乗客のいない元「特定地方交通線」、ガラガラだろうとタカをくくっていたが、最近では青春18の普及や鉄道ブームとやらのために、ローカル線のほうが混雑するという現象が起きている。

列車は雲出川に沿って山間に分け入っていく。並行する道路も普通の一般道路に見え、2009年の今となっては「代替道路は整備」されたといってもいいのではないかと思う。まあその基準は国鉄末期の頃の話だし、現在こうして残って地元の足、行楽客の足として生きるのも貴重なことである。

P3295872木材の生産がさかんな美杉。美杉リゾートというのもあるので1日自然と付き合うのもいいかもしれない。ただこのあたりも「美杉村」と言っていたのがいつの間にか「津市」に変わったようで。

P3295844一志から約1時間で、終点の伊勢奥津着。かつて来たときは側線もあり、古びた木造駅舎だったと記憶しているが、それが今ではホームは1本きり、駅舎も、おそらく地元の木材を使用したであろう、コミュニティ施設も入ったログハウス風のものに変わっていた。

本当にポツネンとした終着駅である。

P3295848行き止まりの線路の奥には、かつてSLが走っていた時代の名残か、給水搭が残っている。駅の周りはロータリーや芝生広場にしてあるだけに、これはあえて残したものと思われる。「機関車の 給水あとや ススキ原」という、芭蕉の句の世界にも通じるような一句が、この給水搭の支柱に掲げられていた。

P3295849駅前にはバス停があり、「名松線」らしく「名張駅行」の案内もあった。しかし・・・・こういうダイヤで乗る人がいるのかな。でも世間には数々の旅行好きがいる。朝の便を狙って乗車したツワモノの紀行文も必ずやあるに違いない(宿をどのように手当てしたか気になる)。

P3295852折り返しまでのわずかな時間だが、旧伊勢本街道の名残をとどめる駅前を歩いてみる。

P3295854かつては宿場町として商売をおこなっていたとのことで、家々には屋号を記したのれんがある。これは地元の方たちの「町並みPR」とか。

P3295853またのれんとともにしめ飾りが飾られている。最初は「正月に出したのをしまい忘れているのか」と思ったのだが、どの家も飾っている。後でわかったことだが、伊勢地方の風習としてしめ飾りは一年中飾っており、「笑門」や「千客万来」などの縁起言葉を中板に書くということのようだ。

そして駅前には造り酒屋の稲森酒造というのがある。こんな山奥にも銘酒があるとはね・・・。「出世鶴」、なかなか縁起よい名前ですな。

P3295863・・・・ということで、伊勢奥津からの帰りの列車の中では、こういう仕儀となる・・・・。

帰りは地元の人たちや汽車旅派たちでゆったりとした車内。まだ満開には早い桜を見ながらの一献ということになる。

P3295868途中の家城では対向列車との行き違い。全国的に珍しい存在となったタブレットの交換風景を見ることができる。車両こそJR東海になってからのものであるが、昔ながらの鉄道の光景というのが名松線にはあふれている。

外の風はやや冷たいが、日の当たる温かな車内での穏やかなひと時を過ごすうち、一志を過ぎ、松阪に到着。この日は松阪市街を散策することにしよう・・・・。

P3295847

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小田原評定

2009年03月27日 | 旅行記C・関東甲信越

P3225776箱根登山電車の乗車を終え、小田原に向かう。22日は荒れた天候だったようで、雨のほかに強い風が吹き荒れたとか。小田急線も架線にビニールが引っかかったということがあったようで、箱根湯本までの特急が小田原折り返しになるということもあったようだ。

小田原までの間にある風祭という駅前に「かまぼこ博物館」というのがある。かまぼこづくりの体験ができるとかいうので行ってみてもよかったのだが、すでに予約で満杯という。そういうこともあり、ここは素通り。

