響いた(てる)言葉(3)
2021.11.11 朝日10日朝刊 多事奏諭欄で原解説委員が
「バラマキ合戦 愛されること望む政治の果て」と題して
「先日福島の中学生に『日本の未来に希望はあると思うか?』と聞いてみた。全員が
『無い』と答えた。大学の授業でも同じ質問をぶつけてみるが、9割以上が『無い』
と答える。今の政治が未来の財政や社会保障に確かな責任を持って行われているとは
思えないことを理由に挙げる学生が多い。
日本財団が2年前に9か国で行った18歳調査でも、国の将来が良くなると答えた日本
の若者はわずか9.6%。米国30%、ドイツ21%に比べても際立って低い。
愛されることを望み、愛される政策ばかり示し続ける日本の政治。若者が希望を抱か
ない国は、その帰結なのではないか。」 (若干編集あり)
2021.10.15 朝日朝刊 インタビュー欄 社会学者 宮台真司 東京都立大学教授が
「劣化した日本社会 ・ 既得権益守る政府
・ 忖度し続ける官僚
・ お上にすがる市民
誰が自分と同じ世界に生きてる政治家か、見極める能力を涵養する必要がある。」
2021.10.15 朝日朝刊 寄稿欄
今年芥川賞を受賞した台湾の女性作家 李琴峰(リ・コトミ)さんが
「これだけ不祥事、暴言と失政が重なったら、台湾でなら政権交代してもおかしくない。
にもかかわらず、自民党は安住しており、今度の選挙でも政権交代する見込みは薄い。
何故日本の有権者はそこまで我慢するのだろう。何故政治家にもっと不満をぶつけな
いのだろう。台湾では「違う人にやらせてみよう」という言葉がある。民主主義国家
における政権交代は当たり前のことであるべきだ。政治家は国民の税金で雇われた公
僕なのだから、失敗したらクビにする権利を国民は持っている。
政治を変えるために有権者にできることはそれしかないのだから。」
2021.09.30 NHK ドキュメンタリー番組「私の欠片(かけら)と、東京の断片」の中で
岸 政彦 「断片的なものの社会学」から一部を紹介して
「この社会にどうしても必要なのは他者と出会うことの喜びを分かち合うことである。
こう書くといかにもきれいごとでどうしようもなく青臭いと思われるかもしれない。
しかし私達の社会はすでにそうした冷笑的な態度が何も意味を持たないような
そうしてるうちに手遅れになってしまうような そんなところにまできている。
異なる存在とともに生きることのそのままの価値を素朴に肯定することが
どうしても必要な状況なのである。
しかしまた同時に私達は「他者であること」に対してそこを土足で荒らすことなく
一歩手前でふみとどまり立ちすくむ感受性もどうしても必要なのだ。」
2021.09.04 8/24 朝日新聞 「迫られる『自宅療養』」と題した耕論欄から。この欄 政府
が進める「自宅療養」について、どう捉えるかをいろんな分野の人が語ってる。
その中で東工大の中島先生(以前から好きな方 政治思想史)がこう書いてる。
「自宅療養の本来の意味は医療を受け、状態が回復期に入った患者が退院し、自宅で静養
することだ。今のそれは『入院拒否』『入院謝絶』だ。
安倍、菅内閣は一貫して言葉を破壊してきました。
桜を見る会 安倍さんは募ってはいるが、募集したとの認識はない と釈明した。
菅さんに至っては 重要な部分の読み飛ばしをするなど、書いてある文言すら意味ある
言葉として読んでない。」 (主旨に沿い、編集した)
2021.11.11 朝日10日朝刊 多事奏諭欄で原解説委員が
「バラマキ合戦 愛されること望む政治の果て」と題して
「先日福島の中学生に『日本の未来に希望はあると思うか?』と聞いてみた。全員が
『無い』と答えた。大学の授業でも同じ質問をぶつけてみるが、9割以上が『無い』
と答える。今の政治が未来の財政や社会保障に確かな責任を持って行われているとは
思えないことを理由に挙げる学生が多い。
日本財団が2年前に9か国で行った18歳調査でも、国の将来が良くなると答えた日本
の若者はわずか9.6%。米国30%、ドイツ21%に比べても際立って低い。
愛されることを望み、愛される政策ばかり示し続ける日本の政治。若者が希望を抱か
ない国は、その帰結なのではないか。」 (若干編集あり)
2021.10.15 朝日朝刊 インタビュー欄 社会学者 宮台真司 東京都立大学教授が
「劣化した日本社会 ・ 既得権益守る政府
・ 忖度し続ける官僚
・ お上にすがる市民
誰が自分と同じ世界に生きてる政治家か、見極める能力を涵養する必要がある。」
2021.10.15 朝日朝刊 寄稿欄
今年芥川賞を受賞した台湾の女性作家 李琴峰(リ・コトミ)さんが
「これだけ不祥事、暴言と失政が重なったら、台湾でなら政権交代してもおかしくない。
にもかかわらず、自民党は安住しており、今度の選挙でも政権交代する見込みは薄い。
何故日本の有権者はそこまで我慢するのだろう。何故政治家にもっと不満をぶつけな
いのだろう。台湾では「違う人にやらせてみよう」という言葉がある。民主主義国家
における政権交代は当たり前のことであるべきだ。政治家は国民の税金で雇われた公
僕なのだから、失敗したらクビにする権利を国民は持っている。
政治を変えるために有権者にできることはそれしかないのだから。」
2021.09.30 NHK ドキュメンタリー番組「私の欠片(かけら)と、東京の断片」の中で
岸 政彦 「断片的なものの社会学」から一部を紹介して
「この社会にどうしても必要なのは他者と出会うことの喜びを分かち合うことである。
こう書くといかにもきれいごとでどうしようもなく青臭いと思われるかもしれない。
しかし私達の社会はすでにそうした冷笑的な態度が何も意味を持たないような
そうしてるうちに手遅れになってしまうような そんなところにまできている。
異なる存在とともに生きることのそのままの価値を素朴に肯定することが
どうしても必要な状況なのである。
しかしまた同時に私達は「他者であること」に対してそこを土足で荒らすことなく
一歩手前でふみとどまり立ちすくむ感受性もどうしても必要なのだ。」
2021.09.04 8/24 朝日新聞 「迫られる『自宅療養』」と題した耕論欄から。この欄 政府
が進める「自宅療養」について、どう捉えるかをいろんな分野の人が語ってる。
その中で東工大の中島先生(以前から好きな方 政治思想史)がこう書いてる。
「自宅療養の本来の意味は医療を受け、状態が回復期に入った患者が退院し、自宅で静養
することだ。今のそれは『入院拒否』『入院謝絶』だ。
安倍、菅内閣は一貫して言葉を破壊してきました。
桜を見る会 安倍さんは募ってはいるが、募集したとの認識はない と釈明した。
菅さんに至っては 重要な部分の読み飛ばしをするなど、書いてある文言すら意味ある
言葉として読んでない。」 (主旨に沿い、編集した)
じゃー、どうする?
考えがまとまらない!
100歳までの計画より、今どう行動するかが大切だな!
じゃー、どうしょう?
ほんとに価値観が違う世界。それだけで国民から乖離ってことだと思いますが、あの党は負けないんだから、こっちが小さくなってないといけないのでしょう。残った2人のAが選挙区で落選する日はいつでしょうね。