裁判官の心内を聞いてみたい

2023年09月15日 09時32分33秒 | 赤木損賠訴訟
昨日大阪地裁で赤木さんの奥さんが起こした「行政文書の存否を明かさず、不開示は妥当」とした先の判決に対する「取り消し訴訟」の判決があった。 当然なのか、寂しい限りだが、地裁の徳地淳裁判長はこの請求を棄却する判決を云い渡した。
その理由として
  ・存否を明確にすることで今後の捜査に支障をきたさないとは言えない。
  ・将来も起こるであろう類似の事件で罪障隠滅が容易になる可能性がある。
の2点をあげたようだ。
僕は法律には全く疎いが、この理由には納得がいかない。まず行政文章は公文書であり、そもそも「無い」というのがおかしいんじゃないですか。だれがいつどう決定し、どうだれに指示したか これが「国の歴史」でしょう、「行政の基礎」でしょう。国民の財産である以上、「有り無しを云々する」前に「有る筈です。公にしなない。」なんじゃないですかね。
第2点、「将来画策する人が出てきて、何を隠せばいいかが明確になるから」 この理由僕は全く理解できないです。まさにそういう「行政的画策」をさせないような制度を作る、運用する そこが立法、司法の役割じゃないですか。
徳地裁判長がお持ちになってるだろう知見、良心 それらに照らして、彼は一点の曇りもないのだろうか。聞けるものなら「本心」を聞きたいと思う。

最近司法が行政寄りの判断を下すケースが多いと見てる。基本僕は「アンチ現行政」だから、「また忖度しやがって」と見るとこ多いですがね。 半分弱めたとしても、ちょっとあっち寄りじゃないでしょうか。 国民がもっと注視し、文句言い(間違ってるかもしれないけど)、司法に対して「国民が見てるぞ」を意識させるようにしないと、この国うは流れていきますね。
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