それにしても、東の東京方面に戻る車、これから箱根八里を越える沼津・静岡ナンバーの車、どちら方面も渋滞の国道1号線。

小田原到着。ここで時間をつくることにする。

・・・となれば行くのはこちら、天下の名城・小田原城である。

P3225818強い雨が降る中、天守閣前の本丸にたどり着く。この小田原城、かつても訪れたことがあるところなのだが、現在の小田原城の名物といえばかつての天下の名城ではなく、本丸広場にあるミニ動物園ではないだろうか。

P3225819そのシンボルが、戦後すぐの時代から飼われているとかいうインドゾウのウメ子。本丸の前にゾウがいるというのもシュールな感じがする。まあ、小田原城そのものが敷居の高い史跡というよりは、市民の憩いの場というところなのだろう。

「その城がどのような位置づけ・・・公園なのか、史跡なのか・・・」というものの尺度に、「どこから入場料を取るか」というのがあると思う。公園の要素が強ければ天守閣(を復元したもの)の入り口で料金を取るし、逆に史跡的要素が強ければ、結構下のほうの門を入るところから入場料を払うことになる。小田原城はもちろん前者。

小田原城といえば、江戸時代には大久保家やら稲葉家が治めていたところだが、一般には北条氏の城というイメージが強い。数々の史料や武具などが展示されている。

P3225825「小田原評定」という言葉がある。秀吉の軍の攻勢を前にして、あーでもないこーでもないと、無駄な論議に多くの時間を費やしたところから来た故事である。以前ここを訪れたとき、この「小田原評定」の揶揄に対して、実は北条氏は勇敢に立ち向かったという旨の解説文があり、思わずうなったものであるが、今回来てみて、解説を架け替えたのだろう、その辺りが控えめになっていたし、第一「小田原評定」という言葉すらなかった。さすがに地元の人にとってはありがたくない呼ばれ方だしね・・・。

でもまあ、今となれば「小田原評定」というのは現在の国会を指すのが的を射ているのかもしれない。

P3225821数々の展示を眺め、最上階に上がる。うーん、これが晴天ならば、湘南の海はもとより、伊豆大島、箱根、(時間帯によっては)富士も眺められるというのだが、いかんせんこの天候。こういう日もあると、さっさと退散する。

さてこの後は大阪に戻るわけだが、チケットのプランで新横浜からしか新幹線に乗車できない。ただ同じ道を通るのも芸がないので、あえて小田急で町田まで出て、横浜線で新横浜というコース。今回は神奈川県にこだわったつもりが、最後に東京都に入ってしまった(町田)のはご愛嬌。

P3245828今回のお土産は、「かまぼこ博物館」にこそ行かなかったものの、こちらに来るといつも買い求める「鈴廣」のかまぼこ。東京在住時代などは、熱海方面から東京に戻る列車の中で、これを魚によく飲んだものです・・・・。

短い間の関東行きだったが、なかなかに楽しむことができた。この次こそは、今回はパスした三浦半島でもゆっくりと訪ねてみたいものである・・・(いろいろと気になるスポットもありますので)。

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箱根登山電車

2009年03月26日 | 旅行記C・関東甲信越

しばらくWBC関連のことが続いたので、時間を22日まで戻してみる。

21日夜は、川崎で「お散歩だんらんの会」のメンバーと飲み、横浜のホテルに戻ったのは日付変更線近く。赤レンガ倉庫やランドマークタワーは夕方に見たからよかったようなものの、そうでなければ何しに横浜に泊まったのやらということになる。

22日、天気予報は雨である。これが晴天なら、京浜急行に乗って横須賀など三浦半島の海を眺めに行こうか、それとも神宮球場で東京ヤクルトとオープン戦を戦うオリックス・バファローズを応援するか(東京在住時代なら、間違いなく後者を選ぶところだったが)ということもあったのだが、この日が雨なのは早々と予報が出ていること。しかも、風が強く荒れる天候というではないか。

川崎でそんな話をしたところ、「いっそのこと、電車に乗る旅とかがいいのでは」という声が出た。「例えば、箱根へ行くとか」。

なるほど、なかなか行けないところだしな・・・。ということで、箱根といっても芦ノ湖とか箱根関所までは行かないにしても、ともかく箱根登山電車で終点の強羅まで行って、その後はそのとき考えることにする。登山電車は、それに乗ること自体が観光のようなところがあるし。

P3225773翌朝、横浜から東海道線の快速グリーン車の人となっていた。国鉄時代からの211系である。予報では昼からの雨だったが、朝のうちからもうぱらつき、西へ進むに連れはっきりと雨とわかるようになった。

小田原着。ここから箱根登山鉄道に乗車する。3連休の最終日であるが、これから箱根へ出かけようという観光客も多く、小田急との乗り換えホームは賑わっていた。

P3225775箱根登山電車といえば「箱根フリーパス」というのが定番であるが、今回は箱根登山電車とケーブルカーの1日乗車券を利用する。沿線施設の入場料の割引もついて1500円。ちなみに、この日は早雲山から芦ノ湖の桃源台へのロープウェイと遊覧船は強風のため運休とのこと。

P3225777箱根湯本まで小田急の車両で向かい、ここで乗換えとなる。登山電車の先頭席に陣取って、これから箱根に挑む。「箱根八里」のメロディーに見送られて、ゆっくりと発車。

P3225814山深い鉄橋を渡り、トンネルをくぐりながら高度を上げていく。その速度、時速20キロ。よく出して時速30キロ。先頭にいるので、前方の急な勾配の様子がうかがえる。最も急なところで「1000分の80」(1キロ走って80メートル上がるという計算)という勾配だ。

P3225811最初の信号場でスイッチバックに入る。先ほど渡った鉄橋が左下に見える。ここで1回目、続いて大平山の駅で2回目、さらに信号場で3回目のスイッチバックをこなす。箱根湯本を出たときは先頭部だったが、今度は最後尾に座る形になった。駅に交換設備があったり、こうしたスイッチバックを兼ねた信号場があるため、15分ごとの運転が可能となっている。山を降りてくる電車は軒並み通勤電車並みの混雑だが、平行する国道1号線はもっとひどい。両方向のクルマが動かずに停まっている。こういう時くらいかな、鉄道の強みが出るのは。

ちょうど箱根湯本の温泉街が眼下に小さく見える。雨でも楽しめる鉄道旅行ということでやってきたが、やはり天気がいいに越したことはない。天候がよければさらなる景色が広がっていただろうに・・・。

P3225784終点一つ手前の彫刻の森で下車。どこかで途中下車という中で、駅から近い彫刻の森美術館に向かう。こちらの入館料も1日乗車券の提示で200円引きだ。

P3225794彫刻というか、現代アートの数々が森の中に並ぶ。この森を借景とするのも、作品の楽しみ方なのかな。

P3225786もっとも、現代アートの常として、私に鑑賞眼がないために思わず腕組みをしてしまうところがある。他のカップルや家族連れの観光客も「何となく来ました」という風情で館内(園内?)を散策している。

P3225793その中で一つの売りが、「ピカソ館」。別に有名な作品があるというわけでもないが、ピカソが手がけた陶芸作品の数々というのが意外な発見であった。ただ、最初の頃こそ出来上がった壷や皿に絵を描いていたのが、そのうち陶器のほうをキャンパスのようにこしらえてしまい、陶器としての実用はないが作品として完成させたものがある。制作時のピカソを撮影した写真もあり、これはこれで大家の一つの表情が見られて面白いものだ。

P3225795雨が激しくなってきたので退散し、ちょうど駅に停まっていた電車に乗る。ところがこの駅に限って、上り下りとも同じホームに停まるため、終点の強羅に向かうところが気づかずに箱根湯本に戻る便に乗り込んでしまった。次の小涌谷に戻り、再び終点に向かう電車を捕まえる。こうした山の中の行ったり来たりも、まあ楽しいものだ。

P3225799終点強羅着。観光スポットの玄関駅でもあり、多くの客で賑わっていた。ちょうど昼を回っていたので軽く昼食とした後、下りの電車に乗る。今度はあっという間に感じた。

P3225816箱根湯本に到着。せっかくなのだからどこか温泉に入ろう。パンフレット等をあさる中、駅から歩いて2、3分のところに「弥次喜多の湯」を見つける。日帰り温泉と素泊まりの宿を兼ねているようなところ。ここで内風呂や檜の樽風呂、岩風呂などを楽しむ。弥次喜多で風呂といえば小田原の宿で五右衛門風呂の底を抜いた話が有名だが、箱根では湯につかっていたっけ・・・?

箱根でのひと時を過ごし、小田原まで戻ることにする・・・・。

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まだ、やるのか

2009年03月25日 | ブログ

ん?WBCは終わったはずだが・・・・。

さて今日は仕事を早めに切り上げて、帰り時に某カー用品店に立ち寄る。先日来全国的な供給不足なETCが現在どうなっているのかを見に行った。

前回訪れた時はいち早く「完売」となった店で、仮予約すら行っていなかったのだが、さすがに客足が離れると判断したのだろう、車検証を提示して予約を受け付けてもらえた。

ただその条件というのが、

・例の5000円の「助成」は受けられないこと。

・工事日は「入庫次第」ということ。

・機種は入庫したものを使用すること(選べない、ということ)。

以上に同意した客のみが仮予約手続きができるということで、何だかなあ・・・いろんな業界の軍門に下ったような気がしないでもない。

そう思うのなら取り付けなければいいのだが、やはり例の値引きは魅力があるし、その期間が終了したとしても、キャッシュレスで高速道路に乗れる(契約しているカード会社ではリボ払いもできる)という利点は活用したい。

・・・ところで、一時「高速道路を全線無料にする」といっていた政党がありましたね。そう、次期政権を伺おうかという民主党である。

その民主党だが、例の献金事件で秘書が逮捕されたというのに、小沢代表は代表の座から降りずに「続投」するとか。そして、その動きに賛同を示すのが菅・鳩山といった主流派の連中と、何とかいう腰巾着の議員たち。

・・・まだ、やるのか。

私は元々小沢一郎という政治家が好きではないし、小沢が天下を取るというのであれば未来永劫民主党は支持しないのだが、やはりこういう政治家なんですね。それに右へならえの民主党というのも所詮はその程度で、政権を預けるわけにはいかない(ほな、誰に入れたらええんや??といいつつも、私の住んでいる選挙区は「やる前から勝負が決まっている」ところなので・・・)。

それにしても、敵失やら四球やらの多い、およそ先の日韓シリーズと比べてお粗末な試合ぶりの政局である。これならいっそのこと、福田首相の時に「大挑戦!」じゃない「大連立」をやっておくか、その時に小沢代表が辞任しとけばよかったと思うのだが・・・・。

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WBC連覇っ!!

2009年03月24日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

今日はもう、この話題でしょう。

5度目の対戦となった日韓定期交流戦・・・もといWBCの決勝戦。日本は延長の末、5対3で韓国に勝利。

決勝タイムリーを放ったのは、イチロー。やはりこの選手はやるところでしっかりとやる。この一打で、これまでの不振のことをあげつらう人はもういないだろう。今後この大会のことを振り返る映像では必ずイチローの一打が流れるわけで、「やはりこの人が主役だったな」と実感することになる。同じ1973年生まれとして(勝っているのは体重くらいのものですが)誇りに思うばかり。

ただ、日韓シリーズと化すような試合運営方式はもう少し見直す必要がある。サッカーのW杯のように、各地区の代表がバラバラで対戦する方式(例えば、日本・メキシコ・ベネズエラ・オランダで一組とか)のほうが、見る分にも面白いと思うのだが・・・。

さて野球界にとっては最高の3月となった。気がつけば国内のプロ野球も10日ほどで開幕、その前に、今年発足の関西独立リーグも始まる。いいムードできているだけに、これが国内の試合のレベルアップ、さらなる熱戦につなげてほしいものだ。

今年も、あちこちの球場に足を運びたいですね。

P3245829ともあれその前に、今夜はこれで祝杯といたします・・・・。

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また、やるのか(もうええっちゅうねん)

2009年03月23日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

・・・・また、このタイトルを書くことになった。これで3回目、もうええがな。

WBCの準決勝は前日に韓国がベネズエラに大勝、日本もアメリカに粘り勝ち。これで決勝戦は日本対韓国という、アジア勢同士の対戦となった。

・・・・というより、同じ相手と5回も対戦することになるとはね・・・。まさに、日韓シリーズである。

ともあれ、泣いても笑ってもこれが最終決戦。もうお互いの手の内はわかっていることだから、余計なことを考えたり奇をてらった選手起用などせずに、存分に、歴史に残る一戦を演じてほしいものである。

もちろん、日本が勝って終わりですよ・・・・。

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横浜赤レンガと川崎の夜

2009年03月22日 | 旅行記C・関東甲信越

21日、川崎でのジェントルハートコンサート鑑賞後、この世の宿泊地である横浜は馬車道に向かう。今回利用したのは新幹線とホテルがセットになったプラン(ネットで検索)なのだが、「川崎で宿泊」というのはなく、利用するとすれば東京都内か横浜かということになる。今回は神奈川県を目的にするということで、横浜を選択。

P3215747投宿したのは馬車道にあるルートインホテル。ルートインホテルグループは、大浴場と品数豊富な朝食がついているのが多いので、よく利用するホテルである(今回のホテル選択もこれが決め手)。モスク状の建物で知られる神奈川県立歴史博物館の向かいにある建物。なかなか洒落た立地条件だ(この写真がホテルというわけではありませんよ、念のため)。

P3215750まだ日があるので、馬車道からほど近い赤レンガ倉庫へ。20日から「フラワーガーデン2009」というイベントが行われているようで、2棟の倉庫の間の広場は色とりどりの花で飾られていた。

P3215754風が強いのがちょっときつかったが、家族連れ、カップル、外国人観光客と楽しむ中、私もしばしそのムードに酔いしれる。

そろそろ日が落ちてきた。馬車道を歩き、桜木町から京浜東北線で再び川崎に向かう。昼間川崎にいたというのに・・・・。

この日は夜のお誘いを入れていた。私が東京時代に参加させてもらった「お散歩だんらんの会」の会主・旅の侍さんと、誠魂さんの2人と川崎駅で合流。特に誠魂さんは埼玉県からお越しいただき、お疲れ様である。

川崎で飲むのは初めてであるが、駅周辺は(怪しい店も含めて)賑やかなところで、土曜日ということもありどこの店も結構客が入っているようだ。いくつかの店で満席を言われた後、魚料理の「わた家魚米」で落ち着く。大ぶりの魚を使った「おまかせ蒸籠」をはじめとした新鮮な魚料理、おいしい酒、そして何よりも、散歩や野球の話などで花が咲いた(首都圏の桜は、もうすぐのようだが)。

私が関西に移ったことで、首都圏中心に活動しているこのサークルの活動からは一歩引いたような感もあるのだが・・・。実は28日に上野公園・上野動物園での散歩が予定されており、こちらにも参加したかったのだが2週連続で関東行きというのもハードなので、今回は顔出しということでお誘いしたもの。

いや~、19時に店に入って、終わったのが23時。実によい時間でした。長時間お付き合いいただけて非常に感謝、感謝。また散歩には行きたいし、いつの日か関西にもお越しくださいませといったところである。

ホテルに戻ったころにはすでにライトアップも何もなく、静かな馬車道。さてこれを書いている22日、どこまで行くとするかな・・・・(雨天なのが気がかり)。

P3215769

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第5回ジェントルハートコンサート@川崎

2009年03月22日 | 旅行記C・関東甲信越

21日の朝、新幹線で新大阪を出発。関西に異動してから東京方面への新幹線の乗るのは始めてである。ひかり号は新大阪出発時から自由席は混雑しており、私のいる指定席も京都でほぼ満席となった。やはり連休、春休みともなると家族連れなどで旅行する人が多い。

晴れわたる空に富士山を眺めた後(写真は撮ってません)、新横浜着。ここから向かったのは、川崎。

P3215741この日、川崎駅前のミューザ川崎シンフォニーホールで行われた「第5回ジェントルハートコンサート」の鑑賞が、今回の旅行の主な目的である。昨年も訪れたのだが、いじめによる自殺で子どもを亡くした親たちが中心となって活動しているNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」の主催によるもので、「やさしい心でつながりあうことの心地よさを音楽を通して多くの人に感じてほしい」という願いから企画されている。

P3215744_2まあ、私の場合は、元Jungle Smileのボーカリスト・高木いくのさんがこの企画に賛同して、歌い手として姿を見せることから(昨年、初めてナマで鑑賞したときは感激しましたな)、今年も見に行こうというのが強いのだが・・・(そういいつつも新幹線に乗って行くなんて、正直アホやね)。

イベントのほうは、いじめで子どもが自殺に追い込まれた親からのメッセージに始まる。いじめを受ける子どもはもちろんだが、いじめをする子どもたちも実は「追い込まれている」。自殺する子どもの気持ちが弱いとか、いじめられるほうにも責任があるとか、そういうことを論じるのではなく、そういう社会や人間関係を作ってしまった「大人」が何とかしなければならないのだ、と・・・・。ただ、そのために私も「大人」の一人として何をすべきなのか、何ができるのか。その答えを見つける方法はどこにあるのか。見つけるにしても、人生の中で相当の時間がかかるだろう。これだけ社会が複雑になり、いじめも陰湿化しているのだから。その答えが見つからない「大人」も苦しんでいるのではないか。メッセージを聞きつつ、そんなことを考えていた。

ただ音楽というのはすばらしいもので、中村幸代さんのピアノ、大藤桂子さんのチェロの旋律、そして、それに乗せたイクノフ・高木いくののボーカルは、「優しい心」を思い出させるのにはふさわしいものであった。

今回の高木いくのの曲目は、JungleSmileオリジナルでは「抱きしめたい」、「風を起こそう」。そして、亡くなったNPO法人代表の子どもが書いた詩をもとに作られた「窓の外には」(コンサートのテーマ曲でもあるそうです)も唄った。歌声と歌詞がよく合っていたかな。やはり、彼女の歌声には何か引き込まれるものがある。

後半の小学生のマーチングバンドの演奏も含め、音楽としてなかなかに充実したひと時であった。

来年もこのコンサートは行われる。川崎行き、果たして「年中行事」になるかな・・・?

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久しぶりにゴルフプレー@笠置

2009年03月20日 | ブログ

春分の日は京都は笠置にある「かさぎゴルフクラブ」へ。会社の同じ課の人たちとのプレーで、私が異動してきた当初からこの日のプレーが決まっていたものである。

ゴルフか・・・コースに出るのはほぼ2年ぶりである。現在の職場は業界柄ゴルフが盛んで、やるのがほぼ「必修科目」になっているだけにね。

早朝に出発し、奈良市街を越えて「柳生の里」を通る。目指す笠置山はその昔、後醍醐天皇が難を逃れたという秘境である。その山の中に広がるコースである。予約してくれた人によると、「結構難しいコース」とか。それほど打ち上げ・打ち下ろしが強いわけではないのだが、要所要所に池・バンカーが戦略的に張り巡らされており、プレーヤーを悩ませるという。

それはそうと、夜明けにかけて雨脚が強まり、特にゴルフ場近くは滝のような雨。果たしてどこまでプレーができるのやら。スコアが悪いのを天候のせいにしようかという声もあがる。

ところがプレー開始時には雨脚も弱まり、そのうちにやんだ。やれやれ。

・・・で、プレーのほうはというと・・・

よく走りましたね。ボールではなく、私が。

ティーショットは力で持って行ったものも中にはあるが、多くは左右にぶれたり、力が入りすぎてチョロっとしかでなかったり。まあ、典型的なヘボですな。目指すのが「グリーンの上」ではなく「レフトスタンド」が脳裏によぎったりするものだから・・・。

日ごろの運動不足は実感させられたが、広いところで体を動かすという意味では楽しませてもらうことができた。

で、スコアのほうは・・・・これはお話になりません。ビギナーレベルとはいえ、各ホールせめてもう1打ずつは縮めないとね。

コースに出るのはそうしょっちゅうとは行かないけど、練習なら数をこなすこともできる。一時中断していたことだが、少しずつまた始めてみようかな。

・・・明日も早朝から出なければならないので、今夜は早仕舞いです・・・・。

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また、やるのか(2回目)

2009年03月19日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

WBCの日韓シリーズ第3戦に敗れた日本チームはキューバとの第2戦(敗者復活戦)に挑み、これに快勝。岩隈が好投し、イチローも復活ののろしとなるヒットを飛ばした。

これで、また順位決定戦で「日韓シリーズ第4戦」ということになった。

・・・また、やるのか。

でもまあ、今となってはこの第4戦がなければ先に進めないのだから、こんどは歓迎ですね。

いうなれば、「また、やれるのか」。

次の先発は順番からいって松坂になるのかな。この大会、先発投手陣はいずれもいい流れで来ているので、ここでグッとムードを盛り上げて、全力でぶつかってほしい。

P3195740 ・・・今夜は勝利を祝して、アサヒスーパードライの日本代表缶も少し大きくしました!

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WBC、韓国にまた敗戦

2009年03月18日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

2009031800000005ykfspoview000_217日の日本ハム対オリックスのオープン戦はすさまじかった。1番ラロッカ、3番カブレラ、4番ローズ、5番フェルナンデスと、外国籍4人がスタメンに顔を揃え、この4人が1イニングで4本のホームランを放つという、前代未聞の出来事。本来外国籍の野手は3人までだが、ローズが特別に「日本人」扱いのため、こういうラインナップができたということ。(=写真、夕刊フジ)

まあ、右中間は藤井寺球場並みの長さの東京ドームでのホームランということもあるし、相手も高卒2年目の豊島投手だったことは割り引く必要があるだろうが・・・(阪神のバックスクリーン3連発ならぬオリックス多国籍打線の餌食となった豊島投手はすぐに二軍行きを通告されたというが、今後この経験が彼にとってトラウマになりやせぬかと気になる)。

まあこれもオープン戦で、若い無名の投手相手ではなく、公式戦でダルビッシュ相手にやってのけることができれば「大あっぱれ」なんだけど・・・・。

さて本日のWBC、3度目となる韓国戦の先発はそのダルビッシュ。ところが序盤の制球が定まらないところを韓国打線に捕えられ3点を失い、日本も打線が続かず4対1で完敗。またもマウンド上に大極旗を掲げられるということになってしまった。

イチローは打てないし、城島は退場になるしと、日本にとっては非常に後味の悪さだけが残る。これで次のキューバ戦に敗れれば本当の終わりとなる。投手陣は頑張っているのだが、やはり攻撃の「つながり」が出てこないな・・・。

こうなったら4度目の日韓戦になってもいいから、とにかく全員一丸で(まだ登場していない控え選手も含めて)、総動員で頑張ってほしいものである。

P3185739ということで、今夜はアサヒスーパードライの日本代表デザイン缶を飲んで、選手たちにエールを送ります・・・・。

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「バンキシャ」から見えるもの

2009年03月17日 | ブログ

日本テレビ「真相報道バンキシャ」で虚偽の報道がなされたとして、日本テレビの社長が辞任に追い込まれるなど、マスコミ界では大きな騒ぎとなっている。

私はこの番組を見ていないのでどういう報道があったのかわからず、真相報道でも虚偽報道でもどっちでもいいやという感じなのだが、「報道」をタイトルに出す以上は、ウソはいかんなと思う。

それにしても、思い出したようにどこかの局で「誤報」やら「ヤラセ」「偽装制作」が問題になる。部外者から見れば、ライバル局の人間が内輪でお互いに足を引っ張り合っているのかと思う。

「テレビや新聞で伝えられることが全て正しいとは限らない」とはよく言われるものの、ニュースや報道というのは今や「何があったかだけを伝える」ものではなく、全ての出来事についてキャスターもコメンテーターも一言口を挟んで(庶民の味方といいつつも億単位のギャラを稼ぐ人もいますが)成り立つ番組である。今や純粋なニュースといえば、街角や新幹線車内のテロップで流れるヘッドラインニュースくらいのものではないだろうか。

確かにある問題について深く取材する、掘り下げて検証する番組も多く、大部分の制作者はその姿勢で番組をつくっているのだろうが、その一方で(いい意味でも悪い意味でも)マスコミは影響力が強いこと、どこか特権的な意識を持っていることを忘れてしまうのだろうか。報道を通して視聴者がいろいろ自分で意見を考えればいいのだが、視聴者に「そうだ」と思わせたり、世論をリードするのが番組づくりの目的になってやしないか。

あとは視聴率や発行部数のためなら何をやってもいいと思っているとかね。

個人が勝手に書いているブログとは違うのだから、プロとして今後どのような報道を続けるのか、徹底的に原因を洗い出し、再発防止に努めてほしい(という掛け声は非常に空しく感じますが)。

どうせ番組を打ち切るのなら、最終回は「真相報道!バンキシャ ~これが報道・スクープ合戦の裏側だ」とでも題して、いろんな取材の手口(中にはカネをつかませる、色仕掛けで迫るなどというのもあるでしょう)を明かして、「報道の真相」を報道してほしいものですな・・・。

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また、やるのか

2009年03月16日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

今朝途中までテレビ観戦したWBC日本対キューバ戦。松坂の素晴らしい投球が日本に勢いをもたらし、キューバに快勝。

正直、個人的には今回はキューバに負けて終わりかなという気がしていたのだが、それを見事にくつがえす活躍にはうなるばかりである。

で、準決勝進出をかけての次の対戦相手が韓国。

・・・また、やるのか。

日本ラウンドでは1勝1敗。しかし順位決定戦で敗れたことで「負けた」という感じがチームに残っているはずで、その意味では俄然燃えるでしょう。

とはいうものの、前回もそうだったのが一つの大会で同じチームと3回対戦するというのはいかがなものかな。「ワールドベースボール」といいつつも、ほとんどが「日韓戦」ではないか。これが、日韓戦の敗者は敗者復活戦に回り、そこで勝てば4度目の日韓戦というわけで・・・・。ワールドなのだから、もっと世界のいろんなチームとの対戦を見てみたいものである。

こうなれば、「メキシコ」に頑張ってほしいものですな。元オリックス・バファローズの主砲、カリーム・ガルシアも主軸を張っているようだし。

あ、バファローズで思い出したが、唯一選出されている小松投手はいつマウンドに「キター!!」なのかな?これまで登板機会がないし、現在の起用からいけば1試合も登板せずに大会を終えることになるかも。そうなれば登板不足から「開幕投手も再考」(大石監督)らしいから、これはどうなのかな・・・・?

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